目次
エステサロン・リラクゼーションサロンだからこそ必要なSEO対策とは
今やエステサロン・リラクゼーションサロンにおいてホームページは、集客にとってとても有効な方法のひとつです。 SEO対策とは? SEO(Search Engine Optimization)対策とは、簡単に言えば、GoogleやYahoo!といった皆さんが知る検索エンジンで、自社のウェブサイトが上位に表示され ... 続きを見る
インターネットが主流となった現在では、お店を探そうと思ったら誰しもがまずはインターネットで検索します。
クチコミが良い、画像が興味を引く、といったことはもちろん重要ですが、なにより検索して上位に表示されていなければそれらも十分な効果を発揮することはありません。
そうならないよう、もはや集客するなら必須ともいえるSEO対策について詳しく解説していきます。
【SEO対策について詳しく▼】
参考SEO対策
SEO対策にはキーワード選びが最重要
SEO対策で重要な対策のひとつが検索キーワードの選定です。
キーワードの選定では、お客様がどのようなキーワードで自分のお店を検索して来店まで辿り着くのかを考え、なるべく自分のエステサロン・リラクゼーションサロンが結果の上位に上がってくるようにしなくてはいけません。
例えば、「エステサロン 人気」「リラクゼーションサロン おすすめ」といった誰でも思いつくようなキーワードでは範囲が広すぎますし、逆に「エステサロン 宇都宮 40代女性向け 安い」などのニッチすぎるキーワードですと、検索をする人がいない(極めて少ない)ことによってなかなか効果を実感できないこともあります。
ここでは、検索キーワードを使って集客効果を高める方法について、おすすめの方法を紹介していきます。
自店の強みを活かしたキーワード
「どのような検索キーワードが良いの?」とキーワードありきで考えるのではなく、まずはしっかりと自分のお店の強みや施術の特徴、支持されているお客様の特徴といった、自店にとって特筆すべきことを漏れなく洗い出すことが大切です。
次に重要なのは、自分のサロンがターゲットとするお客様(来てほしいお客様)をイメージしておくこと。
もちろん自分のサロンを出店している地域の人たちがターゲットになることは当然ですが、その上でどのような悩みを持った人が来店してくれるのか、またはどのような接客を求めて予約してくれるのか、といったイメージを固めることが大切です。
オーナー自身がそのイメージをしっかり把握することで検索キーワード選定の方向性が決まってきます。
地域と自分のサロンの強み、施術内容といった検索キーワードの組み合わせで、自分のサロンのホームページに辿り着いてくれることが理想です。
見出し(タイトル)には狙ったキーワードを含める
検索キーワードを選んだら、次はそれらのキーワードをうまく自分のサロンのホームページに含めていきます。
選定した検索キーワードはどれも重要かも知れませんが、特に自分のサロンの強みや特徴を表したものや、狙いとするキーワードがあると思いますので、それらをうまく組み込んでいきましょう。
とはいえ、キーワードを意識するあまりに不自然な日本語になってしまったり、伝えたいことが伝えられなくなってしまったりしては意味がありません。
あくまでも自然に文章の中にキーワードを含めることで、検索上位に表示される結果に繋がります。
地名キーワードを含める
エステサロンや整体・マッサージといった技術を提供している店舗を探す場合、お客様は地域名と施術・サービス内容を合わせて調べる傾向があります。
ある調査では、自宅から片道30分以上の距離になってしまうと、極端に来店率やリピート率が落ちてしまうことも分かっています。
そのため、SEO対策として検索キーワードを設置する場合、自分のエステサロンがある地域やターゲットとしている地域を検索キーワードに含めることで、ホームページを見てもらえる機会が増えるのです。
ここでいう地域名は、地方名や都道府県といった大きな範囲ではなく、市町村名などある程度お客様が絞り込めて、かつある程度検索されることが多い地名で揃えましょう。
(多くの場合、市区町村名や最寄りの駅名で良いと思います。)
そうすることで検索上位に表示される機会が増え、来店見込みの高いお客様がホームページを見てくれる機会が高まります。
効率よく集客するホームページの構成(コンテンツ)とは
お店によっても異なりますが、だいたいのお店でホームページに含まれている基本的な構成は以下のような内容です。
- トップページ
- 店舗の詳しい紹介のページ
- メニュー、コース(料金)ページ
- スタッフの紹介ページ
- よくあるご質問ページ
- お客様の声ページ
- オンライン予約やお問い合わせのページ
効率的なホームページでは、トップページはできるだけお店の印象が伝わるような画像・動画を中心に設置して、ビジュアル的な印象を与えるようにします。
逆にトップページから文章を長々と書いて詳しすぎるほどにお店の紹介をするようなホームページも散見されますが、これは途中で飽きてしまうユーザーも多く、トップページの次に見て欲しいと考えているメニューやスタッフの紹介ページを見られることがないままにページを閉じて離脱してしまいます。
一昔前はトップページにキーワードを網羅した充実したコンテンツを用意したり、検索回数の多いキーワード(ビックワード)を多く盛り込んだりといったSEO対策が主流でしたが、最近では検索アルゴリズムが進化したこともあり、そのようなホームページ(トップページだけが充実したホームページ)で上位表示を狙っていくことは難しくなりました。
そのため、現在は基本的にトップページは画像などビジュアル重視のコンテンツ、理想を言えばあなたのお店の魅力が一目で分かるような画像を多めとし、文章による紹介は簡単なものに抑え、逆にその他の各ページは文章を中心で構成し、合間に適切に画像を配置していくと良いでしょう。
それによってお客様はお店への好奇心や関心度を高め、お店への問い合わせ・予約へとさらに一歩近付くことでしょう。
画像に代替テキスト(alt属性)を設定する
いくら魅力的なお店であっても、文章だけのホームページではその魅力も半減してしまいます。
そこで適度に使用する画像については、その画像に代替テキスト(alt属性)と呼ばれる設定をすることが重要です。
alt属性とは、ウェブページ上の画像についてのテキスト説明を提供するものです。
ウェブページの画像が正しく検索され、それを見た誰もが理解しやすく、検索エンジンにも適切に表示されるように名前を付けるようなイメージです。
Googleのような検索エンジンに組み込まれたロボットは、画像を読むことができないため、せっかくキレイに撮影した写真であっても意味不明なページと認識されかねません。
これを避けるために画像に代替テキスト(alt属性)を設定することで、ページを読み込んだロボットにしっかりと画像のイメージを伝えることができ、適切なページであると認識させることができるのです。
altタグを設定することがなぜSEO対策になるのか
先に説明した代替テキストであるalt属性はaltタグとも呼ばれ、SEO対策にとって大変重要です。
先述したように、検索エンジンでは画像を読めないため、altタグによってこれは何の画像であるかを判断します。
その画像の前後にあるテキスト(文章)と関連性のあるaltタグを入れることにより、ページ内の説明に一貫性が生まれます。
これにより正しくページ内容が判断されるだけでなく、SEO効果も高まります。
共起語(関連キーワード)を意識してコンテンツ内に含ませる
SEO対策のひとつとして、共起語をコンテンツの中に含ませることも大切です。
共起語とは、対象となるキーワードと関連のある単語のことをいいます。
何やら難しいもののように感じられますが、簡単に言うと、すでに検索上位のサイトでよく使われている単語と認識してください。
この共起語を自然な形でテキストに含ませることで上位表示に近付けることが可能です。
共起語を含めて本文を書くことで、情報の網羅性が高まり、Googleにおけるサイトの評価のアップに繋がります。
しかしながら、これも最初のキーワード選定の時と同様で、むやみやたらに共起語を本文に含めてしまうと、日本語として変な文章になってしまったり、意味の通らない文章になってしまったりと読者が読みにくいページになってしまいます。
これではせっかくのSEO効果もむしろ逆効果になってしまいますので、あくまで自然に含ませることがコツといえるでしょう。
共起語を調べる方法
SEO対策でも有効である共起語を調べる際には、ひとつひとつ他のサイトを隅々まで確認していっても良いのですが、それでは大変な負担がかかります。
そこでいわゆるツールと呼ばれる便利なものが有料・無料問わず数多く用意されています。
中でもラッコキーワードは無料でも使うことができ、その使いやすさ・万能性から多くの方に高い評価を得ているサイトです。
ホームページを作って終わりはNG!
作り上げたホームページが検索の上位に表示されるようになったとしても、安心してはいけません。
というのも、検索順位とは1日1日、常に変動していくものだからです。
検索上位をキープするためには、質の高い内容であることはもちろん、それに加えて鮮度のある情報であること(定期的に情報を更新すること)や、ホームページのデザイン・構成を定期的に分析して内容を改善していくことが大切です。
検索エンジンはわたしたちが寝ている間も絶えず新しい情報を収集しているため、作りっぱなしのページでは検索順位が落ちていきます。
例えば、お客様の声などのページは適宜更新していくと良いでしょう。
また、ページ内の写真や文章についても定期的に読み返し、内容が不自然ではないか、もっと改善できないか、といった形で修正をしていくことが重要です。
効果的な集客には今やホームページのSEO対策は必須
エステサロン・リラクゼーションサロンが競合の他社(他店舗)に勝つためには、地道なSEO対策を継続していくことが必要です。
特に現在では、InstagramやTwitterなどのSNSでのアピールはもはや”当たり前”になってきています。
SEO対策を十分に行いホームページの検索順位をあげ、web予約システムと連携をすることで他店舗との差別化を図ることができます。
また、自分のお店にマッチしたお客様だけが多く来店するようになるので、店舗と顧客のミスマッチが減ることで、リピート率も向上し、クレームなどの割合も自然と減っていくことでしょう。