【2026】山口県のおすすめ初詣7選｜定番から穴場まで

山口県で新年を迎える！2026年おすすめ初詣スポット7選

2026年の初詣は、歴史と自然に恵まれた山口県の神社で新年のスタートを切りませんか。本記事では、日本最初の天満宮として知られる防府天満宮から、CNNが選んだ絶景スポット元乃隅神社まで、定番から穴場まで幅広くご紹介します。各神社の由緒やご利益、アクセス情報はもちろん、混雑を避けるポイントや周辺の見どころまで詳しく解説。あなたにぴったりの初詣スポットがきっと見つかります。

【定番】防府天満宮｜日本最初の天満宮で学業成就を祈願

防府天満宮は、日本三大天神の一つに数えられ、日本で最初に創建された天満宮として1100年を超える歴史を誇ります。学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りしており、受験合格や学業成就を祈願する参拝者で賑わいます。

境内には春には梅、秋には紅葉が美しく、四季折々の表情を見せてくれます。初詣期間中は約10万人が訪れる山口県屈指の人気スポットで、新年を祝う華やかな雰囲気に包まれます。

防府天満宮では、竿を使って目出鯛（めでたい）を釣りあげる鯛みくじが人気です。
日本のおみくじの約60～70％が山口県で生産されており、防府天満宮は特に種類が豊富。
2026年は、新年の運試しに挑戦してみてはいかがでしょうか。

防府天満宮の初詣情報

【定番】赤間神宮｜竜宮城のような朱色の水天門が美しい

壇之浦を見守るようにそびえたつ赤間神宮は、平清盛の孫である安徳天皇を祀る神宮です。シンボルである鮮やかな朱色の水天門は竜宮城をイメージして建立され、関門海峡を背景にした美しい景観は訪れる人々を魅了します。

安産、家内安全、無病息災、開運招福、海上安全、商売繁盛など幅広いご利益があり、地元の方々はもちろん、観光客にも人気の初詣スポットです。初詣期間中は多数の屋台が出店し、お祭りのような賑やかな雰囲気を楽しめます。

赤間神宮から徒歩圏内には唐戸市場があり、新鮮な海の幸を楽しめます。初詣と合わせて下関の海鮮グルメを満喫するのもおすすめです。

赤間神宮の初詣情報

【定番】遠石八幡宮｜周南市のシンボル的存在

遠石八幡宮は、推古天皇30年（622年）に御神霊を奉安したのが起源とされ、和同元年（708年）に社殿を造営したという1400年以上の歴史を誇る古社です。周南市の中心部に位置し、地域の人々から「遠石さん」の愛称で親しまれています。

初詣期間中は「開運干支福みくじ」が頒布され、豪華景品が当たることもあり、大変人気があります。境内は明るく開放的な雰囲気で、家族連れでも訪れやすいスポットです。

周南市文化財に指定されている鐘は、源平合戦の際に流れ矢が当たったとされる鎌倉時代のもので、歴史的な価値も高い神社です。本殿は国の登録有形文化財に指定されています。

遠石八幡宮の初詣情報

【絶景】元乃隅神社｜CNNが選んだ日本の最も美しい場所

元乃隅神社は、123基の朱色の鳥居が断崖絶壁に100m以上にわたって並ぶ圧巻の景観で知られています。CNNが2015年に発表した「日本の最も美しい場所31選」に選ばれ、国内外から多くの観光客が訪れる山口県屈指の絶景スポットです。

高さ約6mの大鳥居の上部に設置された賽銭箱は「日本一お賽銭が入りにくい賽銭箱」として有名で、見事に賽銭を投げ入れることができれば願いが叶うと言われています。

神社の近くには国の天然記念物「龍宮の潮吹」があり、冬の季節風で海が荒れる日には高く潮を吹き上げる姿を見られることがあります。また、冬の白波が立つ海と赤い鳥居のコントラストも撮影におすすめです。

元乃隅神社の初詣情報

【パワースポット】岩國白蛇神社｜金運上昇を願うなら

岩國白蛇神社は、国の天然記念物「岩国のシロヘビ」にちなんで創建された神社で、金運、商売繁盛、健康長寿のご利益で知られるパワースポットです。世界遺産の厳島神社の御祭神を勧請し、平成24年（2012年）12月16日に創建されました。

境内にはシロヘビをモチーフにした装飾が随所に見られ、手水舎にはシロヘビの像が配されています。白蛇は古来より弁財天と習合され、300年以上にわたって地域の人々に大切にされてきました。

混雑が少なく、ゆっくりと参拝できる穴場スポットです。
初詣後は日本三名橋の一つ、錦帯橋を訪れて岩国観光を楽しむのもおすすめです。

岩國白蛇神社の初詣情報

【歴史】山口大神宮｜西のお伊勢さまで五穀豊穣を祈願

山口大神宮は、永正17年（1520年）に大内義興が伊勢神宮の御分霊を勧請して創建した古社で、「西のお伊勢さま」として親しまれています。伊勢神宮と同様に、内宮に天照皇大神、外宮に豊受大神を祀り、社殿は神明造りの様式を採用しています。

昔は遠くて伊勢まで行けなかった西日本の人々がお参りする神社として栄え、令和2年（2020年）には御鎮座五百年を迎えました。静かで緑の木々に囲まれた境内は、落ち着いた雰囲気の中で新年を迎えたい方におすすめです。

付近には五十鈴川、伊勢橋、伊勢門前などの地名が残り、伊勢神宮とのつながりを感じさせます。平成12年（2000年）に遷宮された社殿は白木が清々しく、厳かな雰囲気が漂います。

山口大神宮の初詣情報

【穴場】花岡八幡宮｜下松市の由緒ある八幡宮

花岡八幡宮は、和銅2年（709年）に創建された1300年以上の歴史を持つ古社です。豊前国宇佐八幡宮の分霊を勧請した際、一夜のうちに山が花で覆われたという伝説から「花岡八幡宮」と号されました。

大内義隆や豊臣秀吉など多くの武将の崇敬を集め、境内には国指定重要文化財の「閼伽井坊多宝塔」や日本一の長さを誇る大太刀「破邪の御太刀」など、貴重な文化財が数多く残されています。

石段沿いには桜が植えられており、春には花見スポットとしても人気です。
定番スポットに比べて混雑が少なく、落ち着いて参拝できる穴場の初詣スポットとしておすすめです。

花岡八幡宮の初詣情報

山口県の初詣を楽しむためのポイント

混雑を避けるための時間帯

山口県の人気初詣スポットは、元日の0時～3時頃と11時～15時頃が最も混雑します。混雑を避けたい場合は、以下の時間帯がおすすめです。

• 元日の早朝（5時～8時頃）
• 元日の夕方以降（17時以降）
• 1月2日以降の平日
• 三が日を避けて1月4日以降に参拝

服装と持ち物のアドバイス

山口県の冬は比較的温暖ですが、海沿いの神社は風が強く体感温度が下がります。特に元乃隅神社など海岸沿いのスポットを訪れる際は、しっかりとした防寒対策が必要です。

• 防寒着（コート、マフラー、手袋）
• 歩きやすい靴（階段が多い神社もあります）
• 小銭入れ（お賽銭やおみくじ用）
• エコバッグ（お守りやお札を入れる）

交通アクセスと駐車場情報

正月三が日は多くの神社で臨時駐車場が設置されますが、人気スポットは早い時間から満車になることがあります。公共交通機関の利用がスムーズな場合も多いので、事前に各神社のHPで交通情報を確認することをおすすめします。

初詣と合わせて楽しめる山口県の魅力

山口県には初詣スポットの周辺に魅力的な観光地が多くあります。下関エリアでは唐戸市場で新鮮な海の幸を堪能でき、岩国エリアでは錦帯橋の絶景を楽しめます。防府エリアは温泉も近く、初詣と温泉旅行を組み合わせた旅もおすすめです。

まとめ：2026年の初詣は山口県で特別な新年を

山口県には、日本最初の天満宮である防府天満宮や、CNNが選んだ絶景の元乃隅神社、金運アップのパワースポット岩國白蛇神社など、個性豊かな初詣スポットが揃っています。それぞれの神社には独自の歴史やご利益があり、訪れる人々に特別な体験を提供してくれます。

混雑を避けたい方は花岡八幡宮や山口大神宮などの穴場スポットがおすすめです。また、初詣の後は山口県の豊かな自然や美味しいグルメを楽しむこともできます。2026年の新年は、山口県の神社で心新たなスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

各神社の最新情報や混雑状況は、公式ホームページや山口県観光サイト「おいでませ山口へ」で確認できます。事前にしっかりと情報収集をして、充実した初詣を楽しんでください。皆様にとって2026年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。