【2026】練馬区のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

東京都

【2026】練馬区のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

2026年は練馬区の神社で初詣を!地元で叶える新年の願い

新しい年を迎える初詣は、一年の始まりにふさわしい大切な行事です。
東京都練馬区には、歴史ある神社から地域に根差した氏神様まで、さまざまな初詣スポットがあります。

練馬区の初詣スポットの魅力は、なんといってもアクセスの良さ。
西武池袋線や都営大江戸線など主要路線沿いに位置する神社が多く、混雑する三が日でも比較的スムーズに参拝できます。
都心の有名神社のような長蛇の列を避け、落ち着いた雰囲気で新年の祈願をしたい方にぴったりです。

この記事では、2026年の初詣におすすめの練馬区内の神社を5つ厳選してご紹介します。
定番の人気神社から、地元の人に愛される穴場スポットまで、それぞれの特徴やご利益、アクセス方法を詳しく解説していきます。

【2026】東京都のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで
【2026】東京都のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで

2026年の新しい年を迎えるにあたり、東京都内の初詣でおすすめの神社・寺院を厳選してご紹介します。 毎年300万人以上が訪れる定番スポットから、比較的混雑を避けられる穴場まで、ご利益や特徴、混雑回避の ...

続きを見る

練馬区の初詣スポット選びのポイント

練馬区で初詣先を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

まず、駅からのアクセスの良さです。
練馬区内の主要な神社の多くは、西武池袋線や西武新宿線、都営大江戸線などの駅から徒歩圏内にあります。
初詣の期間は特に混雑するため、公共交通機関を利用することをおすすめします。

次に、参拝時間の確認も大切です。
多くの神社では元旦の午前0時から参拝が可能で、三が日は終日開放されています。
ただし、御朱印や授与所の受付時間は神社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

それぞれの神社が持つ特徴やご利益も選ぶ際の重要なポイントとなります。
商売繁盛を願うなら酉の市で有名な神社、学業成就なら学問の神様を祀る神社というように、自分の願いに合った神社を選ぶとより充実した初詣になることでしょう。

1. 練馬白山神社|都内最大級の大ケヤキがそびえるパワースポット

練馬白山神社

樹齢約900年の御神木に宿る生命力

練馬白山神社は、平安時代に創建されたと伝えられる歴史ある神社です。最大の見どころは、境内にそびえ立つ国の天然記念物に指定された大ケヤキ。樹齢約900年、高さ19メートル、幹周り8メートルという圧倒的な存在感を放ち、都内最大級のケヤキとして知られています。

この大ケヤキは、1083年に源義家が後三年の役で奥州へ向かう際、戦勝を祈願して奉納したケヤキの苗が成長したものと伝えられています。落雷や腐朽など数々の困難を乗り越えて今なお力強くそびえ立つその姿は、練馬区内でも屈指のパワースポットとして人気を集めています。

ご利益と特徴

御祭神は伊邪那美命で、良縁祈願、心願成就、子授け、子育てなど、さまざまなご利益があるとされています。初詣では、大ケヤキの生命力にあやかって、新年の願いを込める参拝者が多く訪れます。

境内には三社稲荷神社や成田不動尊も祀られており、複数の神様に参拝できるのも魅力です。普段は静かな住宅街に佇む神社ですが、初詣の期間には地域の人々で賑わいを見せます。

基本情報とアクセス

神社名 練馬白山神社(ねりまはくさんじんじゃ)
住所 東京都練馬区練馬4-1-2
最寄り駅 西武豊島線・都営大江戸線「豊島園駅」より徒歩5分
西武池袋線「練馬駅」より徒歩7分
電話番号 03-3991-2888
御祭神 伊邪那美命
主なご利益 良縁祈願、心願成就、子授け、子育て
特徴 都内最大級の大ケヤキ(国の天然記念物)、パワースポット
公式サイト 練馬白山神社

2. 練馬大鳥神社|酉の市で有名な商売繁盛の神様

練馬大鳥神社

三羽の鶴の伝承が残る霊鳥の社

練馬大鳥神社は、江戸時代初期の正保年間(1645年~1648年)に創建された神社です。創建の由来には興味深い伝承が残されています。当地に三羽の鶴が飛来し、村人が保護していましたが死んでしまったため、その霊を「霊鳥」として崇め、大鳥大社から分霊を勧請して神社としたのが始まりとされています。

御祭神は天之日鷲命と鶴霊神で、特に商売繁盛、開運招福のご利益で知られています。毎年11月に開催される酉の市は、練馬区内でも最大規模の賑わいを見せ、「練馬のお鳥さま」として親しまれています。

練馬駅至近の好立地

練馬大鳥神社の大きな魅力は、そのアクセスの良さです。西武池袋線・都営大江戸線の練馬駅から徒歩わずか2~3分という好立地にあり、初詣に訪れやすい神社として人気があります。

境内には「石薬師堂」と呼ばれる薬師如来の祠があり、眼病治癒のご利益でも知られています。普段は静かな雰囲気ですが、初詣期間や酉の市の際には多くの参拝者で賑わいます。

基本情報とアクセス

神社名 練馬大鳥神社(ねりまおおとりじんじゃ)
住所 東京都練馬区豊玉北5-18-14
最寄り駅 西武池袋線・都営大江戸線「練馬駅」より徒歩2~3分
御祭神 天之日鷲命、鶴霊神
主なご利益 商売繁盛、開運招福、眼病治癒、厄除け
特徴 11月の酉の市で有名、駅から徒歩2~3分の好立地
その他 御朱印は8のつく日と酉の市のみ授与
公式サイト -

3. 石神井氷川神社|石神井郷総鎮守の格式ある古社

石神井氷川神社

室町時代から続く石神井城ゆかりの神社

石神井氷川神社は、室町時代の応永年間(1394年~1428年)に創建された歴史ある神社です。当時この地域に勢力を誇っていた豊島氏が石神井城を築いた際、城内に城の守護神として祀ったのが始まりとされています。

城が落城した後も、石神井郷の総鎮守として地域住民の厚い崇敬を集め、現在も「石神井のお氷川さま」の愛称で親しまれています。御祭神は須佐之男命、稲田姫命、大己貴命の三柱で、厄除け、五穀豊穣、縁結びなどのご利益で知られています。

石神井公園に隣接する緑豊かな境内

石神井氷川神社の境内は約2,000坪以上の広さを誇り、武蔵野の面影を感じさせる緑豊かな空間が広がっています。石神井公園に隣接しているため、初詣と併せて公園の散策も楽しめます。

境内には、元禄年間に豊島氏子孫が奉納した石灯籠など、歴史的価値のある石造物も多く残されています。高い樹木に囲まれた境内は、都会の喧騒を忘れさせてくれる静謐な雰囲気を醸し出しています。

基本情報とアクセス

神社名 石神井氷川神社(しゃくじいひかわじんじゃ)
住所 東京都練馬区石神井台1-18-24
最寄り駅 西武池袋線「石神井公園駅」より徒歩15分
西武新宿線「上石神井駅」より徒歩15分
電話番号 03-3997-6032
社務所受付時間 9:00~16:00
御祭神 須佐之男命、稲田姫命、大己貴命
主なご利益 厄除け、五穀豊穣、縁結び
特徴 石神井郷総鎮守、広大な境内、石神井公園隣接
駐車場 あり(25台)※祈祷利用者優先
公式サイト 石神井氷川神社

4. 江古田浅間神社|国の重要文化財「江古田富士」がある富士信仰の古社

江古田浅間神社

駅前に佇む富士塚の名所

江古田浅間神社は、承平元年(931年)の創建と伝えられる古社で、西武池袋線江古田駅の北口駅前という抜群の立地にあります。御祭神は木花佐久夜姫命で、安産、子育て、容姿端麗、火防などのご利益で知られています。

最大の見どころは、境内にある「江古田富士」と呼ばれる富士塚です。天保10年(1839年)に築造された高さ約8メートル、直径約30メートルの大規模な富士塚で、国の重要有形民俗文化財に指定されています。全国で国指定を受けている富士塚はわずか5基のみという貴重なものです。

富士塚登拝は特別な日のみ

江古田富士は、富士山の溶岩で一部が覆われており、1合目から8合目までの標識が設けられています。通常は登拝できませんが、正月三が日、7月1日の山開き、9月第2週の土日の例大祭時のみ、年に3回だけ富士塚に登ることができます。

初詣の三が日は、富士塚に登れる貴重な機会となっています。山頂には鳥居と奥宮があり、実際の富士山に登ったのと同じご利益があるとされています。

基本情報とアクセス

神社名 江古田浅間神社(えこだせんげんじんじゃ)
住所 東京都練馬区小竹町1-59-2
最寄り駅 西武池袋線・秩父線「江古田駅」北口より徒歩1分
電話番号 03-3957-6662
社務所受付時間 9:00~17:00
御祭神 木花佐久夜姫命
主なご利益 安産、子育て、容姿端麗、火防、縁結び
特徴 国指定重要有形民俗文化財の富士塚、駅前至近
富士塚登拝可能日 正月三が日、7月1日、9月第2週土日
駐車場 5台
公式サイト 江古田浅間神社

5. 氷川台氷川神社|長い歴史を持つ地域の守り神

氷川台氷川神社

室町時代創建の氏神様

氷川台氷川神社は、長禄元年(1457年)に創建されたと伝えられる神社です。室町時代、渋川義鏡が古河公方との戦の途中で下練馬の石神井川を渡る際、泉を発見し、そこに須佐之男命を祀り武運長久を祈願したのが始まりとされています。

当初は現在の桜台6-32に鎮座していましたが、文明9年(1477年)の江古田原の戦いで焼失し、江戸時代の延享年間(1744年~1748年)に現在の氷川台へ移転されました。御祭神は須佐之男命で、厄除け、五穀豊穣、縁結びのご利益があるとされています。

駅から徒歩5分の好アクセス

氷川台氷川神社は、東京メトロ有楽町線・副都心線の氷川台駅から徒歩5分という便利な立地にあります。住宅街の中に静かに佇む神社で、地域の氏神様として親しまれています。

4月と9月の例祭には多くの参拝者で賑わいを見せます。初詣でも地元の人々が多く訪れ、落ち着いた雰囲気の中で新年の参拝ができる穴場スポットとしておすすめです。

基本情報とアクセス

神社名 氷川台氷川神社(ひかわだいひかわじんじゃ)
住所 東京都練馬区氷川台4-47-3
最寄り駅 東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台駅」より徒歩5分
電話番号 03-3933-0391
御祭神 須佐之男命
主なご利益 厄除け、五穀豊穣、縁結び
特徴 室町時代創建、地域の氏神様、駅から徒歩5分
例祭 4月、9月
公式サイト 氷川台氷川神社

練馬区の初詣で知っておきたいマナーとポイント

参拝の基本作法

初詣では、正しい参拝作法を知っておくことで、より心を込めた参拝ができます。神社の鳥居をくぐる際は、中央を避けて端を通り、軽く一礼します。手水舎では、右手で柄杓を持って左手を清め、次に左手で柄杓を持ち替えて右手を清めます。左手に水を受けて口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を洗い流します。

拝殿での参拝は「二礼二拍手一礼」が基本です。まず深く二度お辞儀をし、次に二度手を打ち、最後にもう一度深くお辞儀をします。願い事は心の中で唱えますが、感謝の気持ちを忘れずに伝えることが大切です。

混雑を避けるコツ

初詣の混雑を避けたい場合は、参拝時間帯の選び方がポイントです。元旦の午前0時直後と昼間の時間帯は特に混雑します。早朝や夕方以降、または三が日を避けて1月中に参拝するのもおすすめです。

練馬区内の神社は、都心の有名神社に比べると比較的空いていることが多く、落ち着いて参拝できるのが魅力です。特に地域の氏神様である神社は、穴場スポットとして狙い目です。

防寒対策も忘れずに

初詣の時期は一年で最も寒い季節です。屋外での参拝になるため、しっかりとした防寒対策が必要です。コートや手袋、マフラーなどの防寒具を用意し、カイロを持参するのもおすすめです。

また、神社の境内は砂利道であることが多いため、歩きやすい靴を選ぶことも大切です。特に江古田浅間神社の富士塚に登る場合は、滑りにくい靴を履いていくと良いでしょう。

初詣と合わせて楽しみたい練馬区の魅力

初詣後の散策スポット

練馬区の初詣は、神社参拝だけでなく、周辺エリアの散策も楽しめます。石神井氷川神社を訪れたなら、隣接する石神井公園での散策がおすすめです。三宝寺池や石神井池の美しい景観を眺めながら、新年の清々しい空気を満喫できます。

練馬駅周辺には商店街や飲食店が充実しているため、練馬大鳥神社や練馬白山神社での初詣後に、新年会や食事を楽しむこともできます。地域ならではの個性的なお店を探すのも楽しみの一つです。

初詣限定の授与品をチェック

初詣の時期には、多くの神社で新年限定の御守りや絵馬、破魔矢などの授与品が用意されます。2026年の干支にちなんだデザインのものも多く、記念として手に入れるのもおすすめです。

また、御朱印を集めている方は、新年限定の御朱印が授与される神社もあります。ただし、練馬大鳥神社のように、授与日が限定されている神社もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ|2026年は練馬区で心温まる初詣を

練馬区には、それぞれに特色を持った魅力的な初詣スポットが数多くあります。都内最大級の大ケヤキがそびえる練馬白山神社、駅前で気軽に参拝できる練馬大鳥神社、石神井公園に隣接する広大な境内を持つ石神井氷川神社、国の重要文化財である富士塚を有する江古田浅間神社、地域に根差した氷神様の氷川台氷川神社と、それぞれが異なる魅力を持っています。

大規模な神社での賑やかな初詣も良いですが、地域の神社で静かに新年の願いを込めるのも、また格別な体験となるでしょう。アクセスの良さも練馬区の神社の大きな魅力で、都心の有名神社のような長時間の待ち時間を避けて、ゆっくりと参拝できます。

2026年の初詣は、練馬区の神社で新しい年のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。地域に根差した神社での参拝は、きっと心温まる新年の思い出となるはずです。家族や友人と一緒に、または一人でじっくりと、自分に合ったスタイルで初詣を楽しんでください。良い一年になりますように。

  • この記事を書いた人
ひまじのお参り

ひまじのお参り

ひまじのお参りは、全国の寺社仏閣情報をわかりやすく紹介する情報サイトです。 初詣や縁結び、御朱印、参拝マナーといった神社やお寺の知って得する豆知識も満載。 「ひまじのお参り」で新しいご縁と出会える参拝の旅へ。

-東京都
-