明治神宮

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【2026】東京都のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで

2026年の新しい年を迎えるにあたり、東京都内の初詣でおすすめの神社・寺院を厳選してご紹介します。
毎年300万人以上が訪れる定番スポットから、比較的混雑を避けられる穴場まで、ご利益や特徴、混雑回避のポイントを詳しく解説していきます。

もくじ

初詣とは?基本知識を押さえよう

初詣とは、新年を迎えて初めて神社や寺院に参拝し、一年の平安や願い事の成就を祈願する日本の伝統行事です。
一般的には元日から松の内(1月7日または15日)までに参拝するのが良いとされています。

近年では、12月中に参拝する「幸先詣(さいさきもうで)」や、混雑を避けて1月中に参拝することも広く認められています。
大切なのは、新しい年への感謝と願いを込めて、心を込めて参拝することです。

東京都のおすすめ初詣スポット7選

1. 明治神宮(渋谷区)|日本一の参拝者数を誇る定番スポット

明治神宮
明治神宮は例年300万人以上が訪れる日本屈指の初詣スポットです。大正9年(1920年)に明治天皇と昭憲皇太后を祀るために創建された神社で、都心にありながら約70万平方メートルもの広大な「永遠の杜」に囲まれています。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都渋谷区代々木神園町1-1
主なご利益 国家安泰、家内安全、厄除け、商売繁盛、縁結び、学業成就など
アクセス JR原宿駅・地下鉄明治神宮前駅から徒歩1分、JR代々木駅から徒歩5分
2026年参拝時間
(予定)
12月31日 6:40~0:00(終夜参拝可能)
1月1日 0:00~18:30
1月2日・3日 6:40~18:00
1月4日以降 6:40~16:20頃

混雑回避のポイント

三が日の混雑を避けるなら、早朝(6:00~8:00)または1月4日以降の参拝がおすすめです。大晦日から元日にかけては特に混雑が激しく、参道が一方通行になる交通規制も実施されます。初詣期間中は周辺道路で交通規制があるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

2. 浅草寺(台東区)|東京最古の寺院で賑やかな初詣体験

浅草寺
628年創建と伝わる東京最古の寺院である浅草寺は、三が日で約280万人が訪れる人気初詣スポットです。雷門や仲見世通りなど、観光名所としても有名で、初詣ならではの活気あふれる雰囲気を楽しめます。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都台東区浅草2-3-1
主なご利益 商売繁盛、学業成就、所願成就、厄除け、家内安全など
アクセス 東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩5分
参拝時間 本堂は24時間参拝可能(ただし元旦上祈祷の時間帯のみ本堂内参拝可能)
元旦上祈祷時間:1月1日~7日の特定時間帯(詳細は公式サイトで確認)

混雑回避のポイント

最も混雑するのは大晦日23:00~元日3:00と、三が日の10:00~16:00です。混雑を避けるなら、元日~3日の早朝(6:00~9:00)または夜(20:00以降)の参拝がおすすめです。1月4日以降は比較的落ち着いた参拝が可能です。初詣期間中は交通規制が実施されるため、公共交通機関をご利用ください。

見どころ

仲見世通りには約90店舗が軒を連ね、人形焼きやきびだんごなどの名物グルメを楽しめます。周辺には多数の屋台も出店し、お祭り気分を味わえます。境内には常香炉があり、煙を体の悪い部分にかけると良くなるという言い伝えがあります。

3. 神田明神(千代田区)|商売繁盛と縁結びのパワースポット

神田明神
正式名称を神田神社といい、天平2年(730年)創建の1300年以上の歴史を持つ古社です。江戸の総鎮守として、神田、日本橋、秋葉原など108の氏子町を持ち、例年約30万人以上が初詣に訪れます。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都千代田区外神田2-16-2
主なご利益 商売繁盛、縁結び、厄除け、家内安全、勝運など
アクセス JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」から徒歩5分
JR山手線・京浜東北線「秋葉原駅」から徒歩7分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩5分
参拝時間 12月31日は一度閉門、元日0:00に開門(終夜参拝可能)
通常期間は24時間参拝自由

混雑回避のポイント

神田明神の特徴は、三が日だけでなく仕事始めの日(1月4日または6日頃)にも混雑する点です。これは周辺がオフィス街であり、多くの企業が商売繁盛を祈願に訪れるためです。混雑を避けるなら、早朝または1月中旬以降の参拝がおすすめです。

見どころ

境内には神田明神文化交流館「EDOCCO」があり、カフェやショップを併設。秋葉原に近いこともあり、「IT情報安全守護お守り」などユニークな授与品も人気です。参道には多数の屋台が出店し、名物の甘酒も楽しめます。

4. 大國魂神社(府中市)|武蔵国総社の古社

大國魂神社
東京都府中市に鎮座する約1900年の歴史を持つ武蔵国の総社です。平安時代から武蔵国の中心として栄え、多くの武士や庶民からの信仰を集めてきました。初詣には多くの参拝者が訪れ、元日午前0時からは「初太鼓打初式」が行われます。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都府中市宮町3-1
主なご利益 厄除け、縁結び、家内安全、商売繁盛、交通安全など
アクセス 京王線「府中駅」から徒歩5分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩5分
例年の参拝時間
(初詣期間)
12月31日 6:30~
1月1日 ~21:00
1月2日 6:30~20:00
1月3日 6:30~19:00
1月4日以降 6:30~17:00

混雑回避のポイント

正月三が日は特に混雑が予想されるため、参拝時間を調整して訪れるのがおすすめです。神楽殿や絵馬所では、開運や家内安全を祈願する人々で賑わいます。元日午前0時からは「初太鼓打初式」が行われ、清々しい太鼓の音色が新年の始まりを告げます。

5. 東京大神宮(千代田区)|縁結びの聖地

東京大神宮
明治13年(1880年)創建の「東京のお伊勢さま」として親しまれる神社です。恋愛成就・縁結びのご利益で特に有名で、多くの女性参拝者が訪れます。神前結婚式の創始神社としても知られています。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都千代田区富士見2-4-1
主なご利益 縁結び、恋愛成就、家内安全、商売繁盛など
アクセス JR中央線・総武線「飯田橋駅」から徒歩5分
東京メトロ有楽町線・南北線・東西線「飯田橋駅」から徒歩5分
参拝時間 特別な時間情報は公式サイトで要確認
(例年年越しから元日は深夜参拝可能な場合あり)

混雑回避のポイント

縁結びのご利益を求める参拝者が多く、特に若い女性に人気です。初詣の時期は特に賑わうため、平日や早朝の参拝がおすすめです。良縁を願うお守りや絵馬も多く、年始の運気アップに最適な神社といえるでしょう。

6. 湯島天満宮(文京区)|学問の神様

湯島天満宮
学問の神様・菅原道真公を祀る神社として知られ、458年創建と伝えられる由緒ある神社です。受験シーズンには全国から多くの受験生が合格祈願に訪れます。梅の名所としても有名で、毎年2月には「梅まつり」が開催されます。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都文京区湯島3-30-1
主なご利益 学業成就、合格祈願、厄除け、商売繁盛など
アクセス 東京メトロ千代田線「湯島駅」から徒歩2分
東京メトロ銀座線「上野広小路駅」から徒歩5分
JR山手線「御徒町駅」から徒歩8分

混雑回避のポイント

受験シーズンと重なる初詣期間は、合格祈願の絵馬がびっしりと並びます。混雑を避けるなら、早朝または平日の参拝がおすすめです。梅の名所としても有名で、毎年2月には「梅まつり」が開催されます。

7. 靖国神社(千代田区)|歴史ある静謐な空間

靖国神社
明治2年(1869年)創建の「招魂社」が始まりで、幕末から大東亜戦争までの戦没者246万6千余柱を祀る神社です。境内には東京の桜の標本木があり、桜の名所としても知られています。

基本情報・アクセス

項目 詳細
所在地 東京都千代田区九段北3-1-1
主なご利益 厄除け、国家安泰、家内安全など
アクセス 東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」から徒歩5分
JR中央線・総武線「市ヶ谷駅」または「飯田橋駅」から徒歩10分
初詣行事 新年祭:1月1日 8:00~
新春弓始め・三々九手挟式:1月3日 10:00~

見どころ

境内の「遊就館」では、神社ゆかりの宝物や戦没者の遺書・遺品、零戦などの貴重な史資料を展示しています。年間約500万人が訪れる参拝スポットです。境内には東京の桜の標本木があり、桜の名所としても知られています。

初詣での参拝マナー

神社での参拝方法

1. 鳥居をくぐる前に一礼
2. 手水舎で身を清める(左手→右手→口→左手の順)
3. お賽銭を入れる
4. 二拝二拍手一拝(2回お辞儀、2回拍手、1回お辞儀)
5. 鳥居を出る際に振り返って一礼

お寺での参拝方法

1. 山門の前で一礼
2. 手水舎で身を清める
3. お賽銭を入れる
4. 静かに合掌し、一礼(拍手はしない)
5. 山門を出る際に振り返って一礼

神社とお寺では参拝方法が異なるため、訪れる場所に応じて適切な作法を心がけましょう。

初詣の混雑を避けるためのポイント

時間帯を工夫する

最も混雑するのは、大晦日の深夜から元日の明け方、そして三が日の10:00~16:00です。早朝(6:00~9:00)や夜間(18:00以降)、または1月4日以降の参拝を検討すると、比較的スムーズに参拝できます。

平日を選ぶ

三が日を避け、平日に参拝することで混雑を大幅に回避できます。特に火曜日・水曜日・木曜日は比較的空いている傾向があります。

リアルタイムの混雑状況を確認

Googleマップの混雑状況機能、各神社のライブカメラ、SNS(Twitter/X)などで、リアルタイムの混雑情報をチェックしてから出発すると安心です。

公共交通機関を利用

初詣期間中は多くの神社・寺院周辺で交通規制が実施されます。駐車場も満車になることが多いため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。大晦日から元日にかけては、多くの鉄道会社が終夜運転を実施します。

初詣での防寒対策

東京の1月の日中最高気温は10℃前後で、早朝や夜間はさらに冷え込みます。以下の防寒対策をしっかり行いましょう。

・コート、マフラー、手袋は必須
・機能性インナーの着用
・使い捨てカイロの携帯
・温かい飲み物の用意
・着物で参拝する場合は、和装ストッキングやストールも準備

初詣での注意点

貴重品の管理

混雑する初詣では、スリや盗難の被害が発生することがあります。貴重品は目の届くところに持ち、お賽銭用の小銭は事前にポケットなどに用意しておくと安心です。

感染症対策

人混みでの参拝となるため、必要に応じてマスクの着用や手指消毒を心がけましょう。各神社・寺院でも感染症対策を実施しています。

迷子対策

小さなお子様連れの場合は、混雑により迷子になる可能性があります。事前に待ち合わせ場所を決めておく、連絡手段を確保するなどの対策をしておきましょう。

初詣と一緒に楽しみたい東京の年末年始イベント

初詣の前後には、東京各地で様々な年末年始イベントが開催されます。初詣と合わせて訪れることで、より充実した年末年始を過ごすことができます。

1. Happy New Year Tokyo 2026(東京都庁 都民広場)

開催日時:2025年12月31日(水)21:30開場、22:00プレイベント開始、23:30カウントダウン本番
会場:東京都庁 都民広場
アクセス:都営大江戸線「都庁前駅」直結、JR「新宿駅」西口から徒歩約10分

蜷川実花氏が手掛けるプロジェクションマッピングや、バーチャルシンガー初音ミクのイマーシブライブ、サンリオキャラクターのダンスショーなど、多彩なエンターテインメントが楽しめる東京最大級のカウントダウンイベントです。参加には事前応募(抽選制、約2,000名)が必要で、無料で参加できます。

2. SHIBUYA SKY × 金王八幡宮「初詣」

開催日:2026年1月1日(木・祝)
会場:SHIBUYA SKY(渋谷スクランブルスクエア)
アクセス:各線「渋谷駅」直結

渋谷上空229メートルから2026年の初日の出を眺める特別営業を実施。展望フロア「SKY STAGE」で新年の朝日を迎え、参加者には金王八幡宮の「空御守(そらおまもり)」が授与されます。チケットは事前予約制(時間指定)で、11月27日から販売開始。防寒対策必須です。

3. 東京スカイツリー 初日の出特別営業

開催日:2026年1月1日(木・祝)
会場:東京スカイツリー 天望デッキ・天望回廊
料金:9,000円(税込)※特別営業展望台入場券、1,000円分のショップ利用券含む
販売期間:2025年12月1日12:00~12月31日23:59(先着順)

800名限定で、世界一高いタワーから初日の出を眺められる特別企画です。インターネットにて先着540枚を販売。東京の街が赤く染まる瞬間を、地上350メートルの高さから体験できます。

4. 浅草花やしき カウントダウン2025-2026

開催日時:2025年12月31日(水)20:00~25:00(最終入園23:59)
会場:浅草花やしき
アクセス:各線「浅草駅」から徒歩5分

日本最古の遊園地で、12機種のアトラクションが乗り放題の年越し営業を実施。さくら色のイルミネーションが彩る園内で、カウントダウンステージを楽しみながら新年を迎えられます。浅草寺への初詣の前後に立ち寄るのもおすすめです。

5. 東京スカイツリータウン お正月イベント

開催期間:2025年12月26日~2026年1月7日
会場:東京スカイツリータウン
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ

新年特別ライティング(日本国旗をイメージ)の点灯や、晴れ着姿の東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」によるお出迎えを実施。東京ソラマチでは初となる「全国うまいもの仲見世祭り」も開催され、全国各地のグルメを楽しめます。

6. サンシャイン60展望台 てんぼうパーク 初日の出特別営業

開催日:2026年1月1日(木・祝)
会場:サンシャイン60展望台 てんぼうパーク
アクセス:各線「池袋駅」から徒歩8分

視界を遮るものがない開放感の中で、1年に1度しかない景色を楽しめます。都心の高層展望台から眺める初日の出は格別です。

7. ウルトラヒーローズEXPO 2026 ニューイヤーフェスティバル

開催期間:2025年12月26日(金)~2026年1月4日(日)
会場:東京ドームシティ プリズムホール
アクセス:JR・地下鉄「水道橋駅」から徒歩1分

年末年始恒例のウルトラマンシリーズイベントで、最新テレビシリーズ『ウルトラマンオメガ』のライブステージや、ウルトラヒーローとの撮影会などが楽しめます。お子様連れのファミリーに大人気のイベントです。

その他のおすすめスポット

仲見世通り(浅草):人形焼きやきびだんごなど、お正月グルメが充実
秋葉原エリア:神田明神参拝後のショッピングに最適
丸の内イルミネーション:シャンパンゴールド色に輝く約100万球のLED装飾(2026年1月上旬まで)
二子玉川ライズ スケートガーデン:本格的な屋外スケートリンク(1月上旬まで営業)

これらのイベントやスポットを初詣と組み合わせることで、より充実した東京の年末年始を楽しむことができます。事前予約が必要なイベントも多いため、早めの計画をおすすめします。

まとめ

東京都内には、歴史ある神社・寺院が数多く存在し、それぞれに特色あるご利益や雰囲気があります。2026年の初詣では、明治神宮や浅草寺などの定番スポットで賑やかな初詣を楽しむも良し、比較的穴場の時間帯や神社を選んでゆっくり参拝するも良しです。

混雑状況や交通規制、参拝時間などを事前にチェックし、余裕を持った計画を立てることで、より充実した初詣体験ができます。公共交通機関の利用、防寒対策、貴重品の管理など、基本的な準備も忘れずに行いましょう。

新しい年の幸せを祈り、心穏やかに2026年のスタートを切ってください。素敵な初詣となりますように。

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