所沢市の初詣スポット選びのポイント
埼玉県所沢市には、由緒正しい神社から厄除けや開運で有名な寺院まで、個性豊かな初詣スポットが点在しています。
航空発祥の地として知られる所沢には、航空安全のご利益がある神社や、武田信玄ゆかりの寺院など、歴史と伝統を感じられる場所が数多くあります。
この記事では、所沢市内でおすすめの初詣スポット5選を、定番から穴場まで幅広くご紹介します。
それぞれのスポットの特徴やご利益、アクセス情報などを詳しく解説していますので、2026年の初詣先選びの参考にしてください。
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1. 所澤神明社(ところざわしんめいしゃ)

所沢の総鎮守として親しまれる「関東のお伊勢さま」
所澤神明社は、所沢市の中心部に鎮座する格式高い神社です。横浜の伊勢山皇大神宮と並んで「関東のお伊勢さま」と呼ばれ、地元で厚い信仰を集めています。
日本武尊が東国平定の折に小手指原で戦勝祈願を行ったことに由来し、土地の民が天照大御神をお祀りしたのが始まりとされています。現在の御本殿は明治35年、拝殿は昭和9年に竣工された総檜造りの荘厳な建物で、県内有数の大規模な神明造りの社殿となっています。
航空発祥の地ならではのご利益
所沢は明治44年に日本初の飛行場が造られた航空発祥の地です。初飛行の快挙を成し遂げた徳川好敏大尉が所澤神明社で成功祈願をされたことから、飛行安全や旅行安全のご利益があるとされています。
主祭神は天照大御神・倉稲魂大神・大物主大神の3柱。合格祈願・学業成就、健康祈願、商売繁盛、家内安全・交通安全、安産祈願、厄除け、開運招福など、幅広いご利益があります。
日本一早い熊手市が開催
元日には日本一早い熊手市が開催されることでも有名です。境内には樹齢数百年の欅の大木があり、静寂で荘厳な雰囲気の中で新年の祈願を行うことができます。
基本情報
住所:埼玉県所沢市宮本町1-2-4
電話:04-2922-3919
受付時間:8:30~17:00
参拝時間:24時間参拝可能(年末年始も対応)
アクセス:西武新宿線・池袋線「所沢駅」東口より徒歩約8分
駐車場:あり
2. 多聞院・毘沙門堂(たもんいん・びしゃもんどう)

武田信玄ゆかりの毘沙門天を祀る
多聞院は元禄9年(1696年)、川越藩主だった柳沢吉保が三富新田を開拓した際に、開拓農家の祈願所・鎮守として創建した真言宗豊山派の寺院です。山号は宝塔山、寺号は吉祥寺で、本尊は大日如来です。
最大の見どころは毘沙門堂に祀られている黄金の毘沙門天像です。この像は高さ約4センチメートルで、かつて武田信玄が川中島などの戦に際して戦勝を祈願し、兜の内に納めて戦場に赴いていたと伝えられています。武田家滅亡後、血縁のある柳沢吉保の手に渡り、毘沙門社の本尊として祀られました。
特徴的な狛虎と開運かわらけ当て
毘沙門堂の前には一般的な狛犬ではなく、一対の狛虎(こまとら)が配置されています。これは毘沙門天の御使が虎であることに由来しており、慶応2年(1866年・寅年)に制作されました。
境内では「開運かわらけ当て」という珍しい開運スポットがあり、願いを唱えながら土器を的に当てると運が開けるとされています。また、身代わり虎の奉納なども行われており、訪れる参拝者を楽しませています。
牡丹の寺としても有名
多聞院は「牡丹の寺」としても親しまれており、境内には23種類300株の牡丹が立体曼荼羅をイメージして植え込まれています。毎年5月1日には「寅まつり」が開催され、12年に一度の寅年には秘仏本尊の毘沙門天が開帳されます。
基本情報
住所:埼玉県所沢市中富1501番地
アクセス:西武新宿線「航空公園駅」からところバス北路線(富岡循環コース)「多聞院通り西」下車徒歩5分、または西武新宿線・池袋線「所沢駅」から西武バス「上福岡駅西口」行きまたは「大宮駅西口」行き「中富角」下車徒歩15分
駐車場:あり
3. 中氷川神社(なかひかわじんじゃ)

武蔵國三氷川の中の社
中氷川神社は、さいたま市の氷川神社(大宮氷川神社)と東京都奥多摩町の奥氷川神社との中間に鎮座することから「中氷川神社」と称されています。この三社は「武蔵國三氷川」と呼ばれ、東西に一直線に繫がる「神の通り道」と言われています。
延喜式神名帳にも記載されている古社で、入間郡と多摩郡にまたがる92ヶ村の総鎮守として山口城主、豊臣秀吉、徳川幕府からも尊崇を受けてきました。旧県社の社格を有する格式高い神社です。
幅広いご利益と自然豊かな境内
御祭神は素戔嗚命、稲田姫命、大己貴命、七社大神の四柱です。厄除開運、良縁縁結び、子授け安産、農商工業の繁栄など、幅広いご利益があるとされています。
約3500坪の広大な狭山丘陵の杜に鎮座する本殿は、昭和2年に造営された出雲大社造(心の御柱二十五尺)の壮麗な建物です。豊かな自然に囲まれた静かな場所にあり、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒やしの空間となっています。
戦後の神社界を支えた歴史
敗戦後の昭和20年11月25日、GHQの高官が全国の神社の中から中氷川神社を選び、臨時新嘗祭を視察しました。宮内省雅楽部の奏楽と浦安舞が奉納されたこの祭事は、戦後の神社界の命運を左右する重要な出来事だったと言われています。
基本情報
住所:埼玉県所沢市山口1849番地
アクセス:西武狭山線「下山口駅」から徒歩15分、またはところバス南路線(山口循環コース)「中氷川神社」下車すぐ
駐車場:あり(第一鳥居付近に駐車スペースあり)
4. 金乗院(山口観音)(こんじょういん・やまぐちかんのん)

1200年以上の歴史を持つ観音霊場
金乗院は真言宗豊山派の寺院で、山号は吾庵山、寺号は放光寺、通称は山口観音です。弘仁年間(810年~824年)に空海によって開かれたと伝えられ、1200年以上の歴史を持つ古刹です。
本尊は千手観音で、33年に一度開帳される秘仏となっています。近年では開創1200年を記念して平成29年(2017年)に開帳されました。古くから観音信仰の霊場として知られ、狭山三十三所第一番、武蔵野三十三観音霊場13番の札所となっています。
新田義貞が戦勝祈願した歴史
鎌倉時代末期、新田義貞が鎌倉を攻めた際にこの寺で戦勝祈願をしたと伝えられています。境内には「義貞誓いの桜」と呼ばれる桜の木や、義貞公霊馬の像があり、歴史の足跡を感じることができます。
東南アジアを思わせる華やかな境内
山口観音の大きな特徴は、その華やかで東南アジアを彷彿とさせる建物や仏像です。境内には朱赤の五重塔や開山堂、七福神堂などがあり、日本というより中国やタイの寺院のような雰囲気を醸し出しています。
五重塔の中には千手観音堂があり、この中を巡るだけで四国88霊場と西国33札所を巡ったことになるという不思議なスポットです。また、本堂の周りにはチベット仏教のマニ車が配され、回しながら家内安全を祈ることができます。
基本情報
住所:埼玉県所沢市上山口2203
アクセス:西武狭山線「西武球場前駅」から徒歩約5分
駐車場:あり(西武ドームのイベント時は駐車場として利用されることもあります)
5. 埼玉厄除け開運大師・龍泉寺(さいたまやくよけかいうんだいし・りゅうせんじ)

日本三大厄除け開運大師の一つ
埼玉厄除け開運大師・龍泉寺は、1200年の歴史を持つ真言宗豊山派の寺院で、「日本三大厄除け開運大師」の一つに数えられています。熊谷市に所在していますが、所沢市からもアクセスしやすく、多くの所沢市民が初詣に訪れます。
最大の特徴は、黄金に輝く「厄除け金色大師」と「開運金色大師」の二体の大師像を日本で唯一同時に祀っていることです。関東で唯一、厄除けと開運のご利益を同時にいただける特別な寺院として知られています。
年間70万人が訪れる人気スポット
厄除け、方位除け、開運のご利益は関東随一とされ、初詣には全国から70万人以上の参拝者が訪れます。初詣大祈願祭は1月1日から12日まで開催され、護摩祈願が行われます。
元日から三が日の間は、秘仏本尊である「厄除け金色大師様」と「開運金色大師様」が特別開帳されます。黄金に輝く二体の大師様を同時に拝観できるのは1年で3日間のみという貴重な機会です。
だるま市や限定御朱印も魅力
初詣期間中は江戸時代から続く伝統的なだるま市が同時開催されます。また、「日本の切り絵御朱印発祥の寺」として知られており、初詣限定の美しい切り絵御朱印を授与しています。
Yahoo!が選ぶ「全国最強開運守り日本一」に選ばれた「大開運守り」も人気です。これは開運金色大師様が実際に身につけられた法衣に特別祈願を施したもので、あらゆる願い事の成就に導くとされています。
基本情報
住所:埼玉県熊谷市三ヶ尻3712
電話:048-532-3432
初詣大祈願祭:1月1日~12日 9:00~17:30
アクセス:JR高崎線「籠原駅」からタクシーで約5分。正月三が日は籠原駅南口から無料シャトルバスを運行(8:00~18:00、20分間隔)
駐車場:初詣期間中は臨時無料大型駐車場500台を用意(寺の向かい側、徒歩1分)
所沢市の初詣を楽しむためのアドバイス
混雑を避けるタイミング
元日の午前中から午後にかけては最も混雑します。比較的空いている時間帯は、元日の早朝(開門直後)、夕方以降、または1月2日以降の平日です。ゆっくりと参拝したい方は、三が日を避けて1月中に訪れるのもおすすめです。
防寒対策をしっかりと
1月の埼玉は冷え込みが厳しいため、しっかりとした防寒対策が必要です。特に早朝や夜間に参拝する場合は、重ね着やカイロなどの準備をしておきましょう。神社やお寺の境内は屋外が中心なので、暖かい服装で出かけてください。
複数のスポットを巡る場合の計画
所沢市内の初詣スポットは比較的近い場所に点在していますが、それぞれ離れているため、車での移動が便利です。ただし、人気スポットは駐車場が混雑する可能性があるため、公共交通機関の利用も検討しましょう。
所澤神明社と多聞院は市内中心部と郊外にあるため、午前中に一方を訪れ、午後にもう一方を訪れるという計画が立てやすいでしょう。中氷川神社と金乗院(山口観音)は比較的近い場所にあるため、セットで参拝することも可能です。
まとめ:2026年の初詣は所沢で
所沢市には、航空発祥の地ならではの航空安全のご利益がある所澤神明社、武田信玄ゆかりの毘沙門天を祀る多聞院、武蔵國三氷川の一つである中氷川神社、1200年以上の歴史を持つ山口観音、そして日本三大厄除け開運大師の龍泉寺と、個性豊かな初詣スポットが揃っています。
それぞれに異なる歴史と魅力があり、求めるご利益や雰囲気に応じて選ぶことができます。定番の神社で厳かに新年を迎えるもよし、穴場の寺院でゆっくりと参拝するもよし。2026年の初詣は、ぜひ所沢市のパワースポットで新しい年の幸運を祈願してください。
家内安全、商売繁盛、学業成就、縁結び、厄除け、開運など、さまざまな願いを込めて、心新たに一年のスタートを切りましょう。皆様にとって2026年が素晴らしい一年となりますように。