【2026】大阪市のおすすめ初詣5選｜定番から穴場まで

2026年は大阪市で初詣！新年の幸運を願う5つの神社仏閣

新しい年の始まりを告げる初詣は、1年の健康や幸せを祈願する大切な行事です。
大阪市には、歴史と伝統を誇る神社仏閣が数多く存在し、それぞれに特色あるご利益と魅力があります。

この記事では、大阪市で2026年の初詣におすすめの神社仏閣を5つ厳選してご紹介します。
定番の人気スポットから地元に愛される穴場まで、アクセス情報や参拝時間、混雑状況などの最新情報をまとめました。

1. 住吉大社｜全国2300社の総本宮で初詣

大阪を代表する初詣スポットとして知られる住吉大社は、全国に約2300社ある住吉神社の総本宮です。創建は西暦211年とされ、約1800年もの歴史を誇る由緒ある神社です。

住吉大社の特徴とご利益

正月三が日には毎年200万人を超える参拝者が訪れる、関西屈指の初詣スポットです。国宝に指定されている4つの本殿は「住吉造」と呼ばれる神社建築史上最古の様式で建てられており、その壮麗な姿は見る者を圧倒します。

境内のシンボルである太鼓橋（反橋）は、渡るだけでお祓いになるといわれる人気スポット。その美しい朱色のアーチは、まさに大阪を代表する風景の一つです。

住吉大社のご利益は航海安全、厄除け、縁結び、商売繁盛、安産など多岐にわたります。特に、開運招福全般のご利益があるとされ、新年の幸運を願う多くの参拝者に親しまれています。

2026年初詣の参拝時間

通常期間（4月〜9月）は6:00〜17:00、通常期間（10月〜3月）は6:30〜17:00の参拝時間となっています。

アクセス情報

電車でのアクセスが便利です。

• 南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
• 南海高野線「住吉東駅」から徒歩5分
• 阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
• 阪堺線「住吉公園駅」から徒歩2分

初詣期間中（1月1日〜3日）は駐車場が使用できませんので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

混雑回避のポイント

三が日は終日混雑しますが、特に1月1日の0時〜4時、11時〜17時、2日・3日の11時〜17時が混雑のピークとなります。早朝や夕方以降の時間帯が比較的空いているため、ゆっくり参拝したい方はこの時間帯を狙うとよいでしょう。

2. 大阪天満宮｜学問の神様で合格祈願

大阪天満宮は、学問の神様として名高い菅原道真公を祀る天満宮です。創建は天暦3年（949年）で、地元では「天満の天神さん」と親しみを込めて呼ばれています。

大阪天満宮の特徴とご利益

毎年7月24・25日に開催される「天神祭」は、日本三大祭の一つとして知られる伝統ある祭礼です。初詣期間中も多くの参拝者が訪れ、正月三が日で約50万人以上が参拝する人気スポットとなっています。

大阪天満宮のご利益は学業成就、合格祈願、厄除け、商売繁盛、交通安全など。特に受験シーズンには、合格を願う学生や家族連れで賑わいます。

初詣の見どころとイベント

元旦0時の開門と同時に行われる白酒のお振る舞いは、毎年人気の恒例行事です。なくなり次第終了となりますので、この伝統行事を体験したい方は早めの参拝をおすすめします。

また、2026年2月1日〜3月には「大阪梅風会全国書き初め展覧会」も開催され、新春らしい雰囲気を楽しむことができます。

2026年初詣の参拝時間

アクセス情報

大阪天満宮は大阪市中心部に位置し、アクセスが非常に便利です。

• 大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町駅」から徒歩3〜5分
• JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3〜5分

年末年始の期間（12月31日〜1月3日）は、駐車場の一般利用ができません。周辺道路も交通規制が敷かれるため、公共交通機関の利用を強く推奨します。

屋台も充実

大阪天満宮では、境内から天神橋筋商店街入口付近まで、数十店舗の屋台が立ち並びます。三が日は朝9時頃から夜21時頃まで営業しており、たこ焼き、焼きそば、イカ焼きなど、大阪グルメを楽しむことができます。

3. 四天王寺｜1400年の歴史を誇る古刹

四天王寺は、聖徳太子によって建立された日本仏法最初の官寺です。西暦593年の創建とされ、1400年以上の歴史を持つ由緒ある寺院として知られています。

四天王寺の特徴とご利益

和宗の総本山である四天王寺は、広大な境内に中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」が特徴です。この建築様式は日本最古のものとされ、国宝や重要文化財を多数所蔵しています。

四天王寺のご利益は厄除け、学業成就、安産子育て、無病息災、商売繁盛、病気平癒など。幅広いご利益があることから、老若男女問わず多くの参拝者に親しまれています。

初詣期間の参拝時間

四天王寺の門は24時間開放されており、お堂の外からの参拝はいつでも可能です。そのため、混雑を避けて早朝や深夜に参拝することもできます。

例年、三が日で約10万人の参拝者が訪れますが、境内が広いため、住吉大社や大阪天満宮ほどの極端な混雑ではなく、比較的ゆったりと参拝できる穴場スポットとして知られています。

初詣の行事

• 1月1日〜3日：吉祥初護摩供（6時〜）
• 1月3日：元三大師会・合格祈願如意輪護摩供（10:00〜15:00）
• 1月14日：修正会結願法要（どやどや）（14:00〜）

アクセス情報

四天王寺へのアクセスは複数の路線から可能です。

• 大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩5分
• JR「天王寺駅」から徒歩12分
• 近鉄「阿倍野駅」から徒歩12分

駐車場はありますが、三が日は早朝から満車になる傾向があるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

混雑回避のポイント

最も混雑するのは、元日の午前9時〜午後3時です。早朝（7時前）や夕方以降、または1月4日以降に訪れると、ゆっくりと参拝できます。

4. 今宮戎神社｜商売繁盛の「十日戎」

今宮戎神社は、商売繁盛の神様「えべっさん」として親しまれる神社です。推古天皇8年（600年）の創建と伝えられ、聖徳太子が四天王寺を建立した際に西方の守護神として鎮座されました。

今宮戎神社の特徴とご利益

今宮戎神社といえば、毎年1月9日〜11日に開催される「十日戎」（とおかえびす）が有名です。この3日間で延べ100万人以上が訪れ、「商売繁盛で笹もってこい！」の掛け声とともに福笹を求める参拝者で大いに賑わいます。

今宮戎神社のご利益は商売繁盛、福徳円満、開運招福など。特に商売をされている方や経営者の方々が、1年の商売繁盛を願って訪れます。

十日戎の見どころ

十日戎期間中は、選ばれた福娘が福笹に縁起物を結んで参拝者に授与します。1月10日（本戎）には、「宝恵駕行列」という伝統的な行事も行われ、芸者や芸人が駕籠に乗って大阪ミナミの街を練り歩きます。

福笹は十日戎期間中は無料で授与され、小判・俵・鯛などの縁起物（吉兆）を選んで福娘に結んでもらうことができます。

2026年十日戎の日程

十日戎期間中は24時間開門していますが、混雑のピークは10日の日中です。

アクセス情報

今宮戎神社は南海今宮戎駅から徒歩すぐという好立地です。

• 南海高野線「今宮戎駅」から徒歩すぐ
• 大阪メトロ御堂筋線「大国町駅」3番出口から徒歩8分
• 大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」5番出口から徒歩8分
• 阪堺線「恵美須町駅」から徒歩5分
• JR「新今宮駅」から徒歩10分

十日戎期間中は駐車場が利用できず、周辺でも大規模な交通規制が敷かれます。必ず公共交通機関をご利用ください。

参拝のポイント

今宮戎神社には独特の参拝方法があります。本殿で参拝した後、裏に回ってもう一度銅鑼を叩く「裏参り」が伝統となっています。これは「念を押す」という大阪らしい発想から始まったもので、神様に願いをしっかり伝えるための作法です。

5. 露天神社（お初天神）｜縁結びの聖地

露天神社（つゆてんじんじゃ）は、「お初天神」の愛称で親しまれる縁結びの神社です。創建は1300年以上前に遡るとされ、大阪・梅田の総鎮守として地元の人々に愛されています。

露天神社の特徴とご利益

露天神社が「お初天神」と呼ばれるようになったのは、元禄16年（1703年）に境内の天神の森で起こった「お初」と「徳兵衛」の心中事件がきっかけです。この実話をもとに近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を発表し、大評判となりました。

以来、恋愛成就、縁結びの聖地として多くの人々が訪れるようになりました。境内にはお初と徳兵衛のブロンズ像があり、「恋人の聖地」として若いカップルにも人気のスポットとなっています。

露天神社のご利益は縁結び、恋愛成就、厄除開運、商売繁盛、交通安全などです。

初詣の特徴

正月三が日には約2万人の参拝者が訪れます。大規模な混雑はないため、落ち着いて参拝できるのが魅力です。元旦0時から4時まで御神酒の振る舞いがあり、11時からは歳旦祭が斎行されます。

元旦にはショウガ入り甘酒が授与されるほか、1月1日〜3日ごろまで境内で猿回し公演（見学無料）も行われ、新春らしい賑やかな雰囲気を楽しめます。

参拝時間とアクセス

露天神社の開門時間は6:00〜24:00（社務所は9:00〜18:00）です。

アクセスは梅田駅からすぐという抜群の立地です。

• 大阪メトロ谷町線「東梅田駅」7番出口から徒歩2分
• 大阪メトロ御堂筋線・阪急電鉄・阪神電鉄「梅田駅」から徒歩5分
• 大阪メトロ四ツ橋線「西梅田駅」から徒歩5分
• JR「大阪駅」から徒歩7分
• JR東西線「北新地駅」から徒歩5分

梅田の中心部にあるため、ショッピングや食事のついでに気軽に立ち寄れるのも魅力の一つです。お初天神通り商店街を抜けた先にあり、周辺には多くの飲食店もあります。

混雑回避のポイント

比較的混雑する時間帯は11:00〜13:00ごろ、混雑する曜日は土・日です。元旦は0:00〜3:00および12:00〜17:00が混雑しますが、他の人気スポットと比べると落ち着いて参拝できる穴場スポットといえます。

大阪市の初詣を成功させるポイント

混雑を避けるコツ

どの神社仏閣も、三が日の日中（10時〜15時）が最も混雑します。ゆっくり参拝したい方は、以下の時間帯がおすすめです。

• 早朝（7時前）
• 夕方以降（17時以降）
• 1月4日以降の平日

服装と持ち物

1月の大阪は冷え込みます。防寒対策をしっかりと行いましょう。特に、長時間の待ち時間が予想される人気スポットでは、暖かい服装が必須です。

• 厚手のコートやマフラー
• カイロや手袋
• 歩きやすい靴（境内は砂利道が多い）
• 小銭の準備（お賽銭、屋台での買い物に便利）

公共交通機関の利用を

初詣期間中はどの神社仏閣も周辺道路が混雑し、駐車場も利用できないことが多いです。電車やバスなどの公共交通機関の利用を強くおすすめします。

まとめ：2026年は大阪市で素敵な初詣を

大阪市には、それぞれに特色のある魅力的な初詣スポットがたくさんあります。商売繁盛を願うなら住吉大社や今宮戎神社、学業成就なら大阪天満宮、歴史を感じたいなら四天王寺、縁結びなら露天神社（お初天神）と、願いや目的に合わせて選ぶことができます。

混雑を避けるためには、早朝や夕方以降の時間帯、または三が日を過ぎてからの参拝がおすすめです。また、公共交通機関の利用と防寒対策も忘れずに。

2026年の初詣で、素敵な1年のスタートを切りましょう。皆様にとって幸多き年となりますように。