【2026】岡山市のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

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【2026】岡山市のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

岡山市の初詣の魅力

岡山市は岡山県の県庁所在地として、多くの歴史ある神社仏閣が点在する地域です。
桃太郎伝説発祥の地としても知られ、大吉備津彦命を祀る神社や日本三大稲荷の一つに数えられる最上稲荷など、全国的にも有名な初詣スポットが数多く存在します。

岡山市の初詣の魅力は、歴史と文化が息づく由緒ある寺社で新年の願いを込められることです。
国宝に指定された建築物や重要文化財を有する神社も多く、参拝と同時に日本の伝統建築や文化財を鑑賞できるのも大きな魅力となっています。

本記事では、岡山市内で特におすすめの初詣スポットを定番から穴場まで5箇所厳選してご紹介します。2026年の初詣計画の参考にしてください。

【2026】岡山県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで
【2026】岡山県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで

岡山県の初詣スポット|2026年は歴史と伝統に触れる新年の祈りを 新しい年の始まりを迎えるにあたり、岡山県には歴史と由緒ある初詣スポットが数多く存在します。 桃太郎伝説ゆかりの神社から、日本三大稲荷に ...

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岡山市のおすすめ初詣スポット5選

1. 最上稲荷(最上稲荷山妙教寺)

最上稲荷(最上稲荷山妙教寺)
最上稲荷は岡山県内で最も多くの参拝者が訪れる岡山では定番の初詣スポットです。
正式名称を最上稲荷山妙教寺といい、日本三大稲荷の一つに数えられています。
天平勝宝4年(752年)に報恩大師が最上尊を感得したことに端を発する、1200年以上の歴史を誇る由緒ある寺院です。

日蓮宗のお寺でありながら、特別に神仏習合の祭祀形態が許された貴重な霊地として知られています。
高さ27メートルの巨大な大鳥居が目印で、遠くからでもその存在感が際立ちます。
本殿には最上位経王大菩薩を中心に、八大龍王、三面大黒天が祀られており、家内安全、商売繁盛、開運など多彩なご利益があります。

境内で特に人気なのが「縁の末社」です。
縁結びと縁切りの両方をお参りすることで良きご縁を結べるとされ、多くの参拝者が訪れます。
旧本殿の最奥の建物は岡山市重要文化財に、根本大堂など33件が登録有形文化財に指定されています。

初詣期間の特別情報

1月1日から3日は昼夜連続でご祈祷が行われます。例年三が日で約60万人が訪れる県内屈指の人気スポットです。
12月31日から1月3日の期間中は交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。また寒松庭特別拝観(1月1日~14日)も開催されます。

項目 詳細
住所 岡山県岡山市北区高松稲荷712
ご利益 家内安全、商売繁盛、開運、縁結び、縁切り
ご祈祷時間 6:00、9:00~16:00(各1時間おき)
受付:5:30~16:30(15分前まで)
アクセス 【車】岡山自動車道 岡山総社ICより約13分
【電車】JR備中高松駅よりタクシー約5分
【バス】JR岡山駅より車で約24分
駐車場 あり(初詣期間は混雑のため公共交通機関推奨)
公式サイト https://inari.ne.jp/

2. 吉備津神社

吉備津神社
吉備津神社は、岡山県を代表する由緒ある大社で、大吉備津彦大神を主祭神として祀っています。
桃太郎伝説のモデルとなった大吉備津彦命の温羅退治の伝説が残る場所として有名で、日本遺産の構成文化財にも指定されています。

現在の本殿と拝殿は1425年(応永32年)に室町幕府三代将軍・足利義満が天皇の命により再建したもので、約30数年の歳月をかけて完成しました。
全国唯一の建築様式である比翼入母屋造り、通称「吉備津造り」と呼ばれるこの建築は国宝に指定されており、日本建築の傑作として高く評価されています。

境内の見どころは、本殿から南の本宮社をつなぐ約400メートル続く美しい廻廊です。
この廻廊は県指定文化財となっており、四季折々の景観とともに訪れる人々を魅了します。
また、御竈殿では鳴釜神事が執り行われており、釜の鳴り具合によって吉凶禍福を占うという独特の神事が今も受け継がれています。

1月3日には「矢立の神事」という伝統的な行事が開催され、新年の雰囲気を一層盛り上げます。
備中国一宮として全国の人々から深く信仰されている格式高い神社です。

項目 詳細
住所 岡山県岡山市北区吉備津931
ご利益 厄除け、開運、商売繁盛、家内安全
開門時間 5:00~18:00
受付時間 9:00頃~14:30(ご祈祷・御朱印)
初詣行事 矢立の神事(1月3日開催)
アクセス 【電車】JR桃太郎線「吉備津駅」下車徒歩10分
【車】山陽道岡山ICより約15分、岡山道岡山総社ICより約15分
駐車場 あり(270台、バス4台)
公式サイト https://www.kibitujinja.com/

3. 吉備津彦神社

吉備津彦神社
吉備津彦神社は、備前国一宮として古くから崇敬を集める由緒ある神社です。
桃太郎伝説のモデルとなった大吉備津彦命を主祭神として祀り、境内地は大吉備津彦命の屋敷があった場所と伝えられています。

社殿の特徴は、夏至の日に正面鳥居から日が昇り、その光が祭文殿の鏡に当たる造りになっていることです。
このため「朝日の宮」とも称され、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
現在の社殿は、江戸時代に岡山藩主・池田忠雄により本社・拝殿が造営され、その後池田綱政が社領300石を寄進して本殿を造営し完成したものです。

境内には東洋随一といわれる高さ11.5メートル、笠石8畳の大石燈籠が左右に配置され、その圧倒的な存在感で参拝者を迎えます。
また、桃太郎伝説にちなんだ桃の形をしたお守りやおみくじも人気です。

2024年3月には御社殿の渡殿・釣殿・祭文殿・軒廊・拝殿と神饌所の計6棟が岡山県指定重要文化財に指定されました。
JR備前一宮駅から徒歩3分とアクセスも良好で、気軽に参拝できる初詣スポットです。

項目 詳細
住所 岡山県岡山市北区一宮1043
ご利益 厄除け、開運招福、家内安全、商売繁盛
開門時間 6:00~18:00(午前6時までは閉門)
ご祈祷時間 9:00~16:00(ほぼ30分間隔)
アクセス 【電車】JR「備前一宮駅」から徒歩3分
【車】岡山自動車道 総社ICより約10分
駐車場 あり(無料)
公式サイト https://www.kibitsuhiko.or.jp/

4. 西大寺(観音院)

西大寺(観音院)
西大寺は、正式名称を高野山真言宗別格本山金陵山西大寺(観音院)といい、約1250年の歴史を誇る由緒ある寺院です。
天平勝宝3年(751年)に、観音菩薩の厚い信仰者だった周防国の藤原皆足姫が観音菩薩の妙縁を感じて開基したと伝えられています。

御本尊として十一面千手観音菩薩を祀り、千手の御手で多くの厄災から人々を救うことから、厄難消除、病気平癒、良縁成就、子授け、安産の功徳が高く、岡山を代表するパワースポットとして親しまれています。

毎年2月に開催される「西大寺会陽」は天下の奇祭として有名で、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
通称「裸祭り」とも呼ばれ、全国から多くの参拝者が訪れる一大イベントです。
初詣の時期は比較的落ち着いて参拝できますが、地元の人々に深く信仰される寺院として常に参拝者が訪れます。

項目 詳細
住所 岡山県岡山市東区西大寺中3-8-8
ご利益 厄難消除、病気平癒、良縁成就、子授け、安産
授与所 8:30~17:00
拝観受付 9:00~16:00(参拝は24時間可能)
アクセス 【電車】JR赤穂線「西大寺駅」より徒歩約12分
【車】岡山ブルーライン西大寺ICより約5分
駐車場 あり
公式サイト https://www.saidaiji.jp/

5. 岡山神社(穴場スポット)

岡山神社
岡山神社は、岡山市中心部に位置する貞観年間(860年頃)創建の由緒ある神社です。
かつては岡山城本丸の地に「坂下の社」として鎮座していましたが、天正元年(1573年)に宇喜多直家が岡山城を築城する際、現在の地に遷座されました。
以来、岡山城の守護神、城内鎮守として歴代城主の崇敬を受けてきました。

主祭神は倭迹迹日百襲姫命(やまとととびももそひめのみこと)で、吉備津彦命の姉にあたる女性の神様です。
6柱の副祭神とともに、縁結び、商売繁盛、社運隆昌、交通安全、延命長寿などのご利益があります。

特に縁結びの神様として知られ、境内の随神門(岡山市指定重要文化財)をくぐると円満な家庭を築くことができるといわれています。

岡山城や後楽園から徒歩圏内で、観光と合わせて参拝できる便利な立地も魅力です。
初詣の時期は地元の参拝者で賑わいますが、大規模な神社に比べて比較的ゆったりと参拝できる穴場スポットといえます。
毎年1月の第2月曜日には「お綱まつり」が開催され、一年の家内安全と火事除けを願う伝統行事が執り行われます。

穴場ポイント

岡山電気軌道城下電停から徒歩約4分という抜群のアクセスの良さと、岡山城や後楽園観光と合わせて立ち寄れる立地が魅力。四季折々の御朱印や可愛い授与品も充実しており、特に「おかやま鎮守まもり」は参拝者に人気の授与品です。

項目 詳細
住所 岡山県岡山市北区石関町2-33
ご利益 縁結び、商売繁盛、社運隆昌、交通安全、延命長寿
初詣行事 お綱まつり(1月第2月曜日)
アクセス 【路面電車】岡山電気軌道東山線「城下駅」より徒歩約4分
【バス】岡電バス「美術館前」停留所より徒歩約2分、宇野バス「天神町」停留所より徒歩約1分
【車】山陽自動車道岡山ICより約22分
駐車場 あり(台数限定)
公式サイト https://www.okayama-jinjya.or.jp/

岡山市の初詣参拝マナーと注意点

参拝の基本マナー

初詣で神社やお寺を訪れる際は、基本的な参拝マナーを守ることが大切です。
神社では鳥居をくぐる際に一礼し、参道の中央は神様の通り道とされているため端を歩きます。
手水舎で手と口を清めてから本殿に向かい、お賽銭を入れた後、二拝二拍手一拝が基本の作法です。

お寺の場合は拍手は不要で、静かに合掌して祈ります。
いずれの場合も、日頃の感謝を伝え、新年の抱負や願い事を心の中で伝えましょう。

混雑を避けるためのポイント

岡山市の人気初詣スポットは、元日から三が日にかけて特に混雑します。
最上稲荷は例年60万人、吉備津神社なども多くの参拝者が訪れます。

混雑を避けたい場合は、早朝や夕方以降の時間帯がおすすめです。
また、三が日を過ぎた1月中旬でも初詣として参拝できますので、ゆったりと参拝したい方は時期をずらすのも一つの方法です。

公共交通機関を利用する場合、最上稲荷では初詣期間中に臨時バスなどの特別運行が例年実施されています。事前に各神社仏閣の公式サイトで交通規制情報や臨時運行情報を確認しておくと安心です。

防寒対策と持ち物

1月の岡山は冷え込むため、しっかりとした防寒対策が必要です。
特に早朝や夜間に参拝する場合は、厚手のコートや手袋、マフラーなどを用意しましょう。
境内は屋外で待ち時間が長くなることもあるため、カイロなどの防寒グッズがあると便利です。

また、お賽銭用の小銭や御朱印帳、おみくじやお守りを購入する際の現金を準備しておくとスムーズです。
混雑する場所では貴重品の管理にも十分注意してください。

岡山市の初詣と合わせて楽しみたい周辺観光

岡山城と後楽園

岡山神社から徒歩圏内にある岡山城と日本三名園の一つ後楽園は、初詣と合わせて訪れたい定番の観光スポットです。
黒い外観から「烏城」とも呼ばれる岡山城は、現在内部が博物館として公開されており、岡山の歴史を学ぶことができます。

後楽園は四季折々の美しい景観が楽しめる庭園で、正月には特別な雰囲気が漂います。

岡山駅周辺のグルメスポット

初詣の後は、岡山名物のグルメを堪能するのもおすすめです。
岡山駅周辺には、名物の「祭りずし」や「きびだんご」を扱う店舗が多数あります。

また、新鮮な海の幸を使った料理や、岡山ラーメンなど地元ならではのグルメを楽しむことができます。

まとめ:2026年の初詣は岡山市で

岡山市には、日本三大稲荷の最上稲荷をはじめ、国宝指定の吉備津神社、桃太郎伝説ゆかりの吉備津彦神社など、歴史と格式を誇る初詣スポットが数多く存在します。
それぞれに特徴やご利益があり、自分の願いに合わせて選ぶことができます。

定番の人気スポットでは多くの参拝者とともに新年の活気を感じられる一方、岡山神社のような穴場スポットではゆったりとした雰囲気の中で参拝することができます。
アクセスの良さも岡山市の魅力で、公共交通機関を使っても車を使っても比較的訪れやすい環境が整っています。

2026年の初詣は、歴史と文化が息づく岡山市の神社仏閣で、新しい年の幸せと平安を祈願してみてはいかがでしょうか。
事前に各スポットの情報を確認し、自分に合った初詣プランを立てて、充実した新年のスタートを切りましょう。

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