2026年の初詣は宮崎市で決まり!神話の地で迎える新年
神話の舞台として知られる宮崎市には、由緒正しい神社が数多く点在しています。南国の温暖な気候の中で迎える初詣は、穏やかな新年のスタートを切るのに最適です。2026年の元日は木曜日で、週末とつながりやすいカレンダーとなっており、多くの参拝客が訪れることが予想されます。
この記事では、宮崎市で初詣におすすめの神社を定番から穴場まで5社厳選してご紹介します。それぞれの神社の特徴やご利益、アクセス情報、混雑状況などを詳しく解説しますので、2026年の初詣の参考にしてください。
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【2026】宮崎県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで
宮崎県で2026年の初詣をお探しの方へ 南国の温暖な気候と神話の舞台として知られる宮崎県には、新年を祝うにふさわしい由緒ある神社が数多く存在します。2026年の初詣は、太平洋の青い海を望む絶景スポット ...
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宮崎市の初詣事情|2026年の傾向と注意点
2026年の初詣カレンダー
2026年の元日は木曜日で、三が日は木・金・土という並びになります。週末と繋がりやすい日程のため、例年以上に参拝客が集中する可能性があります。特に宮崎神宮や青島神社といった人気スポットでは、混雑が予想されます。
混雑を避けるポイント
宮崎市の初詣スポットで最も混雑するのは、大晦日23時頃から元日深夜2時頃、そして元日の日中10時から15時頃です。混雑を避けたい方は、以下の時間帯がおすすめです。
- 元日の早朝6時から9時頃
- 1月2日・3日の午前中
- 夕方17時以降
- 1月4日以降
宮崎市の1月の気候
宮崎市の1月の平均気温は7度から8度、平均最高気温は13度前後と、全国的に見ても比較的温暖です。ただし、早朝や夜間は5度前後まで冷え込むこともあるため、防寒対策は必須です。日中は暖かく感じる日も多いですが、念のため脱ぎ着しやすい服装で参拝することをおすすめします。
1.宮崎神宮|県内屈指の初詣スポット【定番】

宮崎神宮は、初代天皇である神武天皇を祭神とする由緒正しい神社で、宮崎県内で最も人気のある初詣スポットです。三が日には約26万人もの参拝客が訪れ、宮崎県第2位の人気を誇ります。
宮崎神宮の特徴とご利益
神武天皇の孫にあたる健磐龍命が祖父のご遺徳を称えるために創建したと伝えられており、非常に古い歴史を持ちます。神武天皇の両親である鵜鷀草葺不合尊と玉依姫命も一緒に祀られていることから、家内安全、夫婦和合、安産・子宝、必勝祈願、合格祈願などのご利益があるとされています。
現在の社殿は明治40年に建立されたもので、日向の名材である狭野杉が用いられており、国の登録有形文化財に指定されています。灯籠が灯る参道は神秘的な雰囲気が漂い、歩くだけで心身が浄化されるような気分になります。
混雑状況と参拝時間
宮崎神宮の初詣は、元日のみ0時から参拝が可能です。最も混雑するのは以下の時間帯です。
- 12月31日23時頃から元日2時頃(カウントダウン時)
- 元日の10時から15時頃(特に午後)
- 1月2日・3日の10時から17時頃
混雑時には参拝までに2時間以上かかることもあります。比較的空いている時間帯は、元日の早朝6時から9時頃、または2日・3日の早朝と夕方以降です。4日以降は大きな混雑はありません。
参拝時間は、1月1日が0時から17時30分、1月2日以降は5時30分から17時30分です。神符守札授与所は8時から17時まで営業しています。年によっては元日の閉門時間が延長されることもあるため、公式HPで確認することをおすすめします。
屋台情報
宮崎神宮では初詣期間中、多数の屋台が出店します。やきとり、とうもろこし、イカ焼き、たこ焼き、綿菓子、フライドポテト、ベビーカステラ、フルーツあめ、梅ヶ枝餅、クロワッサンたい焼きなど、バラエティ豊かな屋台が楽しめます。
屋台の営業時間は宮崎神宮の開門時間に合わせており、元日は深夜から21時頃まで、2日・3日は11時から19時頃までの営業となります。
アクセスと駐車場
【電車】JR日豊本線「宮崎神宮駅」から徒歩約10分
【バス】宮崎交通バス「宮崎神宮」バス停下車、すぐ
【車】宮崎ICから約15分
【駐車場】初詣期間中は合計約900台の駐車場が解放されます。
- 西神苑駐車場:約300台(本殿に最も近い)
- 東神苑駐車場:約700台
ピーク時には駐車場が満車になり、入庫まで1時間以上待つこともあります。0時ちょうどの参拝を目的とする場合は、1時間以上前の到着がおすすめです。
【基本情報】
- 住所:宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
- 電話:0985-27-4004
- 参拝時間:1月1日 0:00~17:30、1月2日以降 5:30~17:30
- 駐車場:約900台(無料)
- 公式HP:宮崎神宮
2.青島神社|縁結びで人気の海上神社【定番】

青島神社は、宮崎市南部の日向灘に浮かぶ青島の中央に鎮座する神社です。島全体が境内となっており、周囲を「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩群に囲まれた独特の景観が魅力です。縁結びの聖地として全国的に知られ、特に若い女性やカップルに人気があります。
青島神社の特徴とご利益
主祭神は山幸彦(彦火火出見命)と豊玉姫命の夫婦神で、海幸彦・山幸彦の神話の舞台として知られています。夫婦神が結ばれた地であることから、縁結び、恋愛成就、夫婦円満、安産、航海安全、交通安全などのご利益があるとされています。
島全体が熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定されており、200種類以上の植物が確認されています。ビロウ樹に囲まれた参道を歩くだけで、南国情緒を満喫できます。
青島神社の見どころ
境内には恋愛成就にあやかれそうな多彩なスポットがあります。
- 祈りの古道:絵馬がつるされたトンネル状の参道
- 産霊紙縒(むすびこより):夫婦ビロウに色違いのこよりを結ぶ願掛け
- 天の平瓮投げ:磐境に土器の皿を投げ入れる願掛け(入ると願いが叶い、割れると開運厄除)
- 元宮:弥生時代から祭祀が行われていたと伝わる聖地
混雑状況と参拝時間
青島神社も元日のみ0時から参拝が可能です。最も混雑するのは元日の0時から夕方までで、駐車場に停めるまで30分以上、参道の行列に並ぶのが1時間、参拝するまでに合計2時間以上かかることもあります。
2日・3日になると元日ほどの混雑はなくなりますが、日中の混雑する時間を避ければスムーズに参拝できます。4日以降は大きな混雑情報はありません。
参拝時間は6時から日没まで、授与所は8時30分から17時までです。
屋台と参道商店街
青島神社境内には屋台の出店はありませんが、JR青島駅から青島神社につづく青島参道商店街があり、初詣時にはさまざまな食べ物やお土産物が販売されています。参拝と合わせて商店街散策を楽しむのもおすすめです。
アクセスと駐車場
【電車】JR日南線「青島駅」から徒歩約10分
【バス】宮崎交通バス「青島」バス停下車、徒歩約5分
【車】宮崎ICから約20分
【駐車場】青島神社専用の駐車場はありませんが、周辺に有料・無料を合わせて約200台分の駐車場があります。
- 青島参道南広場駐車場:無料(17時まで)
- 青島駅東口・西口駐車場:無料(8時から17時、各40台)
- 民営有料駐車場:500円前後
三が日は国道220号から渋滞することもあるため、早めの到着または公共交通機関の利用がおすすめです。
【基本情報】
- 住所:宮崎県宮崎市青島2丁目13-1
- 電話:0985-65-1262
- 参拝時間:6:00~日没、授与所 8:30~17:00
- 駐車場:周辺に約200台(有料・無料あり)
- 公式HP:青島神社
3.江田神社|みそぎ発祥の聖地【穴場】

江田神社は、日本神話における「禊祓の聖地」として知られる由緒正しい神社です。観光客にはあまり知られていない穴場スポットですが、宮崎県を代表する式内社のひとつであり、地元の人々から厚く信仰されています。
江田神社の特徴とご利益
主祭神は日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命と伊邪那美命です。10世紀の『延喜式』にも記載されている古社で、平安時代には正一位という最高位の神階を授けられました。
境内には伊邪那岐命が黄泉の国から帰還後、身を清めた「みそぎ池」があり、ここで天照大神、月読尊、素盞鳴尊の三貴子が誕生したと伝えられています。良縁、縁結び、厄除け、開運などのご利益があるとされています。
御神木のパワースポット
江田神社には2つの強力な御神木があります。
- 招霊木(おがたまのき):天岩戸伝説に登場する赤い実をつける木
- 大クスノキ:木の下の方にあるコブに触れると強運を得られると言われる
混雑状況と参拝のメリット
江田神社は宮崎神宮や青島神社と比べて知名度が低いため、初詣期間中も比較的混雑が少なく、ゆっくりと落ち着いて参拝できる穴場スポットです。境内には凛とした空気が漂い、早朝に訪れると特に神聖な雰囲気を味わえます。
駐車場にはボランティアガイドさんがいることもあり、神話の時代のお話を聴きながら境内を案内していただける場合もあります。
参拝時間と御祈祷
参拝時間は9時から17時、神符守札授与所も同じく9時から17時です。御祈祷は9時30分から11時30分、13時30分から15時30分で、事前予約が推奨されています。
アクセスと駐車場
【バス】宮交シティから宮崎市フェニックス自然動物園行きバス約40分、「江田神社」バス停下車
【車】宮崎ICから約20分
【駐車場】無料駐車場あり
【基本情報】
- 住所:宮崎県宮崎市阿波岐原町字産母
- 参拝時間:9:00~17:00
- 駐車場:無料駐車場あり
- 公式HP:江田神社
4.一葉稲荷神社|金運アップの銭洗神社【穴場】

一葉稲荷神社は、鮮やかな朱色の千本鳥居が印象的な神社で、開運、商売繁盛、金運向上のご利益で知られています。境内にある銭洗神社では、お金を洗って金運を祈願できることから、新年の金運アップを願う参拝者に人気です。
一葉稲荷神社の特徴とご利益
景行天皇の勅によって創建されたと伝えられる古社で、主祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。「一葉の松」という珍しい一葉の松が見つかったことが神社名の由来となっています。
約350年前の大地震で神社が津波に飲み込まれそうになった際、一羽の白兎が波を蹴って救ったという伝説があり、本殿裏の彫刻にその様子が表されています。この白兎は厄除けや開運の神として信仰されています。
銭洗神社での金運祈願
境内の一角にある銭洗神社では、神水でお金を洗うことができます。洗ったお金は財布に入れて持ち歩くと金運が上がると言われており、初詣に訪れる多くの人が願掛けを行います。お札を洗う場合は一部だけを清めれば良いとされています。
混雑状況
一葉稲荷神社は比較的穴場のスポットですが、元日の日中は近隣のイオンモール宮崎からの帰りに立ち寄る人も多く、駐車場が混雑することがあります。午前中の早い時間や夕方以降は比較的空いています。
一日参り
毎月始めの夜半から行われる「一日参り」は、商業関係者を始め多くの参拝者が商売繁盛の祈願に訪れる伝統行事です。初詣と合わせて体験するのもおすすめです。
アクセスと駐車場
【車】宮崎ICから約15分(イオンモール宮崎近く)
【駐車場】無料駐車場あり(大型バス収容可能)。混雑時はイオンモール宮崎の臨時駐車場も利用可能
【基本情報】
- 住所:宮崎県宮崎市新別府町前浜1402
- 電話:0985-22-4584
- 参拝時間:終日可能
- 駐車場:無料駐車場あり
- 公式HP:一葉稲荷神社
5.木花神社|安産祈願の隠れたパワースポット【穴場】

木花神社は、海幸彦と山幸彦の両親である木花咲弥姫命(コノハナサクヤヒメ)と瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を祀る神社です。
標高約40mの小高い丘の上にあり、神話の舞台として古くから信仰を集めています。
木花神社の特徴とご利益
コノハナサクヤヒメは安産の神様として広く知られており、安産祈願や子育てに関する祈願で訪れる人が多い神社です。境内には神話に登場する重要な史跡が残されています。
- 無戸室(うつむろ)の跡:コノハナサクヤヒメが火を放って出産した産屋の跡
- 霊泉桜川:三皇子の産湯に使ったとされる泉
- 阿弥陀堂:鎌倉時代中期の木造阿弥陀如来立像(宮崎市指定有形文化財)を安置
創建は不詳ですが、1562年の記録に記述が見られることから、少なくとも400年以上の歴史を持つ古社です。地元では「権現様」とも呼ばれ、木花地区の氏神として親しまれています。
静かで落ち着いた参拝環境
観光客はあまり訪れない静かな神社で、落ち着いてゆっくりと参拝できる穴場スポットです。神話の舞台という歴史的な重要性を持ちながらも、地元の人々に守られてきた温かみのある雰囲気が魅力です。
アクセスと駐車場
【電車】JR日豊本線「木花駅」から徒歩約15分
【車】宮崎ICから約25分
【駐車場】無料駐車場あり
【基本情報】
- 住所:宮崎県宮崎市大字熊野9508
- 参拝時間:終日可能
- 駐車場:無料駐車場あり
- 公式HP:木花神社(宮崎県公式観光サイト)
初詣の参拝マナーとお参りの作法
せっかくの初詣ですから、正しい作法でお参りしましょう。基本的な参拝マナーをご紹介します。
参拝の基本的な流れ
- 鳥居をくぐる前に一礼:神域に入る前の礼儀です
- 参道は端を歩く:中央は神様の通り道とされています
- 手水舎で清める:左手、右手、口の順に清めます
- 拝殿前で二礼二拍手一礼:神社の基本的な参拝方法です
- 帰りも鳥居で一礼:神域を出る際の礼儀です
お賽銭の意味
お賽銭は神様への感謝の気持ちを表すものです。縁起の良い金額の組み合わせもあります。
- 5円:ご縁がありますように
- 15円:十分ご縁がありますように
- 25円:二重のご縁
- 45円:始終ご縁がありますように
10円は「遠縁」を意味するため避ける人もいます。また、お賽銭を遠くから投げるのはマナー違反ですので、静かにお賽銭箱に入れましょう。
宮崎市初詣の回り方|おすすめモデルコース
定番コース:宮崎神宮+青島神社
宮崎市の二大初詣スポットを巡るコースです。
- 早朝6時頃に宮崎神宮で初詣(混雑を避けられる)
- 宮崎神宮周辺で朝食
- 車で約30分移動
- 青島神社で参拝&青島散策
- 青島参道商店街でランチとお土産購入
穴場コース:江田神社+一葉稲荷神社
混雑を避けてゆっくり参拝したい方におすすめのコースです。
- 午前中に江田神社で参拝(みそぎ池も見学)
- 車で約20分移動
- 一葉稲荷神社で銭洗い体験
- イオンモール宮崎でランチと買い物
じっくりコース:5社巡り
時間に余裕がある方は、5社すべてを巡る充実コースもおすすめです。
- 早朝に宮崎神宮
- 徒歩で宮神社(元宮)
- 車で江田神社へ移動
- 一葉稲荷神社で銭洗い
- 最後に青島神社で締めくくり
初詣と一緒に楽しみたい宮崎グルメ
初詣の後は、宮崎名物のグルメを楽しむのもおすすめです。
チキン南蛮
宮崎を代表するご当地グルメ。甘酢とタルタルソースの絶妙なハーモニーが楽しめます。宮崎神宮周辺や青島周辺に名店が点在しています。
地鶏炭火焼
宮崎地鶏を炭火で焼いた郷土料理。香ばしさとジューシーさが魅力で、お酒のおつまみにも最適です。
宮崎牛
全国和牛能力共進会で日本一に輝いた宮崎牛。初詣の後のご褒美として、ステーキや焼肉を堪能するのもおすすめです。
よくある質問|宮崎市の初詣Q&A
Q1. 宮崎市で一番混雑する初詣スポットはどこですか?
A. 宮崎神宮が県内第2位の人気を誇り、三が日には約26万人が訪れます。元日の0時から2時頃、および日中10時から15時頃が最も混雑します。
Q2. 混雑を避けて参拝するにはいつがおすすめですか?
A. 元日の早朝6時から9時頃、または1月2日・3日の午前中がおすすめです。4日以降はさらに空いています。穴場スポットの江田神社や一葉稲荷神社も比較的混雑が少なくおすすめです。
Q3. 車で行く場合、駐車場は確保できますか?
A. 宮崎神宮は約900台、青島神社周辺は約200台の駐車場がありますが、ピーク時は満車になります。早朝や平日、4日以降の参拝、または公共交通機関の利用がおすすめです。
Q4. 初詣で複数の神社を回っても良いですか?
A. はい、複数の神社を参拝しても問題ありません。むしろ、それぞれ異なるご利益を授かれると考えられています。ただし、同じ願い事を複数の神社で繰り返すのではなく、各神社で異なる願い事をするのが良いとされています。
Q5. 初詣はいつまでに行けば良いですか?
A. 一般的には松の内(1月7日まで)に参拝するのが良いとされていますが、1月中であれば初詣として問題ありません。混雑を避けたい場合は、あえて1月中旬以降にゆっくり参拝するのもおすすめです。
まとめ|2026年は宮崎市で心温まる初詣を
宮崎市には、神話の時代から続く由緒正しい神社が数多くあり、それぞれに魅力的な特徴とご利益があります。
定番スポットの宮崎神宮と青島神社は、多くの参拝客で賑わう人気のスポットですが、早朝や平日を狙えば比較的スムーズに参拝できます。一方、江田神社や一葉稲荷神社といった穴場スポットは、静かに落ち着いて参拝したい方におすすめです。
2026年の元日は木曜日で、週末とつながりやすいカレンダーのため、例年以上の混雑が予想されます。事前に混雑状況やアクセス方法を確認し、余裕を持った計画を立てることが大切です。
南国宮崎の温暖な気候の中で迎える初詣は、穏やかで心温まる新年のスタートになることでしょう。神話の舞台である宮崎市で、2026年の幸せを祈願してみませんか。皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。