【2026】三重県のおすすめ初詣7選｜定番から穴場まで

2026年の初詣は三重県で！新年の願いを込めて訪れたい神社7選

2026年の初詣は、日本人の心のふるさとと呼ばれる三重県で過ごしてみませんか。
三重県の初詣スポットには、日本最高峰の聖地・伊勢神宮をはじめ、みちひらきの神様や学問の神様など、さまざまなご利益が期待できる場所が数多く点在しています。

この記事では、定番の人気スポットから、混雑を避けてゆっくり参拝できる穴場の神社まで、2026年に訪れたい三重県のおすすめ初詣スポット7選を厳選してご紹介します。
各神社のご利益やアクセス情報、混雑状況なども詳しく解説しますので、初詣の計画にお役立てください。

【定番】三重県の人気初詣スポット4選

まずは、三重県を代表する定番の初詣スポットを4つご紹介します。これらの神社は毎年多くの参拝者で賑わう人気スポットですが、それだけの価値がある格式高い神社ばかりです。

1. 伊勢神宮（内宮・外宮）｜日本人の心のふるさと

三重県の初詣といえば、やはり伊勢神宮は外せません。正式には「神宮」と称され、内宮（皇大神宮）と外宮（豊受大神宮）を中心に125の宮社で構成される日本最高峰の聖地です。

内宮には太陽神である天照大御神が、外宮には衣食住を司る豊受大御神が祀られており、古くから「外宮先祭」として外宮から参拝するのが正式な順序とされています。外宮では日々の恵みに感謝し、内宮では家族の幸せや一年の無事を祈願しましょう。

伊勢神宮の初詣は例年非常に混雑し、三が日は数時間待ちとなることも珍しくありません。混雑を避けたい方は、三が日の早朝や夕方、または1月4日以降の平日午前中を狙うと比較的スムーズに参拝できます。参拝後は、おはらい町やおかげ横丁で伊勢うどんやてこね寿司などの名物グルメを楽しむのもおすすめです。

伊勢神宮の初詣情報

2. 椿大神社（つばきおおかみやしろ）｜みちひらきの総本宮

椿大神社は、鈴鹿山麓に鎮座する2000年の歴史を持つ日本最古級の神社です。みちひらきの神様として知られる猿田彦大神を祀る全国約2000社の総本宮として、全国から参拝者が訪れます。

境内には、パナソニック創業者・松下幸之助翁を祀る「松下幸之助社」もあり、商売繁盛や事業発展、仕事運アップを願う経営者やフリーランスからも厚い信仰を集めています。新しいことを始める年、人生の方向性を整えたい年に特におすすめの神社です。

椿大神社は三が日は隙間がないほど混雑しますが、境内が広いため伊勢神宮ほどの長時間待ちにはなりません。初詣の日程をずらせる方は、1月6日以降に訪れると比較的ゆっくり参拝できます。

椿大神社の初詣情報

3. 多度大社（たどたいしゃ）｜白馬伝説が伝わる北伊勢の総氏神

多度大社は、三重県桑名市に鎮座する北伊勢地方の総氏神様です。天照大御神の御子神である天津彦根命を祀り、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と詠われるほど伊勢神宮との関係が深い神社です。

境内には「しあわせを運ぶ神の馬」として白馬伝説が伝えられており、実際に白馬が飼育されています。5月に行われる「上げ馬神事」は三重県の無形民俗文化財に指定されている勇壮な神事で有名です。

多度大社の初詣では、新春恒例の福みくじ（400円）で豪華福品が当たるチャンスもあります。参拝の際は、ぜひ境内で飼育されている白馬にも会いに行ってみてください。

多度大社の初詣情報

4. 二見興玉神社（ふたみおきたまじんじゃ）｜夫婦岩で有名な禊の神社

二見興玉神社は、伊勢神宮参拝の前に身を清める「浜参宮」の地として古くから知られる神社です。御祭神には猿田彦大神を祀り、縁結び、夫婦円満、交通安全などのご利益があります。

境内から望める「夫婦岩」は、大小2つの岩が大注連縄で結ばれた象徴的な風景で、沖合約700mに鎮まる「興玉神石」と日の大神を拝むための鳥居の役目を果たしています。境内には猿田彦大神のお使いとされる「二見蛙」が多数奉納され、「無事にかえる」「お金がかえる」の験担ぎとして人気です。

伊勢神宮へ初詣に行く際は、古来の習わしに倣って二見興玉神社で身を清めてから参拝するのがおすすめです。海沿いの清々しい雰囲気の中で、新年の良いスタートを切りましょう。

二見興玉神社の初詣情報

【穴場】ゆっくり参拝できる三重県の初詣スポット3選

続いて、混雑を避けてゆっくり参拝したい方におすすめの穴場スポットを3つご紹介します。これらの神社は、独自のご利益や特色を持ちながらも比較的落ち着いて参拝できるスポットです。

5. 猿田彦神社（伊勢市）｜内宮から徒歩圏内のみちひらきの神社

伊勢神宮内宮から徒歩約10分の場所に位置する猿田彦神社は、みちひらきの大神として知られる猿田彦大神を祀る神社です。天孫降臨の際に瓊瓊杵尊を高千穂へ導いた神様として、物事を良い方向へ導く道開き、方位除け、交通安全などのご利益があります。

境内には芸能の神様・天宇受売命を祀る「佐瑠女神社」もあり、芸事や表現活動に携わる人々から厚く信仰されています。新しいことを始める人や、人生の選択を控えている人に特におすすめの神社です。

猿田彦神社は伊勢神宮に比べて混雑が少なく、落ち着いて参拝できる穴場スポットです。内宮参拝とセットで訪れやすい立地も魅力で、おはらい町散策の際に気軽に立ち寄れます。

猿田彦神社の初詣情報

6. 頭之宮四方神社（こうべのみやよもうじんじゃ）｜日本唯一の「あたまの宮」

頭之宮四方神社は、度会郡大紀町の山間部に鎮座する、日本で唯一「あたまの宮」と名づく神社です。第五十代・桓武天皇の末裔である唐橋中将光盛卿のご神霊を主祭神として祀り、「頭の守護神・知恵の大神」として全国から参拝者が訪れます。

学力向上や合格祈願はもちろん、仕事運アップ、認知症予防など、頭に関するあらゆる願い事にご利益があるとされています。本殿近くに湧く御神水は「知恵の水」と呼ばれ、この水で作ったお雑煮や正月一番茶をいただくことで一年間の無病息災を願う風習もあります。

頭之宮四方神社は山間部にあるため、定番スポットに比べて混雑が少なく、静かな雰囲気の中でゆっくり参拝できます。受験生や資格取得を目指す社会人、仕事で新しいチャレンジをする方に特におすすめの初詣スポットです。

頭之宮四方神社の初詣情報

7. 高田本山専修寺（たかだほんざんせんじゅじ）｜三重県初の国宝建造物

高田本山専修寺は、津市にある真宗高田派の本山で、約3万坪（東京ドーム約2倍）の広大な境内を持つ巨大寺院です。御影堂と如来堂の2棟が三重県初の国宝建造物に指定されており、その他にも11棟の国指定重要文化財を擁する格式高いお寺です。

大晦日の夜には除夜の鐘がつかれ、1月9日〜16日には親鸞聖人の報恩講を七昼夜に渡って営む「お七夜報恩講」が行われ、門前には多くの露店が立ち並び賑わいます。寺院での初詣を希望する方や、歴史的建造物を鑑賞したい方におすすめのスポットです。

高田本山専修寺は、神社での初詣とは異なる荘厳な雰囲気を味わえます。国宝建造物の美しさを鑑賞しながら、静かに新年の祈りを捧げることができる穴場スポットです。

高田本山専修寺の初詣情報

三重県の初詣で押さえておきたいポイント

参拝のマナーと作法

初詣では、基本的な参拝マナーを守って気持ちよく新年の祈願をしましょう。神社での基本的な参拝作法は以下の通りです。

1. 鳥居をくぐる前に一礼する
2. 参道は中央を避けて歩く（中央は神様の通り道）
3. 手水舎で身を清める（左手→右手→口→左手→柄杓の柄の順）
4. 拝殿前で賽銭を入れ、二礼二拍手一礼で参拝
5. 参拝後、鳥居を出たら振り返って一礼

寺院の場合は、拝殿前で合掌して静かに祈願し、拍手は打ちません。それぞれの作法に従って丁寧に参拝しましょう。

混雑を避けるためのコツ

三重県の人気初詣スポットは、特に三が日は大変混雑します。以下のポイントを押さえて、スムーズな参拝を心がけましょう。

・早朝や夕方の時間帯を狙う：日中（11時〜16時頃）を避けることで混雑を回避できます
・三が日を避ける：1月4日以降、特に平日午前中は比較的空いています
・公共交通機関を利用する：伊勢神宮周辺は三が日に大規模な交通規制があるため、電車・バスがおすすめ
・複数の神社を計画的に回る：人気スポットと穴場スポットを組み合わせることで、効率よく参拝できます

服装と持ち物のアドバイス

三重県の初詣は、冬の寒さ対策が重要です。特に海沿いの神社は風が強く体感温度が低くなるため、以下の準備をおすすめします。

・防寒対策：厚手のコートやダウン、ヒートテックなどの保温下着、マフラー、手袋、ニット帽
・使い捨てカイロ：貼るタイプ、貼らないタイプ、靴用カイロを複数持参
・歩きやすい靴：長時間の参拝や待ち時間に備え、底の厚い歩きやすい靴を選ぶ
・その他：小銭（賽銭用）、エコバッグ（授与品を入れる）、飲み物

初詣と合わせて楽しみたい三重県の魅力

三重県の初詣では、参拝だけでなく地元グルメや観光も楽しめます。

・伊勢グルメ：伊勢うどん、てこね寿司、赤福餅、伊勢海老料理
・おかげ横丁：伊勢神宮内宮近くの人気観光スポット。お土産選びや食べ歩きが楽しめる
・温泉：湯の山温泉、榊原温泉など、初詣の疲れを癒せる温泉地も点在
・新年イベント：各神社で行われる新春神楽や初神事も見どころ

2026年は三重県で最高のスタートを切ろう

三重県には、日本最高峰の聖地・伊勢神宮をはじめ、それぞれに特色あるご利益を持つ魅力的な初詣スポットが数多くあります。

定番の人気スポットで大勢の参拝者とともに新年の活気を感じるもよし、穴場スポットで静かに祈りを捧げるもよし。2026年の初詣は、ぜひ三重県で最高のスタートを切ってください。

この記事でご紹介した7つの神社・寺院の中から、ご自身の願いやご利益、混雑状況などを考慮して、最適な初詣スポットを見つけていただければ幸いです。皆様にとって2026年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。