【2026】横浜のおすすめ初詣5選｜定番から穴場まで

横浜で2026年の初詣を満喫しよう

2026年の新年を迎えるにあたり、横浜エリアには由緒ある神社仏閣が数多く点在しています。「関東のお伊勢さん」として親しまれる伊勢山皇大神宮や、願い事が叶うと評判の成田山横浜別院など、それぞれに特色あるご利益と魅力があります。

この記事では、横浜市内で初詣におすすめのスポットを、定番から穴場まで厳選してご紹介します。アクセス情報やご利益、混雑状況なども詳しく解説しますので、2026年の初詣計画にぜひお役立てください。

横浜初詣の定番スポット

1.伊勢山皇大神宮｜横浜の総鎮守「関東のお伊勢さん」

伊勢山皇大神宮は、明治3年（1870年）に国費をもって創建された横浜の総鎮守です。天照大御神を御祭神とし、「関東のお伊勢さん」の愛称で地元横浜を中心に広く親しまれています。

横浜開港に伴い、新興都市の守護神として政府と神奈川県が中心となって創建されました。令和2年（2020年）の創建150年記念には、伊勢神宮より社殿が本殿として移築されるなど、特別な由緒を持つ神社です。

基本情報

初詣のポイント

高台に位置するため、境内からは横浜ランドマークタワーをはじめとするみなとみらい地区の景色を一望できます。都会の喧騒を離れた静かな境内で、新年の祈りを捧げるのに最適なスポットです。

三が日は多くの参拝者で賑わいますが、比較的落ち着いて参拝できる時間帯もあります。授乳室やおむつ替え施設も完備されており、小さなお子様連れのご家族にも優しい神社です。

2.成田山横浜別院（野毛山不動尊）｜願い事が叶う祈願霊場

成田山横浜別院は、通称「野毛山不動尊」として親しまれる、千葉県にある大本山成田山新勝寺の直系別院です。明治初期、横浜開港に伴い全国から移住してきた成田不動尊の信者の念願により創建されました。

願い事が叶うと評判の高い祈願霊場として、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。平成28年（2016年）には開創145年記念事業として新本堂が建立され、より多くの方が参拝できる環境が整いました。

基本情報

2026年の初詣行事

• 新春特別大護摩供：2026年1月1日〜31日まで毎日開催
• 元旦0時からの1ヶ月間、開運・厄払いの祈願を実施
• 特別に方難消除・厄難消除のお祓い、入試合格・学業成就の祈祷も実施

初詣のポイント

高台に位置するため、境内からは野毛の町並みやみなとみらい地区を一望できます。車椅子の方も参拝できるようエレベーターが設置されており、バリアフリー対応が進んでいます。

伊勢山皇大神宮のすぐ近くにあるため、両方を巡る初詣コースも人気です。

横浜エリアの注目初詣スポット

3.師岡熊野神社｜1300年の歴史を持つパワースポット

師岡熊野神社は、神亀元年（724年）に全寿仙人によって開かれた、1300年以上の歴史を誇る横浜北部の総鎮守です。関東地方における熊野信仰の根拠地として、「関東随一大霊験所熊埜宮」の勅額を賜った格式高い神社です。

基本情報

2026年の初詣行事

• 歳旦祭：2026年1月1日開催
• 年の初めに国家や崇敬者の安泰を祈願する神事

初詣のポイント

社紋は「八咫烏（やたがらす）」で、人生を導く神、足の守護神として知られています。日本サッカー協会公認のエンブレムとマスコットを用いた「サッカー御守」が人気で、サッカー関係者も多く参拝に訪れます。

境内には2019年に整備された「令和神苑」があり、地下36メートルから汲み上げた豊富な湧水が流れる緑豊かな庭園も見どころです。「い」の池、「の」の池など、伝承のあるスポットも点在しています。

4.曹洞宗大本山總持寺｜石原裕次郎ゆかりの名刹

曹洞宗大本山總持寺は、1321年に能登半島で開創され、1911年に横浜鶴見へ移転した、700年以上の歴史を持つ曹洞宗の大本山です。福井県の永平寺と並ぶ曹洞宗の二大本山の一つとして知られています。

基本情報

初詣のポイント

広大な境内には常に100人を超える修行僧が集い、古来受け継がれてきた曹洞禅を修行する根本道場です。緑に囲まれた美しい伽藍が印象的で、都会の中にありながら静寂な雰囲気を味わえます。

石原裕次郎のお墓があることでも有名で、祀られている大黒様にちなんだ大黒最中もお詣りの楽しみの一つです。休憩所にはおむつ交換台と授乳室が完備されており、子連れのご家族にも優しいお寺です。

5.徳雄山建功寺｜萬燈除夜の鐘と奉納コンサート

建功寺は、永禄3年（1560年）に小田原の北条家に仕えていた五代目寺尾城主・諏訪三河守右馬之助が開基した曹洞宗の禅寺です。横浜にあって豊かな緑に囲まれた、椿や桜、アジサイ、紅葉と四季折々の草木を楽しめる寺院です。

基本情報

2026年の初詣行事

• 萬燈除夜の鐘：大晦日に開催（一般の方も鐘をつくことができます）
• 建功寺初詣・奉納コンサート：2026年1月1日11時〜（神奈川フィルハーモニー協力）
• 新春大祈祷会：参拝客の良縁と1年の無事と健康を祈る

初詣のポイント

竹林に囲まれた鐘楼堂や、苔むした庭園など、都会の中にありながら静寂で幻想的な雰囲気を味わえます。大晦日の萬燈除夜の鐘では、境内が幾千ものろうそくの灯火で照らされ、幽玄の世界が広がります。

新春大祈祷会の後には神奈川フィルハーモニー協力による奉納コンサートが開催され、音楽とともに新年を迎える特別な体験ができます。

横浜初詣スポットの比較表

横浜初詣の混雑状況と回避のコツ

混雑のピーク時間帯

横浜エリアの主要な初詣スポットでは、以下の時間帯が特に混雑します。

• 大晦日23時〜元旦3時頃：年越しの瞬間を迎えたい参拝者で大混雑
• 元旦10時〜15時：日中の参拝客が集中し、待ち時間が発生
• 1月2日・3日の11時〜14時：三が日中の昼間は終日混雑

混雑回避におすすめの時間帯

• 元旦の早朝5時〜8時：静かな雰囲気の中でゆっくり参拝できます
• 夕方16時以降：昼間よりも人混みが緩和され、屋台も楽しめます
• 1月4日以降の平日：三が日を過ぎると混雑が大幅に緩和されます
• 12月30日・31日の年末詣：静かな境内で1年の感謝を伝えられます

アクセスのポイント

横浜エリアの初詣スポットは、公共交通機関でのアクセスが便利です。特に桜木町駅周辺の伊勢山皇大神宮や成田山横浜別院は、駅から徒歩圏内でアクセス良好です。

三が日は駐車場が使用できない場合や交通規制が実施される可能性があるため、電車やバスの利用を推奨します。大晦日から元旦にかけては終夜運転も実施されるため、事前に運行情報を確認しておきましょう。

横浜初詣のご利益別おすすめ

商売繁盛・金運アップを祈願したい方

成田山横浜別院と伊勢山皇大神宮がおすすめです。特に成田山横浜別院は商売繁盛のご利益で知られ、経営者の方々の参拝も多い祈願霊場です。

交通安全・旅行安全を祈願したい方

師岡熊野神社は、八咫烏が足の守護神として知られ、交通安全のご利益があります。サッカー関係者も多く訪れるパワースポットです。

学業成就・合格祈願をしたい方

伊勢山皇大神宮と成田山横浜別院が学業成就のご利益でも知られています。特に成田山横浜別院では正月期間に入試合格・学業成就の祈祷を特別に実施しています。

厄除け・無病息災を祈願したい方

成田山横浜別院は厄除けのご利益で特に有名です。不動明王をご本尊とし、病魔退散・疫病消除のご利益もあります。また、曹洞宗大本山總持寺や建功寺も無病息災の祈願で知られています。

家庭円満・縁結びを祈願したい方

師岡熊野神社は家庭円満のご利益があり、伊勢山皇大神宮は縁結びや安産祈願でも知られています。結婚式場としても人気の伊勢山皇大神宮は、良縁を願う方におすすめです。

横浜初詣と一緒に楽しめる周辺スポット

みなとみらい・桜木町エリア

伊勢山皇大神宮や成田山横浜別院から徒歩圏内にあるみなとみらいエリアでは、初詣後にショッピングや食事を楽しめます。横浜ランドマークタワーやコレットマーレ、横浜ワールドポーターズなど、大型商業施設が充実しています。

カップルやご家族連れには、初詣とみなとみらい散策を組み合わせたコースが人気です。冬のイルミネーションも美しく、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。

野毛エリア

成田山横浜別院周辺の野毛エリアには、多くの飲食店が軒を連ねています。初詣後に横浜グルメを楽しむのもおすすめです。野毛山動物園も徒歩圏内にあり、入園無料で気軽に立ち寄れます。

鶴見エリア

曹洞宗大本山總持寺の周辺には、鶴見の商店街があり、地元の雰囲気を味わえます。総持寺参拝後は、大黒最中などの名物を購入するのも良いでしょう。

2026年横浜初詣の服装と持ち物

服装の注意点

1月の横浜は寒さが厳しいため、防寒対策をしっかりと行いましょう。特に早朝や夜間に参拝する場合は、コートや手袋、マフラーなど暖かい服装が必須です。

多くの神社仏閣は坂道や階段があるため、歩きやすい靴を選ぶことをおすすめします。特に伊勢山皇大神宮や成田山横浜別院は高台にあるため、ヒールの高い靴は避けた方が無難です。

持ち物チェックリスト

• 現金：お賽銭、お守りやおみくじの購入用に小銭を用意
• エコバッグ：お守りや縁起物を入れるのに便利
• 防寒グッズ：カイロや手袋、マフラー
• モバイルバッテリー：写真撮影や情報検索で電池消費が激しいため
• マスク：混雑する場所では着用を推奨

まとめ：2026年の横浜初詣で素敵な一年を

横浜エリアには、歴史と由緒ある神社仏閣が数多く点在しています。「関東のお伊勢さん」として親しまれる伊勢山皇大神宮、願い事が叶うと評判の成田山横浜別院、1300年の歴史を持つ師岡熊野神社、曹洞宗の大本山である總持寺、幻想的な萬燈除夜の鐘が名物の建功寺など、それぞれに特色あるご利益と魅力があります。

混雑を避けるには早朝や夕方の参拝がおすすめで、三が日を過ぎた1月4日以降の平日も比較的ゆっくりと参拝できます。アクセスは公共交通機関が便利で、初詣後はみなとみらいや野毛エリアでショッピングや食事を楽しむこともできます。

2026年の新しい一年が、皆様にとって健康で幸多き年となりますように。横浜の初詣スポットで、心新たに新年を迎えてください。