新しい年を迎える初詣。
神奈川県の初詣スポットには全国トップクラスの参拝者数を誇る神社仏閣が数多く存在します。
厄除けで有名な川崎大師、古都鎌倉の象徴である鶴岡八幡宮、関東屈指のパワースポット箱根神社など、魅力的な初詣スポットが揃っています。
この記事では、2026年(令和8年・午年)の初詣におすすめの神奈川県の神社仏閣を定番から穴場まで7ヶ所厳選してご紹介します。
混雑状況、アクセス方法、ご利益など、初詣計画に役立つ情報を詳しく解説していきます。
神奈川県の初詣スポットの特徴
神奈川県の初詣は、他の地域と比べて独特の特徴があります。
川崎・鎌倉エリアは全国でもトップクラスの参拝者数を誇り、大規模な混雑と交通規制が実施されます。
一方、箱根・大山エリアは標高が高く、積雪や路面凍結への対策が必要です。
参拝を成功させるポイントは以下の3点です。
- 混雑ピークを避けた時間帯を選ぶ(早朝・夕方・三が日以降)
- 公共交通機関を積極的に利用する(特に川崎・鎌倉エリア)
- エリアに応じた服装対策をする(箱根は防寒必須)
1. 川崎大師(平間寺)|全国トップクラスの参拝者数を誇る厄除けの総本山

川崎大師の基本情報
川崎大師は、正式名称を「平間寺(へいけんじ)」といい、真言宗智山派の大本山です。創建は永禄3年(1128年)で、厄除弘法大師を本尊としています。初詣の参拝者数は全国でもトップクラスの約309万人にのぼり、神奈川県内で最も多くの参拝者が訪れる初詣スポットです。
厄除け・家内安全・無病息災・交通安全などのご利益で知られており、毎日大本堂で行われるお護摩修行には、全国から多くの参拝者が訪れます。
初詣期間の参拝時間
- 12月31日:6時00分~終日開門
- 1月1日:~20時30分
- 1月2・3日:6時00分~19時30分
- 1月4日~7日:6時00分~18時30分
- 日曜・祝日:6時00分~18時30分
- 1月20日:6時00分~21時00分(初大師)
- 1月21日:5時30分~18時30分
- その他の日:6時00分~18時00分
主な初詣行事
元旦0時からは「元朝大護摩供」が執り行われ、新年最初の大護摩供として多くの参拝者が新しい1年の災厄消除、家内安全を祈ります。1月中は毎日新春特別大護摩供が奉修されます。
1月20・21日には年が明けて初めての縁日「初大師」が開催され、お大師さまのご利益をいただこうと全国から多くの人が参詣します。
混雑状況と回避のコツ
元旦0時~3時、10時~16時が混雑のピークとなります。比較的空いている時間帯は早朝(6時~8時)や夕方以降(17時以降)、三が日を避けた1月4日以降です。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48 |
| 電車でのアクセス | 京急大師線「川崎大師駅」から徒歩約8分 |
| 駐車場 | 通常は自動車交通安全祈祷殿に駐車場あり ※1月1~3日は周辺道路で交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用を強く推奨 |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(三が日は交通規制のため車は不可) |
2. 鶴岡八幡宮|古都鎌倉の象徴、源氏ゆかりの古社

鶴岡八幡宮の基本情報
鶴岡八幡宮は、1063年に源頼義が創建し、1180年に源頼朝が現在の地に移設した、鎌倉を代表する歴史的な神社です。御祭神は応神天皇、比売神、神功皇后で、武運長久・勝負運・家内安全・商売繁盛・交通安全など幅広いご利益があるとされています。
初詣期間には約250万人が訪れ、神奈川県内では川崎大師に次ぐ参拝者数を誇ります。本宮をはじめとした朱塗りの社殿は国の重要文化財に指定され、美しい景観を楽しめます。
初詣期間の参拝時間
- 12月31日:6時00分~終日
- 1月1日:~21時00分
- 1月2日:6時00分~20時00分
- 1月3日:6時00分~19時30分
- 1月4日以降:6時00分~17時00分
境内の見どころ
境内には源氏池と平家池があり、源氏の繁栄と平家の衰退を象徴する歴史的な造りとなっています。若宮大路から続く参道も趣があり、初詣とともに鎌倉の歴史を感じることができます。
混雑状況と回避のコツ
元旦0時~3時、10時~15時が最も混雑します。早朝5時~8時や夕方以降、三が日を避けた参拝がおすすめです。三が日は鎌倉駅周辺から若宮大路にかけて大規模な交通規制が実施されます。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 |
| 電車でのアクセス | JR横須賀線「鎌倉駅」東口から徒歩約10分 江ノ島電鉄「鎌倉駅」から徒歩約10分 |
| 駐車場 | 通常は境内に有料駐車場あり ※三が日は交通規制のため車でのアクセスは困難 |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(三が日は鎌倉駅周辺から若宮大路にかけて大規模交通規制あり) |
3. 箱根神社|芦ノ湖畔の関東屈指のパワースポット

箱根神社の基本情報
箱根神社は、天平宝字元年(757年)に万巻上人によって創建された古社です。御祭神は箱根三所権現(瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊)で、開運厄除・心願成就・交通安全の強いご利益で知られ、「運開きの神様」として信仰されています。
芦ノ湖に浮かぶように立つ朱色の「平和の鳥居」は箱根を象徴する景観として有名です。初詣期間には約30万人以上が訪れます。
初詣期間の参拝時間
例年、大晦日から元日にかけては終日参拝可能です。詳細な時間は箱根神社公式ホームページで事前に確認することをおすすめします。
初詣の見どころ
元旦午前0時には「新年奉祝花火」が打ち上げられ、芦ノ湖の夜空を華やかに彩ります。箱根神社御本殿の横にある「九頭龍神社新宮」も合わせて参拝することで、縁結び・金運・商売繁盛のご利益が得られるとされています。
新宮前にある龍神水舎では、九頭龍大神の神水である「龍神水」が湧き出ており、万病に効くとされています。持ち帰り用の容器を持参するのがおすすめです。
混雑状況と回避のコツ
元旦0時~3時(花火見物と初詣)、10時~15時が混雑のピークです。早朝4時~8時、夕方16時以降が比較的空いています。1月4日以降は大幅に混雑が緩和されます。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 |
| 電車・バスでのアクセス | 箱根湯本駅から箱根登山バス「元箱根・箱根町」方面行きで約40分、「元箱根」下車徒歩約10分 |
| 車でのアクセス | 東名高速道路「厚木IC」から約1時間 小田原厚木道路経由で約40分 |
| 駐車場 | 第1駐車場(約200台)、第2駐車場(約100台)、北参道駐車場あり ※早朝で満車になることが多い |
| 交通規制 | 大晦日の夜~1月3日まで周辺道路で大規模交通規制(一方通行含む) 箱根湯本方面・小田原方面から大渋滞が発生 |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(時間に余裕があれば車も可能だが早朝出発必須) |
| 服装の注意 | 標高が高く積雪・凍結の可能性あり。防寒対策と滑りにくい靴必須 |
4. 江島神社|三姉妹の女神を祀る縁結びと芸道上達の聖地

江島神社の基本情報
江島神社は、江の島全体が境内となっており、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の三社から成る神社です。日本三大弁財天のひとつとして知られ、創建は6世紀と伝えられています。
縁結び・芸能上達・財宝・航海安全・交通安全などのご利益があり、初詣期間には約15万人が訪れます。
初詣期間の参拝時間
境内は基本的に終日開放されていますが、弁財天を祀る奉安殿の拝観時間は8時30分~17時00分です。御朱印やお守りを授与する社務所も17時に閉まるため注意が必要です。
境内の見どころ
辺津宮境内にある八角のお堂「奉安殿」には、日本三大弁財天として知られる八臂弁財天と妙音弁財天が祀られています。辺津宮では「白龍池」で銭洗いをすることで金運のご利益が期待できます。
島の最奥部には海食崖の中にできた「岩屋」があり、弁財天が現れたという伝説の地として知られています。初詣と合わせて江の島観光も楽しめます。
混雑状況と回避のコツ
江の島は初日の出スポットとしても人気があるため、元旦の早朝も混雑します。三が日の日中(10時~15時)が最も混雑するため、夕方以降や1月4日以降の参拝がおすすめです。
江島神社では混雑状況をリアルタイムで確認できるマップが公式サイトで提供されているため、事前にチェックすると良いでしょう。
食べ歩きグルメも充実
参道には土産物屋や飲食店が立ち並び、しらす料理やたこせんべい、江の島名物の「丸焼きたこせんべい」など、食べ歩きグルメが充実しています。初詣と合わせて楽しむのがおすすめです。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県藤沢市江の島2-3-8 |
| 電車でのアクセス | 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約15分 江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩約20分 湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩約23分 |
| 駐車場 | 江の島島内に有料駐車場あり ※三が日は周辺道路が大変混雑 |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(三が日は道路混雑と駐車場待ちが発生) |
| 混雑情報 | 公式サイトでリアルタイム混雑マップを提供 |
5. 寒川神社|全国唯一の八方除けの守護神

寒川神社の基本情報
寒川神社は、相模国一之宮として約1600年の歴史を持つ格式高い神社です。主祭神は寒川比古命・寒川比女命で、全国で唯一「八方除け」を専門とする神社として知られています。
八方除けとは、地相・家相・方位・日柄などすべての悪事災難を取り除き、あらゆる厄災から身を守るご利益のことです。このほか、交通安全・家内安全・商売繁盛・厄除けなどのご利益もあります。
初詣期間には約50万人が訪れ、神奈川県内では川崎大師、鶴岡八幡宮に次いで第3位の参拝者数を誇ります。
初詣期間の参拝時間
元旦0時の新年の幕開けとともに、御本殿で新年初めての「八方除祭」「元旦祈祷祭」が斎行されます。御祈祷受付は例年、12月31日23時45分~1月1日17時00分、1月2日~5日は6時30分~17時00分となっています。
初詣の見どころ
12月20日から2月23日まで、神門に青森のねぶた飾り「迎春ねぶた」が飾り付けされ、初詣の参拝者を華やかに出迎えます。夜間にはライトアップもされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。迎春ねぶたをくぐると厄除けになると言われています。
屋台情報
初詣期間中は境内と第1駐車場を中心に150店舗以上の屋台が出店します。大晦日から1月8日ごろまで営業し、焼きそば・たこ焼き・じゃがバター・甘酒など、定番グルメが揃います。
営業時間は通常9時~20時頃ですが、第1駐車場の屋台は深夜まで営業していることもあります。
混雑状況と回避のコツ
三が日の日中(10時~15時)が最も混雑します。早朝(6時~8時)や夕方(17時以降)、1月4日以降の参拝が比較的空いています。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 |
| 電車でのアクセス | JR相模線「宮山駅」から徒歩約5分 |
| 駐車場(通常時) | 約400台収容の無料駐車場あり |
| 駐車場(三が日) | 境内駐車場は使用不可 近隣のガソリンスタンドや民間臨時駐車場を利用(有料・1回1,000円程度) |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(三が日は駅から徒歩5分とアクセス良好) |
6. 伊勢山皇大神宮|横浜の「関東のお伊勢さま」

伊勢山皇大神宮の基本情報
伊勢山皇大神宮は、明治3年(1870年)に明治天皇の勅願により創建された格式高い神社で、「関東のお伊勢さま」として親しまれています。伊勢神宮の御祭神である天照大御神をお祀りし、横浜の総鎮守として市民の信仰を集めています。
開運招福・商売繁盛・家内安全などにご利益があります。横浜みなとみらいにも近く、観光とともに参拝を楽しめる立地が魅力です。
初詣期間の参拝時間
12月31日~1月1日20時まで参拝可能です。新年祈願は1月1日0~17時まで奉仕されます。1月1~3日は毎年多くの参拝者で賑わい、露店も立ち並びます。
境内の見どころ
野毛山の高台に鎮座し、境内からは横浜の街並みを一望できます。創建150年を記念して、令和2年(2020年)に伊勢神宮より社殿が本殿として移築されました。
社紋の桜にあやかり、学生の受験を応援する「ガンバレ!さくら君絵馬」が人気です。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市西区宮崎町64 |
| 電車でのアクセス | JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約10分 京急線「日ノ出町駅」から徒歩約10分 みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約15分 |
| 駐車場 | 参拝者用駐車場あり(台数に限りあり) |
| おすすめアクセス | 公共交通機関(横浜観光と合わせて徒歩圏内) |
7. 大山阿夫利神社|標高1,252mの霊山に鎮座するパワースポット

大山阿夫利神社の基本情報
大山阿夫利神社は、神奈川県伊勢原市の大山(標高1,252m)に鎮座する神社で、創建は2000年以上前と伝えられています。古くから「雨降山(あふりやま)」として信仰され、御祭神は大山祇神です。
雨乞い・商売繁盛・家内安全・五穀豊穣などにご利益があります。江戸時代には年間20万人もの人々が「大山詣り」に訪れた歴史があり、現在も関東屈指のパワースポットとして人気です。
下社と本社
大山阿夫利神社は山頂の本社と中腹の下社から成ります。初詣期間は下社への参拝が一般的で、ケーブルカーを利用してアクセスできます。本格的な登山装備があれば本社まで登拝することも可能です。
初詣期間の行事
初詣期間中は大晦日から多くの参拝者で賑わい、元旦には人々の幸せ・繁栄・平和、五穀の豊穣を祈願する「歳旦祭」が行われます。地元の氏子から参拝者へ福餅が振る舞われます。
1月中は毎日「新春特別大護摩供」が奉修されます。
混雑状況と注意点
三が日は大変混雑し、ケーブルカーも待ち時間が発生します。1月中旬以降は比較的落ち着いて参拝できます。
冬季は積雪や凍結の可能性があるため、防寒対策と滑りにくい靴が必須です。特に本社まで登拝する場合は本格的な登山装備が必要です。
アクセス・駐車場情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県伊勢原市大山355(下社) |
| 電車・バス・ケーブルカー | 小田急線「伊勢原駅」から神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行きで約30分、終点下車 大山ケーブルカーで「阿夫利神社駅」下車すぐ(下社) |
| 駐車場 | 大山ケーブル駅周辺に有料駐車場あり ※三が日は混雑するため早めの到着推奨 |
| おすすめアクセス | 公共交通機関+ケーブルカー |
| 服装の注意 | 標高が高く積雪・凍結の可能性あり。防寒対策と滑りにくい靴必須 本社まで登拝する場合は本格的な登山装備が必要 |
神奈川県の初詣を成功させるポイント
1. 混雑回避の時間帯を選ぶ
どの神社仏閣も、元旦0時~3時(年越し参拝)と10時~15時(日中)が最も混雑します。早朝(6時~8時)、夕方以降(17時~)、三が日を避けた1月4日以降の参拝が比較的スムーズです。
2. 公共交通機関を積極的に利用する
川崎大師、鶴岡八幡宮、江島神社、寒川神社など、三が日は周辺道路で大規模な交通規制が実施されます。駐車場も早朝で満車になるため、電車やバスでのアクセスが最も確実です。
3. エリア別の服装対策
横浜・川崎・鎌倉・江の島エリアは比較的温暖ですが、海風が強いため防風対策が必要です。一方、箱根・大山エリアは標高が高く、積雪や凍結の可能性があるため、厚手のコート、手袋、マフラー、滑りにくい靴が必須です。
4. 事前に公式情報をチェック
参拝時間、御祈祷の受付時間、交通規制情報は毎年変更される可能性があります。各神社仏閣の公式ホームページで最新情報を確認してから訪れることをおすすめします。
5. 小銭の準備
お賽銭、御朱印、お守り購入、屋台での買い物など、初詣では小銭を使う場面が多くあります。事前に5円玉、100円玉、500円玉などを用意しておくとスムーズです。
初詣と一緒に楽しめる!神奈川県のお正月イベント・観光スポット
初詣だけでなく、神奈川県には新年を彩る様々なイベントや観光スポットがあります。初詣の前後に立ち寄ることで、より充実したお正月の思い出を作ることができます。
横浜みなとみらいエリア|冬のイルミネーションと初詣
伊勢山皇大神宮で初詣をした後は、徒歩圏内の横浜みなとみらいで冬のイルミネーションを楽しめます。「YOKOHAMA MINATOMIRAI WINTER HOLIDAY 2025-2026」では、みなとみらい全体がロマンチックな光に包まれます。
赤レンガ倉庫、横浜ランドマークタワー、MARK IS みなとみらいなど、各施設で趣向を凝らしたイルミネーションが展開されます。初詣の後に夜景を眺めながらディナーを楽しむのもおすすめです。
鎌倉エリア|古都散策と初詣
鶴岡八幡宮で初詣をした後は、鎌倉の古寺巡りを楽しみましょう。建長寺(鎌倉五山第1位)や長谷寺(長谷観音)も初詣スポットとして人気です。
鎌倉小町通りには食べ歩きグルメやカフェが充実しており、正月限定の和菓子や甘酒などを楽しめます。鎌倉駅周辺には鎌倉野菜を使ったレストランも多く、ヘルシーなランチで新年をスタートできます。
また、鎌倉・江の島エリアでは毎年1月2日・3日に箱根駅伝が通過します。往路2日は鎌倉市内を、復路3日は藤沢・茅ヶ崎を選手たちが駆け抜けます。沿道での応援も新年の楽しみのひとつです。
江の島エリア|湘南の海と初詣
江島神社で初詣をした後は、江の島シーキャンドル(展望灯台)に登って相模湾と富士山の絶景を楽しみましょう。冬季は関東三大イルミネーションのひとつ「湘南の宝石」が開催されており、夕方以降は幻想的な光の演出が楽しめます。
江の島参道には「しらす丼」や「たこせんべい」などの名物グルメが揃い、食べ歩きも充実しています。新年は釜揚げしらすで温まりながら初詣を楽しむのがおすすめです。
川崎エリア|仲見世通りでグルメを満喫
川崎大師の参道には仲見世通りが続き、名物の「久寿餅(くずもち)」や「飴切り実演」を見ることができます。特に元祖・久寿餅で知られる老舗和菓子店は、お土産にも最適です。
仲見世通りでは、正月限定の縁起物や開運グッズも販売されており、初詣の思い出として購入するのもおすすめです。三が日は屋台も多数出店し、温かい食べ物や飲み物で新年を祝えます。
箱根エリア|温泉と初詣で心身リフレッシュ
箱根神社で初詣をした後は、箱根温泉で心身をリフレッシュしましょう。箱根湯本、強羅、仙石原など各エリアに日帰り温泉施設や温泉旅館が充実しています。
芦ノ湖遊覧船に乗れば、湖上から箱根の大自然と富士山を眺められます。箱根元宮(箱根神社の奥宮)へはロープウェイでアクセスでき、箱根三社参りを達成することで、さらなるご利益が得られるとされています。
1月には各温泉宿で新春特別プランが用意されており、初詣と温泉を組み合わせた1泊2日の旅もおすすめです。
初詣×初日の出スポット情報
神奈川県には初日の出を見た後にそのまま初詣ができるスポットもあります。
- 江島神社:江の島は初日の出の名所。海から昇る朝日を拝んだ後、そのまま初詣ができます
- 箱根神社:芦ノ湖越しに富士山と初日の出を望めます。元旦午前0時の花火も見どころです
- 大山阿夫利神社:山頂の本社からは相模湾と富士山を一望でき、壮大な初日の出が見られます
お正月限定の御朱印・お守り情報
多くの神社仏閣では、正月限定の特別な御朱印やお守りが授与されます。
- 江島神社:干支(午年)と龍をモチーフにしたカラフルな切り絵御朱印(台紙付き)
- 鶴岡八幡宮:正月限定の金色の御朱印
- 寒川神社:八方除けの特別御守と迎春ねぶたデザインの授与品
- 箱根神社:九頭龍神社新宮の龍神守(年始特別バージョン)
これらの限定品は数量限定の場合もあるため、早めの参拝がおすすめです。御朱印帳も各神社オリジナルデザインが揃っており、初詣の記念に新調するのも良いでしょう。
まとめ|2026年の初詣は神奈川県で運気アップを
神奈川県には、厄除けの川崎大師、武運の鶴岡八幡宮、開運の箱根神社、縁結びの江島神社、八方除けの寒川神社など、それぞれ特色あるご利益を持つ神社仏閣が揃っています。
2026年(令和8年・午年)の初詣は、この記事を参考に混雑を避けた時間帯を選び、公共交通機関を活用し、エリアに応じた服装対策をして、気持ちよく新年の祈願をしてください。
神奈川県の初詣で、素晴らしい一年のスタートを切りましょう。