【2026】高松のおすすめ初詣5選｜定番から穴場まで

高松で初詣に行くなら！2026年おすすめの神社・お寺5選

香川県高松市には、歴史ある神社仏閣が数多く存在し、新年を迎える初詣に多くの参拝者が訪れます。
讃岐国一宮として格式高い神社から、商売繁盛で有名なお寺まで、それぞれ独自のご利益と魅力を持つスポットが揃っています。

この記事では、高松市内でおすすめの初詣スポットを定番から穴場まで5ヶ所厳選してご紹介します。
アクセス情報やご利益、混雑状況なども詳しく解説しますので、2026年の初詣先選びの参考にしてください。

1. 田村神社｜香川県随一の参拝者数を誇る讃岐国一宮

田村神社は讃岐国一宮として1300年以上の歴史を持つ、香川県で最も格式の高い神社です。地元の方々からは「一宮さん」と親しまれ、初詣には香川県内外から多くの参拝者が訪れます。

田村神社の特徴とご利益

田村神社は和銅2年（709年）に社殿が創建されたと伝えられ、水神信仰を基盤とした神社です。奥殿の床下には深淵があり、龍が棲むとされる神秘的な場所として知られています。水の少ない讃岐地方において、豊かな湧き水に恵まれたこの地は、古くから水の神として崇められてきました。

境内は非常に広く、本殿以外にも七福神巡り、十二支巡り、龍神、稲荷社など、数多くの御利益スポットが配置されています。主なご利益は家庭円満、子宝・安産、縁結び、商売繁盛などです。特に龍神様は金運アップで有名で、小判を貼り付けてお参りする風習があります。

初詣の見どころと混雑状況

元日の午前0時には本殿の大太鼓が100回打ち鳴らされ、新年を祝う荘厳な雰囲気に包まれます。三が日は大変混雑し、駐車場に車を停めるだけでも20分以上待つこともあります。比較的ゆっくり参拝したい方は、三が日を避けるか、早朝や夕方の時間帯がおすすめです。

境内には屋台も多数出店され、お祭りのような賑やかな雰囲気を楽しめます。また、日曜日には「日曜市」も開催されており、うどん店もオープンするなど、地域に根差した神社です。

アクセス情報

2. 石清尾八幡宮｜高松の氏神として親しまれる総鎮守

石清尾八幡宮は延喜18年（918年）に創建された、高松市の総鎮守として崇敬を集める神社です。「おはちまんさん」「いわせをさん」の愛称で地元の人々に親しまれています。

石清尾八幡宮の特徴とご利益

祭神は足仲彦命（仲哀天皇）、誉田別命（応神天皇）、息長帯姫命（神功皇后）の三柱で、八幡大神として祀られています。高松市中心市街地の南西部、石清尾山の裾野に鎮座し、香川県神社庁も境内に所在しています。

主なご利益は厄除け、安産祈願、家内安全、交通安全などです。境内には本殿のほか、神明社や若宮社など6つの末社があり、それぞれ異なるご利益があります。

初詣の見どころと賑わい

大晦日の12月31日23時頃から多くの参拝客が詰めかけ、年越しの鏡開きとともに参拝が開始されます。境内では神酒の振る舞いのほか、地元の丸亀町商店街振興組合による豚汁や菓子店「かねすえ」のぜんざいが提供され、温かいおもてなしが好評です。

三が日は随神門前に屋台が出店され、街中を回る無料のシャトルバスも運行されます。地元の「亀阜おやじの会」が誘導を担当するなど、アットホームな雰囲気も魅力のひとつです。

アクセス情報

3. 八栗寺｜商売繁盛で名高い「八栗のお聖天さま」

八栗寺は四国八十八箇所霊場の第85番札所で、天長6年（829年）に弘法大師によって開基されたと伝わる古刹です。五剣山の中腹に位置し、「八栗のお聖天さま」として商売繁盛・縁結び・学業成就のご利益で有名です。

八栗寺の特徴とご利益

本尊は聖観世音菩薩で、本堂横の聖天堂には弘法大師作と伝わる日本最古とされる歓喜天が祀られています。この歓喜天は霊験あらたかなことで知られ、商売繁盛、縁結び、家内安全、学業成就など多くのご利益があるとされています。

弘法大師が修行中に五本の剣が天から降ったという伝説から「五剣山」と名付けられ、山上からは屋島をはじめとする瀬戸内海の絶景を望むことができます。

初詣の見どころとケーブルカー

八栗寺への参拝は、レトロなケーブルカーを利用するのがおすすめです。八栗登山口駅から山上駅まで約4分で到着し、車窓からの景色も楽しめます。大晦日の23時頃から除夜の鐘（先着108名に整理券配布）がつかれ、元日から1月3日までは本堂と多宝塔の本尊が特別に開扉され拝観できます。

初詣期間中（12月31日22時～1月3日18時）は裏参道が車両通行止めとなるため、表参道もしくは八栗ケーブルを利用する必要があります。八栗ケーブル乗り場には無料駐車場が完備されています。

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4. 冠纓神社｜縁結びのパワースポットとして人気

冠纓神社（かんえいじんじゃ）は貞観3年（861年）創建の歴史ある神社で、「かむろ八幡宮」とも呼ばれています。香南町の氏神として親しまれ、特に縁結びの神社として女性に人気のスポットです。

冠纓神社の特徴とご利益

御祭神は応神天皇、足仲彦命、息長足媛命の三柱です。室町幕府の武将・細川頼之が京都石清水八幡宮の冠纓（かんむりの紐）を奉納したことが社名の由来となっています。細川頼之は戦の前に必ず参拝し、厚く崇敬したことで知られています。

主なご利益は縁結び、立身出世、勝運、眼病予防などです。境内には大きな楠の御神木があり、立身出世・勝運のご利益があるとされています。また、目の神様として知られる水神の井戸があり、毎月1日には特別な水が頒布されます。

境内の見どころ

境内には安倍晴明神社や龍王神社などの境内社があり、それぞれで御朱印をいただくことができます。秋季例祭では日本一の夫婦大獅子舞が披露され、県指定有形民俗文化財にも指定されています。

鎮守の森は香川県自然記念物に指定され、古来よりの自然が残る美しい環境です。表参道は約60段の石段を登る必要がありますが、裏参道はフラットでアクセスしやすくなっています。

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5. 屋島寺｜源平合戦ゆかりの地で厳かな初詣を

屋島寺は四国八十八箇所霊場の第84番札所で、天平勝宝6年（754年）に唐僧・鑑真によって開基されたと伝わる古刹です。屋島の山上に位置し、源平合戦ゆかりの地としても知られています。

屋島寺の特徴とご利益

四国霊場で唯一、鑑真和上が開基した寺院として知られ、本尊は十一面千手観音菩薩です。主なご利益は厄除け、家内安全、海上安全などです。

宝物館には源平合戦の絵巻などが展示されており、歴史的な雰囲気を感じながら参拝できます。屋島山上からは高松市街や瀬戸内海を一望でき、初日の出スポットとしても人気があります。

初詣の注意点

屋島寺は山上にあるため、元日の深夜（日付が変わった直後）には本堂の扉が開いていないこともあります。終夜参拝を希望される場合は事前に確認されることをおすすめします。日中の参拝が確実で、景色も楽しめるため、元日の日中や三が日の明るい時間帯の参拝がおすすめです。

車でアクセスする場合、屋島スカイウェイ（有料道路）を利用して山上まで行くことができます。山上には駐車場がありますが、初詣期間中は混雑が予想されます。

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高松の初詣をより楽しむためのポイント

混雑を避けるコツ

高松市内の主要な神社仏閣は、元日から三が日にかけて大変混雑します。特に田村神社や石清尾八幡宮は、香川県内でも参拝者数が多いスポットです。

混雑を避けたい場合は、早朝（午前6時～8時頃）や夕方（午後4時以降）の時間帯がおすすめです。また、三が日を過ぎた1月4日以降であれば、比較的ゆっくりと参拝できます。松の内（1月7日まで）に参拝すれば、初詣としての意味合いは十分にあります。

防寒対策をしっかりと

香川県は比較的温暖な気候ですが、1月の初詣時期は冷え込むことがあります。特に八栗寺や屋島寺のような山上の寺院は、市街地よりも気温が低くなります。防寒着や手袋、マフラーなどの防寒対策をしっかりとしていきましょう。

また、境内で待ち時間が長くなることもあるため、カイロなどを持参すると快適に過ごせます。

駐車場情報の事前確認

車で参拝する場合、各神社仏閣には駐車場がありますが、初詣期間中は大変混雑します。田村神社では駐車場待ちの時間が20分以上かかることもあります。

可能であれば公共交通機関の利用をおすすめします。石清尾八幡宮のように無料シャトルバスが運行される場合もあるので、事前に各神社仏閣のウェブサイトや電話で確認しておくとスムーズです。

お守りや御朱印の授与時間

お守りや御朱印の授与時間は、各神社仏閣によって異なります。通常は午前9時～午後5時頃が一般的ですが、初詣期間中は時間が延長されることもあります。

特に人気の御朱印をいただきたい場合は、混雑を避けた時間帯に訪れるか、事前に授与時間を確認しておくと良いでしょう。冠纓神社のように複数の御朱印をいただけるスポットもあります。

まとめ｜高松の初詣で良い一年のスタートを

高松市には、格式高い讃岐国一宮の田村神社から、商売繁盛で有名な八栗寺、縁結びのパワースポット冠纓神社まで、魅力的な初詣スポットが数多くあります。それぞれの神社仏閣には独自の歴史とご利益があり、参拝者を温かく迎えてくれます。

2026年の初詣は、ご自身の願いや目的に合わせて参拝先を選び、新しい年の幸せを祈願してみてはいかがでしょうか。混雑状況やアクセス方法を事前に確認して、気持ちよく新年のスタートを切りましょう。

香川県ならではのうどん店も周辺に多数あるため、初詣の後に讃岐うどんを楽しむのもおすすめです。良い一年になりますように、心を込めてお参りください。