【2026】岐阜市のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

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【2026】岐阜市のおすすめ初詣5選|定番から穴場まで

もくじ

2026年新春を祝う!岐阜市のおすすめ初詣スポット5選

新年の始まりを祝う初詣は、一年の幸運と健康を祈る日本の大切な伝統行事です。岐阜市には歴史ある神社が数多く存在し、それぞれ異なるご利益や魅力を持っています。

この記事では、2026年の初詣におすすめの岐阜市内の神社を、定番スポットから穴場まで5つ厳選してご紹介します。混雑状況やアクセス情報、各神社の見どころも詳しく解説しますので、初詣計画の参考にしてください。

【2026】岐阜県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで
【2026】岐阜県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで

新しい年の始まりに、神社やお寺へお参りする初詣。 岐阜県には1900年以上の歴史を持つ神社から、金運や縁結びのご利益がある神社まで、魅力的な初詣スポットが数多く存在します。 この記事では、2026年の ...

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岐阜市の初詣はいつまでに行くべき?

初詣の時期について、一般的には元日から三が日(1月1日〜3日)までに参拝するのが最も丁寧とされています。三が日を過ぎても、松の内(1月7日まで、地域によっては1月15日まで)の期間内であれば初詣として認められています。

岐阜市の主要神社では、例年大晦日の深夜から元旦の未明(0時〜2時頃)と、元旦から三が日の日中(午前11時〜午後3時頃)が最も混雑します。混雑を避けたい方は、元旦の早朝(6時〜9時頃)や、2日・3日の午前中または夕方以降の参拝がおすすめです。

1. 伊奈波神社(いなばじんじゃ)|岐阜市最大級の定番初詣スポット

伊奈波神社

1900年以上の歴史を誇る岐阜市を代表する神社

伊奈波神社は、岐阜市の金華山麓に鎮座する1900年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。景行天皇14年に武内宿禰が五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を祀ったのが始まりとされ、美濃国三宮として古くから信仰を集めてきました。

戦国時代には、斎藤道三が稲葉山城(現在の岐阜城)を築城する際に現在の地に遷座させた歴史があり、織田信長や豊臣秀吉といった歴史上の人物とも深い縁があります。

県内最大級の参拝者数を誇る人気スポット

伊奈波神社は岐阜県内で最も多くの初詣参拝者が訪れる神社で、例年約79万人もの参拝客が三が日に訪れます。大晦日から元旦にかけては特に混雑し、参道には長い列ができるため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

主なご利益と見どころ

主祭神の五十瓊敷入彦命は、この地の開拓神として崇敬され、家内安全、商売繁盛、交通安全、学業成就、縁結び、安産子育てなど幅広いご利益があるとされています。

境内の見どころは、壮大な本殿、拝殿、楼門などの建築物に加え、境内社の黒龍神社があります。黒龍神社は「黒龍様」として親しまれ、県内屈指のパワースポットとして知られており、「どんな願いも叶えてくれる」と評判で無病息災や合格祈願に訪れる人が多数います。

2026年の初詣行事

  • 歳旦祭:2026年1月1日 6時〜
  • 新年祈祷:2026年1月1日〜3日
  • 元始祭:2026年1月3日
  • 筒粥神事:2026年1月15日 9時〜
  • 左義長神事:2026年1月17日 8時30分〜

基本情報・アクセス

住所 岐阜県岐阜市伊奈波通1-1
参拝時間 24時間参拝可能(授与所は9:00〜16:30)
電話番号 058-262-5151
アクセス(バス) JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バス「伊奈波通り」停留所下車、徒歩約10分
駐車場 30台(無料、ただし1月1日〜5日は利用不可)
初詣期間の混雑 12月31日〜1月1日は終日参拝可能。大晦日深夜から元旦未明、元旦から三が日の日中は大変混雑
公式サイト 伊奈波神社

2. 金神社(こがねじんじゃ)|金運招福のパワースポット

金神社(こがねじんじゃ)

金色に輝く鳥居が目印の金運神社

金神社は岐阜市の中心部に鎮座する、金運招福・商売繁盛のご利益で有名な神社です。
成務天皇5年(西暦135年)の創建と伝えられ、国史見在社・旧県社に列せられる格式ある神社として、地元では「こがねさん」と親しまれています。

一番の特徴は、高さ約8m、幅約8mの金色に輝く巨大な鳥居です。
平成27年に金色に塗り替えられたこの鳥居は、撮影スポットとしても人気で、金運を呼び寄せるかのような存在感を放っています。

財をもたらす女神を祀る

主祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)で、五十瓊敷入彦命(伊奈波神社の主祭神)の妃として知られています。
彼女は私財を使って町を開拓し、産業・農業の発展に大きく寄与したことから、財をもたらす神として信仰されるようになりました。

また、市隼雄命(橿森神社の主祭神)の母であることから、子どもを育む母の神、安産祈願や子育ての神としても祀られています。

毎月最終金曜日は「Premium金Day」

金神社では毎月最終金曜日に「Premium金Day」が開催され、普段は黒字の御朱印が金色の文字で授与されます。この日は長蛇の列ができるほどの人気で、金文字の御朱印を求める参拝者で賑わいます。

境内社と見どころ

本殿の隣には金祥稲荷神社があり、お稲荷様として商売繁盛のご利益があります。また、願いが叶うかどうかを試す「おもかる石」や、本殿裏には食をつかさどる神様を祀った金高椅(こがねたかはし)神社もあるので、あわせて参拝するのがおすすめです。

基本情報・アクセス

住所 岐阜県岐阜市金町5丁目3番地
参拝時間 24時間参拝可能(授与所は9:00〜17:00)
電話番号 058-262-1316
アクセス(徒歩) JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から徒歩約10分
駐車場 あり(初詣期間は閉鎖される可能性あり)
主なご利益 金運招福、商売繁盛、産業繁栄、安産祈願、子育て
公式サイト 金神社(こがねじんじゃ)

3. 岐阜大仏(金鳳山正法寺)|日本三大仏の癒しスポット

岐阜大仏(金鳳山正法寺)

日本最大級の乾漆仏が鎮座する黄檗宗の古刹

正法寺は岐阜市大仏町に位置する黄檗宗の寺院で、高さ13.63mの岐阜大仏で知られています。この大仏は日本三大仏のひとつに数えられ、乾漆仏としては日本最大級の規模を誇ります。

江戸時代後期の寛政年間、第11代惟中和尚が相次ぐ大地震や大飢饉で亡くなった人々の菩提を弔うために建立を発願。1791年から着工し、第12代肯宗和尊が引き継いで38年の歳月を費やして1832年に完成しました。

経典で造られた「籠大仏」の独特な構造

岐阜大仏は、大イチョウの木を真柱とし、木材で骨格を組み、竹材を編んで仏像の形を形成する独特の構造です。竹材の上に粘土を塗り、四万巻もの経典が書かれた美濃和紙を貼り付けて漆を塗り、金箔を張って造られています。

籠を編むように造られたことから「籠大仏(かごだいぶつ)」とも呼ばれ、その優しげな表情と荘厳さは、訪れる人々に癒しと安らぎを与えてくれます。

岐阜公園近くの静かな初詣スポット

岐阜大仏は岐阜公園のすぐ近くに位置し、初詣の際には静かに新年の祈りを捧げられる穴場スポットとして人気です。例年1月1日〜3日には、拝観された方に先着100名様に開運干支の飴が進呈されます。

黄檗宗の寺院らしく建物や作法は中国風で、一般的な日本の寺院とは異なる雰囲気を楽しめます。岐阜城観光と合わせて訪れるのもおすすめです。

基本情報・アクセス

住所 岐阜県岐阜市大仏町8
拝観時間 9:00〜17:00(無休)
拝観料 大人(高校生以上)200円、小人100円
電話番号 058-264-2760
アクセス(バス) JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バス「岐阜公園・歴史博物館前」下車、徒歩約3分
駐車場 数台分あり(無料、岐阜公園の駐車場利用も可)
初詣特典 1月1日〜3日、拝観者先着100名様に開運干支の飴を進呈
主なご利益 厄除け、無病息災、心願成就、癒し
公式サイト 岐阜大仏(金鳳山正法寺)

4. 橿森神社(かしもりじんじゃ)|家庭円満と縁結びの神様

橿森神社

岐阜三社参りの一社・子どもと家族の守り神

橿森神社は第12代景行天皇の時代に創建されたと伝えられる古社で、家庭円満、縁結び、学業成就、安産などのご利益で知られています。市内中心地に位置し、境内は粕森公園として市民に親しまれています。

主祭神は市隼雄命(いちはやおのみこと)で、伊奈波神社の五十瓊敷入彦命(父)と金神社の渟熨斗姫命(母)の子にあたります。この親子関係から、伊奈波神社・金神社・橿森神社の三社を巡る「岐阜三社参り」が江戸時代から続く風習として定着しています。

織田信長ゆかりの岐阜信長神社も境内に

境内には、明治時代に京都の建勲神社から分霊された岐阜信長神社があります。織田信長公を主祭神とするこの神社は、信長が楽市楽座を開いた地としても知られており、歴史探索にもぴったりです。

「Premium金Day」にも参加

橿森神社でも金神社と同様に、毎月最終金曜日に金色の御朱印を授与しています。金神社ほど混雑しないため、スムーズに御朱印をいただけると評判です。

基本情報・アクセス

住所 岐阜県岐阜市若宮町1-8
参拝時間 終日参拝可能
電話番号 058-246-0125
アクセス(バス) JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からN系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス乗車、「柳ケ瀬」下車徒歩約10分
駐車場 なし
主なご利益 家庭円満、夫婦円満、縁結び、子宝、安産、学業成就、子どもの成長
公式サイト 橿森神社(岐阜観光コンベンション協会)

5. 岐阜護國神社(ぎふごこくじんじゃ)|静かに祈りを捧げる穴場スポット

岐阜護國神社

金華山の麓に鎮座する荘厳な護国神社

岐阜護國神社は、岐阜城の築かれた金華山の北麓に鎮座する神社です。戊辰戦争から第二次世界大戦に至るまでの、岐阜・中濃・東濃各地区出身の英霊37,800余柱を祀る護国神社として、1940年に創建されました。

県内随一の壮大なロケーション

境内は大自然に囲まれ、県内随一の壮大なロケーションを誇ります。風光明媚な佇まいで厳かな雰囲気に包まれており、静かに新年の祈りを捧げたい方におすすめです。長良川に面した立地で、岐阜公園からも徒歩でアクセスできます。

岐阜市内で最も早く咲く「鵜飼桜」

境内にある「鵜飼桜」と呼ばれる樹齢150年以上の江戸彼岸桜は、岐阜市内で最も早く開花することで有名です。かつては桜の咲き具合で鵜飼の鮎の漁獲量を占ったことから、この名が付いたと言われています。春の初詣シーズンには美しい桜の景色も楽しめます。

基本情報・アクセス

住所 岐阜県岐阜市御手洗393
参拝時間 参拝自由
電話番号 058-264-4321
アクセス(車) JR岐阜駅から車で約15分
アクセス(バス) JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバス、「岐阜公園・歴史博物館前」下車徒歩約10分
駐車場 あり(岐阜公園駐車場利用可)
主なご利益 国家安泰、平和祈願、家内安全、交通安全
公式サイト 岐阜護國神社

初詣の服装と持ち物について

服装の注意点

初詣に特別な服装の決まりはありませんが、神様の前に出ることを意識して、ジャージやラフすぎる服装は避け、少し綺麗めな格好を心がけましょう。

岐阜市は冬の寒さが厳しく、特に「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい風が吹くため、しっかりとした防寒対策が必要です。コートやマフラー、手袋、カイロなどの防寒具を用意し、足元は滑りにくい靴を選びましょう。

持ち物チェックリスト

  • 現金(小銭、特に5円玉を多めに):お賽銭や屋台での支払いに必要
  • 防寒具:カイロ、マフラー、手袋など
  • 御朱印帳:御朱印を集めている方は忘れずに
  • エコバッグ:お守りやお札を入れるのに便利

混雑を避けるコツと分散参拝のすすめ

混雑を避ける時間帯

岐阜市の主要神社で最も混雑するのは以下の時間帯です。

  • 大晦日の深夜から元旦の未明(0時〜2時頃)
  • 元旦から三が日の日中(午前11時〜午後3時頃)

混雑を避けたい方は、以下の時間帯がおすすめです。

  • 元旦の早朝(6時〜9時頃)
  • 2日・3日の午前中
  • 2日・3日の夕方以降

分散参拝のすすめ

最近では、三が日を避けて松の内(1月7日まで)や1月中に参拝する「分散参拝」が推奨されています。混雑を避けてゆっくり参拝できるだけでなく、神社の負担軽減にもつながります。

岐阜三社参りで新年の願いを叶える

伊奈波神社(父)、金神社(母)、橿森神社(子)の三社を巡る「岐阜三社参り」は、江戸時代から続く伝統的な風習です。親子の絆を大切にする三柱の神様の力にあやかり、家族の幸せと円満を願う参拝として、多くの市民に親しまれています。

三社は比較的近い距離にあり、徒歩やバスで巡ることができます。おすすめのルートは、岐阜駅から近い金神社→橿森神社→伊奈波神社の順です。伊奈波神社参拝後は、岐阜公園や川原町の散策も楽しめます。

まとめ:2026年は岐阜市の神社で素敵な一年のスタートを

岐阜市には、1900年以上の歴史を持つ伊奈波神社をはじめ、金運招福の金神社、岐阜公園近くの岐阜大仏(正法寺)、家族の絆を祈る橿森神社、静かに祈りを捧げる岐阜護國神社など、魅力的な初詣スポットが数多くあります。

それぞれ異なるご利益や雰囲気を持つ神社ばかりですので、ご自身の願いや好みに合わせて選んでみてください。混雑を避けて落ち着いて参拝したい方は、穴場スポットや分散参拝もおすすめです。

2026年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、岐阜市の神社で心を込めて祈願しましょう。新しい年の幸運と健康を願う初詣で、素敵な一年のスタートを切ってください。

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