【2026】四国最強のおすすめ初詣スポットランキング

コラム

【2026】四国最強のおすすめ初詣スポットランキング

四国地方で新年を迎えるなら、この初詣スポット

四国地方には、歴史ある神社仏閣が数多く点在し、新年を迎える初詣には多くの参拝者が訪れます。2026年の初詣は、四国が誇る霊験あらたかな神社で新しい年の幸運を祈願してみませんか。

このページでは、四国4県(香川・徳島・愛媛・高知)から厳選した最強の初詣スポットを、参拝者数や歴史、ご利益などを基準にランキング形式でご紹介します。混雑状況やアクセス方法、初詣の行事情報など、2026年の初詣に役立つ最新情報をまとめました。

四国の初詣スポット・ランキングTOP7

第1位:金刀比羅宮(香川県琴平町)

金刀比羅宮
四国を代表する初詣スポットといえば、「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮です。正月三が日には約20万人もの参拝者が訪れ、参道の石段は人で埋め尽くされます。

参拝者数:正月三が日で約20万人

金刀比羅宮の基本情報

金刀比羅宮は香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社で、海の守護神として古くから全国の人々に信仰されています。御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)で、海上交通の安全はもちろん、五穀豊穣、商売繁盛、病気平癒、厄除開運など幅広いご利益があるとされています。

本宮までは785段、さらに奥社までは1,368段の石段があり、初詣期間中は多くの参拝者で賑わいます。石段を登りながらの参拝は体力を要しますが、その分ご利益も大きいといわれています。

2026年の初詣行事

  • 大晦日から元旦にかけては終夜参拝が可能
  • 1月10日:初十日祭(正月最大のお祭り)
  • 開運ぜんざいや開運長寿もち、開運甘酒の接待あり

混雑状況と参拝のコツ

正月三が日、特に元旦から1月3日の午前10時~午後3時は最も混雑します。混雑を避けたい場合は、早朝(午前7時前)や夕方以降、または1月4日以降の参拝がおすすめです。初詣期間中は石段が人で埋まるほど混雑するため、歩きやすい靴で参拝しましょう。

アクセス情報

JR土讃線琴平駅から徒歩約20分です。車の場合は高松自動車道善通寺ICから約10分ですが、カーナビの目的地は「JR琴平駅」に設定してください。金刀比羅宮に設定すると一般車両通行禁止の道を案内される可能性があります。初詣期間中は町内の有料駐車場を利用し、そこから徒歩でのアクセスとなります。

住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
電話:0877-75-2121
公式サイト:https://www.konpira.or.jp/

第2位:石鎚神社(愛媛県西条市)

石鎚神社
西日本最高峰・霊峰石鎚山(標高1,982m)を神体山とする石鎚神社は、正月三が日に約8万人が訪れる愛媛県有数の初詣スポットです。

参拝者数:正月三が日で約7~8万人

石鎚神社の基本情報

石鎚神社は口之宮本社、中宮成就社、頂上社、土小屋遥拝殿の四社から成り、初詣では主に口之宮本社への参拝となります。御祭神は石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)で、諸願成就の神様として知られ、特に家内安全、厄除開運、病気平癒、商売繁盛などのご利益があります。

標高約64mの丘陵地に位置する本社からは、瀬戸内海としまなみ海道を見渡すことができ、手入れの行き届いた境内は神聖な雰囲気に包まれています。

2026年の初詣行事

  • 12月31日23:45~:除夜祭
  • 1月1日0:00~:元旦祭(歳旦祭)
  • 元旦祭後:御神像拝戴神事(一人ひとりのお背中に御神像を拝戴する珍しい神事)
  • 巫女による「浦安の舞」と西田獅子舞保存会による「招福獅子舞」の奉納
  • 新春「招福あずきかゆ」の振る舞い(1,500食限定)
  • 招福縁起物の頒布

混雑状況と参拝のコツ

正月三が日は大変混雑し、国道11号線も渋滞します。臨時駐車場を含めて約450台分の駐車場が用意されますが、できるだけ早い時間帯の参拝がおすすめです。また、4日以降は比較的空いているため、混雑を避けたい方は三が日後の参拝も検討しましょう。

アクセス情報

JR予讃線伊予西条駅から車で約10分、または徒歩約30分です。車の場合は松山自動車道いよ西条ICから国道11号線を松山方面へ約8kmです。無料駐車場は通常約450台分ありますが、初詣期間中は臨時駐車場も開設されます。

住所:愛媛県西条市西田甲797
電話:0897-55-4044
公式サイト:https://ishizuchisan.jp/

第3位:大山祇神社(愛媛県今治市)

大山祇神社
しまなみ海道の大三島に鎮座する大山祇神社は、全国に約1万社ある山祇神社・三島神社の総本社として知られています。伊予国一宮として古くから信仰を集め、正月三が日には市内外から多くの参拝者が訪れます。

大山祇神社の基本情報

創建は約2,600年前とされ、御祭神は天照大神の兄神にあたる大山積大神です。山の神、海の神、武の神として崇敬され、源義経や源頼朝をはじめ多くの武将が武具を奉納したことでも知られています。宝物館には国宝8点、重要文化財を多数収蔵しており、「日本総鎮守」の号を下賜されています。

境内は天然記念物のクスノキの原生林に囲まれ、樹齢2,600年ともいわれる御神木の楠は圧倒的な存在感を放つパワースポットとして人気です。山林鉱山守護、航海安全、商売繁盛、縁結び、家内安全など幅広いご利益があります。

混雑状況と参拝のコツ

正月三が日は混雑しますが、瀬戸内海に浮かぶ島という立地のため、四国本土の神社に比べると比較的落ち着いた参拝が可能です。しまなみ海道を渡るドライブも楽しめるため、初詣と観光を兼ねた参拝もおすすめです。

アクセス情報

しまなみ海道・大三島ICから車で約10分です。公共交通機関の場合は、今治駅前または今治桟橋からバスで大三島まで約60分、大山祇神社前バス停下車すぐです。駐車場は境内周辺に数カ所あります。

住所:愛媛県今治市大三島町宮浦3327
電話:0897-82-0032
公式サイト:https://oomishimagu.jp/

第4位:土佐神社(高知県高知市)

土佐神社
土佐国一之宮として古くから信仰を集める土佐神社は、高知県で最も初詣参拝者が多い神社として知られています。地元では「しなねさま」の愛称で親しまれています。

土佐神社の基本情報

5世紀の創建と伝わる古社で、御祭神は味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)と一言主神(ひとことぬしのかみ)の二柱です。一言主神は「ひと言で物事を解決する」といわれる珍しい神様で、開運招福、厄除け、学業成就、縁結び、安産子育て、商売繁盛など幅広いご利益があります。

重要文化財に指定されている本殿・拝殿・幣殿は、左右に翼拝殿を設けた「入りとんぼ」という珍しい建築様式で、蜻蛉(とんぼ)をかたどった構造が特徴的です。樹齢数百年の杉や檜が鬱蒼と茂る境内は荘厳な雰囲気に包まれています。

2026年の初詣行事

  • 12月31日16:00~:大祓式(半年間の穢れを祓う行事)
  • 1月1日10:00~:歳旦祭(新年を寿ぐ祭典、巫女による浦安の舞の奉納あり)
  • 1月1日11:00~:居合奉納(清風館道場・洗心館道場による奉納)
  • 1月1日15:00~:神楽奉納(巫女四人舞「浦安の舞」)

混雑状況と参拝のコツ

正月三が日、特に元旦は大変混雑します。パワースポットとしても有名なため、開運のご利益を求める多くの参拝客が訪れます。車で訪れる場合は臨時駐車場が設置されますが、混雑を避けるため早朝参拝がおすすめです。

12月31日23:30~1月1日1:00、および1月1~3日の10:00~17:00は、本殿へ向かう参道が北行き一方通行になるため注意が必要です。

アクセス情報

JR土佐一宮駅から徒歩約15分です。高知駅からは路面電車とバスを乗り継いで約30分。車の場合は高知自動車道高知ICから約15分です。初詣期間中は臨時駐車場が設置されますが、詳細は公式サイトで確認してください。

住所:高知県高知市一宮しなね2-16-1
電話:088-845-1096
公式サイト:https://tosajinja.com/

第5位:総本山善通寺(香川県善通寺市)

総本山善通寺
弘法大師空海の誕生地として知られる善通寺は、四国八十八箇所霊場第75番札所であり、真言宗善通寺派の総本山です。初詣と併せて四国遍路の雰囲気も味わえる特別な場所です。

善通寺の基本情報

弘法大師空海が806年に父の菩提を弔うために建立した寺院で、京都の東寺、和歌山の高野山金剛峯寺とともに、弘法大師三大霊跡の一つに数えられています。境内は東院(伽藍)と西院(誕生院)に分かれ、国宝の金堂をはじめ多くの重要文化財を有しています。

家内安全、厄除け、学業成就、交通安全、商売繁盛など、様々なご利益を求めて参拝者が訪れます。特に弘法大師が誕生した地ということで、開運や学業成就のご利益が高いとされています。

混雑状況と参拝のコツ

正月三が日は混雑しますが、境内が広いため比較的ゆったりと参拝できます。四国八十八箇所の札所でもあるため、初詣とお遍路参りを兼ねて訪れる人も多く、独特の静謐な雰囲気があります。

アクセス情報

JR善通寺駅から徒歩約20分です。車の場合は高松自動車道善通寺ICから約10分。境内に無料駐車場があります。

住所:香川県善通寺市善通寺町3-3-1
電話:0877-62-0111
公式サイト:https://zentsuji.com/

第6位:椙本神社(高知県いの町)

椙本神社
創建1,200年を超える歴史を持つ椙本神社は、「いのの大国さま」の愛称で親しまれる土佐三大祭の一つ「大国祭」で有名な神社です。

椙本神社の基本情報

御祭神は大国主命、素戔嗚命、櫛稲田姫命で、清流仁淀川の守り神、土佐の福の神として信仰されています。商売繁盛、家内安全、縁結び、学業成就、福徳開運などのご利益があり、初詣には毎年多くの参拝者で賑わいます。

2026年の初詣行事

1月1~31日には新作干支のジャンボ絵馬が展示され、新年の祝賀ムードを盛り上げます。

アクセス情報

JR土讃線伊野駅から徒歩約15分、またはとさでん交通路面電車伊野駅から徒歩約10分です。車の場合は高知自動車道伊野ICから約5分です。

住所:高知県吾川郡いの町大内2896
電話:088-892-0069

第7位:剣山本宮劔神社・宝蔵石神社(徳島県美馬市)

剣山本宮劔神社・宝蔵石神社
四国第二の高峰・剣山(標高1,955m)に鎮座する神秘的な神社で、本格的な登山を伴う特別な初詣スポットです。

剣山本宮の基本情報

劔神社は登山口の見ノ越に、宝蔵石神社は剣山頂上付近(標高1,930m)に鎮座しています。御祭神は大山祇命で、縁結びと安産の信仰が特に強い神社です。平家の落人伝説が残る神秘的な地で、宝蔵石神社の裏手には安徳天皇の宝剣を納めたとされる巨大な磐座(いわくら)があります。

初詣の注意点

冬季(12月~3月)は積雪のため剣山登山は困難で、頂上の宝蔵石神社への参拝はできません。初詣では登山口の劔神社への参拝となります。4月以降の登山シーズンには、リフトまたは徒歩で山頂を目指すことができます。

アクセス情報

徳島自動車道美馬ICから国道438号線経由で約43km、車で約1時間20分です。登山口の見ノ越に無料駐車場(60~70台)があります。夏山シーズンは大変混雑するため、早朝の到着がおすすめです。

住所:徳島県美馬市木屋平字川上カケ1(宝蔵石神社)
公式サイト:https://www.tsurugisan.jp/

四国の初詣、ご利益別おすすめ神社

学業成就・合格祈願

潮江天満宮(高知市)は、高知県で最も初詣参拝者が多い神社の一つで、菅原道真公を祀る天満宮として学業成就や合格祈願で有名です。受験シーズンの初詣には特に多くの学生や保護者が訪れます。

海上安全・大漁祈願

金刀比羅宮大山祇神社は海の守護神として古くから漁師や船員の信仰を集めています。海上交通の安全や漁業の繁栄を祈願するならこの二社が最適です。

商売繁盛

金刀比羅宮椙本神社石鎚神社は商売繁盛のご利益で知られています。新年の商売繁盛を祈願する経営者や商店主の参拝が多く見られます。

縁結び・恋愛成就

大山祇神社の境外摂社である「鼻栗瀬戸大明神」は縁結びのご利益で知られています。また、剣山本宮劔神社も縁結びと安産の信仰が特に強い神社です。

厄除け・開運

土佐神社は開運招福のご利益が高く、石鎚神社は厄除開運で知られています。新年の厄除けや運気上昇を祈願する参拝者が多く訪れます。

四国の初詣、混雑を避けるための参拝時間帯

四国の主要な初詣スポットでは、以下の時間帯が特に混雑します。

最も混雑する時間帯

  • 12月31日23:00~1月1日3:00(カウントダウン参拝)
  • 1月1日10:00~15:00
  • 1月2~3日11:00~14:00

混雑を避けられる時間帯

  • 1月1日の早朝5:00~8:00
  • 1月1~3日の夕方16:00以降
  • 1月4日以降の平日

混雑を避けてゆっくり参拝したい方は、早朝の時間帯または三が日を過ぎてからの参拝がおすすめです。また、松の内(1月7日)までに参拝すれば初詣としての意味は変わりません。

四国の初詣、参拝マナーとお作法

神社での正しい参拝方法

  1. 鳥居をくぐる前に一礼する
  2. 参道は中央を避けて歩く(中央は神様の通り道)
  3. 手水舎で心身を清める
  4. 賽銭を静かに入れる
  5. 鈴を鳴らす(ある場合)
  6. 二礼二拍手一礼で参拝する
  7. 帰りも鳥居をくぐった後に一礼する

手水の作法

  1. 右手で柄杓を持ち、左手を清める
  2. 左手に持ち替えて右手を清める
  3. 再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ
  4. もう一度左手を清める
  5. 柄杓を立てて柄を洗い流す
  6. 柄杓を元の位置に伏せて置く

初詣の服装と持ち物

初詣に特別な服装の決まりはありませんが、神様へのご挨拶という意識を持って、清潔感のある服装を心がけましょう。金刀比羅宮や石鎚神社のように石段を多く登る神社では、歩きやすい靴を選ぶことが重要です。

また、冬の四国は地域によって気温差が大きいため、防寒対策も忘れずに。特に山間部の神社は平地より気温が低いため、温かい服装で参拝しましょう。

四国の初詣と四国八十八箇所霊場

四国といえば弘法大師空海ゆかりの四国八十八箇所霊場が有名です。初詣と併せて札所を参拝する「初遍路」も四国ならではの新年の過ごし方です。

第1番札所の霊山寺(徳島県鳴門市)や、弘法大師誕生の地である第75番札所の善通寺など、年始から多くの参拝者やお遍路さんで賑わいます。四国霊場の寺院では、お寺ならではの厳かな雰囲気の中で新年を迎えることができます。

四国の初詣、交通アクセスと駐車場情報

公共交通機関の利用

初詣期間中、主要な神社では臨時バスが運行されることがあります。特に金刀比羅宮や石鎚神社など参拝者の多い神社では、最寄り駅から神社への交通手段が充実しています。混雑が予想される場合は、公共交通機関の利用がおすすめです。

マイカーでのアクセス

車で参拝する場合、多くの神社で臨時駐車場が設けられますが、正月三が日は大変混雑します。特に金刀比羅宮周辺では交通規制が実施されることもあるため、時間に余裕を持った行動が必要です。

大山祇神社のようにしまなみ海道を渡る必要がある神社では、道中の景色も楽しめるドライブコースとなります。ただし、冬季は路面凍結の可能性もあるため、気象情報を確認して安全運転を心がけましょう。

2026年の初詣、四国で特別な新年を

四国の初詣スポットは、それぞれが豊かな歴史と独自の魅力を持っています。海の守護神として信仰される金刀比羅宮、霊峰石鎚山の麓に鎮座する石鎚神社、国宝や重要文化財を多数収蔵する大山祇神社、土佐国一之宮の土佐神社など、いずれも四国を代表する霊験あらたかな聖地です。

2026年の新しい年を迎えるにあたり、四国の神社仏閣で心を清め、一年の無事と幸福を祈願してみてはいかがでしょうか。このページで紹介した情報を参考に、あなたにぴったりの初詣スポットを見つけてください。

正月の穏やかな空気の中、長い石段を登りながらの参拝、瀬戸内海を望む境内での祈り、静寂な山中での参拝など、四国ならではの初詣体験があなたを待っています。2026年が素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

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ひまじのお参り

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