節分祭のイメージ

コラム

【2026】節分祭が有名な神社7選!それぞれの特徴も解説

2026年の節分祭とは?基本情報を解説

節分のイメージ
節分は、立春の前日にあたる日本の伝統行事です。
2026年の節分は2月3日(火)に行われます。

節分とは本来、立春・立夏・立秋・立冬という四季の分かれ目を指す言葉でした。
しかし現在では、旧暦の正月元旦に近い立春の前日を「節分」と呼ぶのが一般的になっています。
新年を迎えるにあたり、邪気を払い福を招くための大切な節目の日として、古くから日本人に親しまれてきました。

節分といえば「豆まき」が代表的な行事です。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまき、年の数だけ豆を食べることで、一年の無病息災を祈願します。
全国の神社仏閣では、この日に合わせて盛大な節分祭が開催され、多くの参拝者で賑わいます。

神社によって豆まきの掛け声や儀式の内容が異なり、それぞれに特色ある節分祭が楽しめるのも魅力のひとつです。
有名人や力士が参加する豆まき、伝統芸能の奉納、独特な追儺式など、各神社の個性が光る行事が繰り広げられます。

【京都】吉田神社の節分祭|室町時代から続く京都最大規模の節分行事

吉田神社

吉田神社の節分祭の特徴

吉田神社の節分祭は、室町時代から執り行われている京都を代表する節分行事です。
京都の表鬼門にあたる位置に鎮座する吉田神社では、節分の前後3日間にわたって盛大な行事が催されます。

2026年の開催日程は以下の通りです。

  • 2月2日(月):前日祭、疫神祭、追儺式
  • 2月3日(火):節分当日祭
  • 2月3日(火)深夜:火炉祭

最大の見どころは、2月2日18時から行われる追儺式です。
金色の四つ目を持つ方相氏が、盾と矛を手に青・赤・黄の三匹の鬼を退散させる迫力ある儀式が執り行われます。
古式ゆかしい装束に身を包んだ参加者たちが境内を練り歩く様子は、平安時代の宮中行事を彷彿とさせます。

2月3日の深夜23時からは、高さ5メートルもの巨大な火炉に浄火を点じて古神札を焼き上げる火炉祭が行われます。
この炎は参拝者に無病息災をもたらすとされ、多くの人々が炎を見守ります。

アクセス情報

京都市バス「京大正門前」下車、徒歩約5分。
節分期間中は約800の露店が立ち並び、大変混雑しますので、公共交通機関の利用をおすすめします。

【京都】八坂神社の節分祭|四花街の舞妓さんによる華やかな豆まき

京都の八坂神社

八坂神社の節分祭の特徴

八坂神社の節分祭は、京都ならではの華やかさが魅力です。
京都の四花街(祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町)による芸妓・舞妓さんの舞踊奉納が行われ、それぞれの奉納後には豆まきが実施されます。

2026年の開催予定は以下の通りです。

  • 2月2日(月)13時:先斗町歌舞会、14時:弥栄雅楽会、15時:宮川町歌舞会
  • 2月3日(火)11時:日本今様謌舞楽会、13時:祇園甲部歌舞会、15時:祇園東歌舞会
  • 両日16時:祇園商店街・四条繁栄会による豆まき

境内の舞殿では、艶やかな着物姿の舞妓さんたちが優雅な舞を披露した後、「福は内」の掛け声とともに豆をまきます。
舞楽や今様の奉納もあり、京都の伝統文化を存分に味わえる節分祭となっています。

祇園商店街や四条繁栄会による賑やかな豆まきも人気で、多くの観光客が福豆を求めて集まります。

アクセス情報

京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約5分、阪急電車「京都河原町」駅より徒歩約8分。

【京都】壬生寺の節分会|700年続く壬生狂言と炮烙奉納

京都の壬生寺

壬生寺の節分祭の特徴

壬生寺の節分会は、900余年の歴史を持つ由緒ある行事です。京都の裏鬼門に位置することから、白河天皇の発願により始められました。

壬生寺ならではの特徴は、炮烙(ほうらく)の奉納です。
炮烙という素焼きの皿に厄年や願い事を墨書きして奉納すると、厄除け・開運のご利益があるとされています。奉納された炮烙は、壬生狂言「炮烙割」の演目で割られます。

2026年の開催予定は以下の通りです。

  • 2月2日(月)・3日(火):17時~20時の毎時0分開始で壬生狂言「節分」を上演(無料)

壬生狂言は、セリフを使わず身振り手振りだけで表現する無言劇で、重要無形民俗文化財に指定されています。
節分の演目では「マメに働くことが大切」という教えが説かれます。

アクセス情報

阪急電車「大宮」駅より徒歩約10分、市バス「壬生寺道」下車、徒歩約3分。

【京都】廬山寺の節分会|迫力ある鬼おどりと鬼法楽

京都の廬山寺

廬山寺の節分祭の特徴

廬山寺の節分会は、鬼法楽という独特の儀式が見どころです。
平安時代に廬山寺の開祖・元三大師良源が護摩の力で悪鬼を退散させた故事にちなんで営まれる法会行事です。

2026年は2月3日(火)15時から鬼法楽(鬼おどり)が開催されます。
人間の三毒である「貪欲」「怒り」「愚痴」の化身とされる赤・青・黒の鬼が、足を踏み鳴らし踊りながら大師堂の堂内に侵入します。
しかし護摩の法力と追儺師の法弓によって退散させられるという、劇的な展開が繰り広げられます。

鬼が退散した後は、僧侶や福娘らによる豆まきが行われ、16時頃からは古札焼き式も実施されます。
節分限定の御朱印(書置き、有料)も授与されるため、御朱印収集をされている方にもおすすめです。

アクセス情報

京都市バス「府立医大病院前」下車、徒歩約3分。

【千葉】成田山新勝寺の節分会|大相撲力士と大河ドラマ出演者が参加

成田山新勝寺

成田山新勝寺の節分祭の特徴

成田山新勝寺の節分会は、全国屈指の規模を誇る節分行事です。
毎年、大相撲の力士やNHK大河ドラマ出演者などの著名人が「特別年男・年女」として参加し、大本堂前で盛大に豆まきを行います。

成田山新勝寺の豆まきには大きな特徴があります。それは「鬼は外」とは言わないことです。
御本尊・不動明王の慈悲の心が大きいため、邪悪な鬼でさえも改心してしまうという教えから、「福は内!福は内!」とのみ唱えます。

2026年の節分会は2月3日(火)に開催される見込みです。
特別追儺豆まき式は1日3回(第1回11時、第2回13時30分、第3回16時)実施されます。
2025年には横綱の豊昇龍さんや大関の大の里さん、前頭の髙安さん、遠藤さん、御嶽海さんなどが参加しました。

一般の方も参加できる「開運豆まき」(参加料が必要)では、御護摩祈祷と御本尊不動明王の御宝前での豆まきを体験できます。

アクセス情報

JR成田駅東口より徒歩約15分、京成成田駅西口より徒歩約20分。
節分会当日は大変混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。

【東京】浅草寺の節分会|江戸で初めて大々的に行った伝統行事

浅草寺の雷門

浅草寺の節分祭の特徴

浅草寺の節分会は、江戸で初めて節分行事を大々的に行ったことで知られる歴史ある行事です。
元禄時代から続く伝統があり、江戸名所図絵にもその規模の大きさが取り上げられています。

浅草寺の豆まきにも独特の掛け声があります。「観音さまの前には鬼はいない」という理由から、「鬼は外」とは言わず、「千秋万歳福は内」と発声します。

2026年は2月3日(火)に開催される予定です。
当日は一山の住職と選ばれた年男たちが伝法院から本堂まで練行列を行い、本堂東側に設けられた舞台から豆まきが実施されます。

節分会では、浅草寺三大寺舞のひとつである「福聚の舞(七福神の舞)」の奉演も行われます。
大黒天、恵比須、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の七福神が舞台上に現れ、観音さまの功徳を讃える優雅な舞が披露されます。

16時頃からは、浅草観光連盟主催による「浅草文化芸能人節分会」が開催され、浅草ゆかりの芸能人による豆まきが4回にわたって行われます。
歌舞伎役者や芸人の方が多く参加されるのが浅草寺の特徴です。

アクセス情報

東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線・つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩約5分。

【京都】松尾大社の節分祭|石見神楽と追難行事・鳴弦破魔弓神事

松尾大社

松尾大社の節分祭の特徴

松尾大社の節分祭は、石見神楽の奉納が最大の見どころです。
午前10時頃から、島根県益田市より毎年奉納される「種神楽」が執り行われます。

素戔嗚尊が八岐大蛇を退治する場面は圧巻で、迫力ある舞に多くの観客が見入ります。
祭神の大山咋神と素戔嗚尊が祖父神と孫神の関係にあることから、この特別な奉納が続けられています。

午後1時半からは節分祭の祭事が執り行われ、宮司による豆まきで疫鬼を払いながら本殿中門より拝殿に移動します。
その後、拝殿では宮司が弓を構えて弦を3回引き、「松尾の神に祈らむ梓弓 弦の音きけば悪魔退く」と和歌を唱えて疫鬼の退散を念ずる鳴弦破魔弓神事が行われます。

鳴弦破魔弓神事、四方奉射神事に引き続き、福男・福女による福豆まきが実施されます。
節分期間中は「幸運の福豆」(初穂料300円)が授与され、福豆を授与されると福引抽選券がいただけます。
節分祭当日の13時から17時まで境内で福引抽選会が開催されるのも楽しみのひとつです。

アクセス情報

阪急電車嵐山線「松尾大社」駅下車、徒歩約3分。市バス「松尾大社前」下車、徒歩約3分。

節分祭を楽しむためのポイント

POINT

混雑を避けるコツ

節分祭は全国的に人気の行事のため、当日は大変混雑します。
特に有名人が参加する豆まきの時間帯は、開始1時間前には現地に到着することをおすすめします。

京都の神社では、午前中の早い時間帯が比較的空いていることが多いです。
ゆっくり参拝したい方は、豆まきの時間を避けて訪れるとよいでしょう。

服装と持ち物

2月上旬の節分の時期は、まだ寒さが厳しい季節です。防寒対策をしっかりと行い、温かい服装でお出かけください。
屋外で長時間過ごすことになるため、使い捨てカイロやマフラー、手袋などがあると安心です。

豆まきに参加する場合は、福豆をキャッチするための小さな袋やビニール袋を持参すると便利です。
また、混雑時に備えて貴重品は身につけておくようにしましょう。

福豆の授与

各神社では、節分期間中に福豆が授与されます。豆まきでキャッチできなくても、授与所で購入できる場合がほとんどです。
福豆には厄除けや開運のご利益があるとされているため、お土産としてもおすすめです。

浅草寺の「節分・立春札」や壬生寺の炮烙など、各神社独自の授与品もありますので、ぜひチェックしてみてください。

公共交通機関の利用を

節分祭当日は参拝者が多く、周辺道路も混雑します。
また、交通規制が実施される神社もあるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

京都の神社巡りをする場合は、市バスや地下鉄の一日乗車券を購入すると便利でお得です。

まとめ:2026年は節分祭で福を授かろう

節分のイメージ
2026年の節分は2月3日(火)です。全国各地の神社では、それぞれに特色ある節分祭が開催されます。

京都では、吉田神社の追儺式と火炉祭、八坂神社の舞妓さんによる華やかな豆まき、壬生寺の壬生狂言と炮烙奉納、廬山寺の迫力ある鬼おどり、松尾大社の石見神楽など、伝統的な行事が目白押しです。

関東では、成田山新勝寺の大相撲力士と大河ドラマ出演者による豆まき、浅草寺の江戸情緒あふれる節分会が人気を集めています。

どの神社も歴史と伝統を重んじながら、独自の特色を持った節分祭を執り行っています。
邪気を払い、福を招くために、ぜひ2026年の節分は神社を訪れて、伝統行事を体験してみてください。

混雑を避けるためには早めの到着と公共交通機関の利用がポイントです。
防寒対策もしっかりと行い、福豆をキャッチして一年の幸運を掴みましょう。

節分祭で授かった福が、2026年を素晴らしい一年にしてくれるはずです。

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