【2026】青森県のおすすめ初詣7選|定番から穴場まで
2026年の初詣はどこに行こうか迷っていませんか?
青森県の初詣スポットは、歴史ある神社から絶景が楽しめる穴場スポットまで、魅力的な初詣スポットが数多く存在します。
この記事では、青森県で特におすすめの初詣スポット7選を、定番から穴場まで厳選してご紹介します。各神社・寺院のご利益、混雑時間、アクセス方法など、初詣に必要な情報を網羅的にまとめました。
1. 岩木山神社(いわきやまじんじゃ)|津軽の総鎮守で開運祈願

「お岩木さま」の愛称で親しまれる岩木山神社は、青森県弘前市に鎮座する津軽地方の総鎮守です。宝亀11年(780年)に岩木山山頂に創建されたと伝えられ、1200年以上の歴史を誇ります。
ご利益と特徴
主祭神は顕国魂神で、国土安泰・五穀豊穣・開運招福など、あらゆる願い事が叶う開運福の神様として知られています。現在の社殿は江戸時代に弘前藩主によって建立されたもので、本殿・拝殿・楼門など多くが国の重要文化財に指定されています。
境内は杉並木と清らかな水に囲まれ、厳かな雰囲気が漂います。毎年旧暦8月1日に行われる「お山参詣」は、白装束の参詣者が岩木山を目指す伝統行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
2026年初詣の混雑状況
初詣には毎年7万人以上の参拝者が訪れます。社頭には温泉旅館が立ち並び、参拝後に温泉を楽しむこともできます。
- 混雑ピーク:1月1日0時~2時頃、1日中は待ち時間あり
- 参拝期間:2026年1月1日~3日を中心に終日参拝可能
- おすすめ時間:早朝または夕方以降の時間帯
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県弘前市百沢字寺沢27 |
| 電車 | JR弘前駅からバスで約40分 |
| 車 | 東北自動車道大鰐弘前ICから約30分 |
| 駐車場 | あり(無料) |
2. 善知鳥神社(うとうじんじゃ)|青森市発祥の地で厄除け祈願

青森市の中心部にある善知鳥神社は、奈良時代に創建されたと伝わる歴史ある神社です。允恭天皇の御世に善知鳥中納言安方がこの地を治め、宗像三女神を祀ったのが始まりとされています。
ご利益と特徴
主祭神は宗像三女神(多紀理毘売命・市寸島比売命・多岐都比売命)で、家内安全・交通安全・漁業守護・商売繁盛・国家鎮護などのご利益があります。坂上田村麻呂の東北遠征の大同2年(807年)に再建され、寛永18年(1641年)には青森総鎮守の社となりました。
境内には「龍神水」と呼ばれる湧水や池があり、神秘的な雰囲気に満ちたパワースポットとして知られています。深い緑に囲まれながらも青森市内の繁華街近くにあり、アクセスの良さも魅力です。
2026年初詣の混雑状況
1月1日0時には多くの人出で賑わいます。青森市発祥の地として崇敬を集めており、地元の方々にも親しまれています。
- 混雑ピーク:1月1日0時前後、11時~15時
- お守り授与時間:1月1日0時~19時、2日8時30分~18時30分、3日8時30分~18時
- おすすめ時間:早朝4時~9時頃または夕方以降
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市安方2-7-18 |
| 電車 | JR青森駅から徒歩10分 |
| 駐車場 | あり |
3. 櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)|国宝の鎧を所蔵する南部の総鎮守

櫛引八幡宮は、八戸市櫛引に鎮座し、鎌倉時代末期に南部光行が甲斐より八幡神を勧請したのが始まりとされる由緒ある神社です。南部藩ゆかりの総鎮守として、古くから多くの信仰を集めています。
ご利益と特徴
主祭神は誉田別尊(応神天皇)で、勝運・商売繁盛・縁結びなどのご利益があります。国宝館には「菊一文字の鎧兜」として有名な国宝・赤糸威鎧と白糸威褄取鎧が収蔵・展示されており、大鎧の最高傑作といわれています。
境内には樹齢数百年を数える杉のご神木などの老巨木が立ち並び、荘厳な雰囲気に心が落ち着きます。江戸時代前期の社殿形式を伝える貴重な遺構として、国の重要文化財に指定された本殿も見どころです。
2026年初詣の混雑状況
正月には10万人余りが訪れ、参拝客が長蛇の列を作ります。午前0時ちょうどに新年を告げる大太鼓が打ち鳴らされ、元旦祭が執り行われます。
- 混雑ピーク:1月1日0時前後、日中全般
- 参拝期間:2026年1月1日~3日
- おすすめ時間:早朝または夕方以降
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県八戸市八幡字八幡丁3 |
| 電車 | JR本八戸駅からバスで約15分 |
| 車 | 八戸自動車道八戸ICから約15分 |
| 駐車場 | あり(無料) |
4. 昭和大仏青龍寺(しょうわだいぶつせいりゅうじ)|日本最大の青銅大日如来像

昭和59年に造立された日本一の青銅座像の大日如来像が鎮座する真言宗智山派の寺院です。高さ21.35メートルの大仏は圧倒的な存在感を放ち、多くの参拝者を魅了します。
ご利益と特徴
秘仏として文殊菩薩、如意輪観音、歓喜天、牛頭天王、猫突不動明王、五智如来、青面金剛など多数を安置。厄除け・学業成就・縁結び・安産子育て・無病息災・交通安全など、あらゆる願いに対応するご利益があります。
正月三が日には毎年6万人以上の人出で賑わい、一年間の無事息災、開運吉祥など、所願成就を祈願する新年特別護摩が執り行われます。五重塔や護摩堂など見どころも豊富です。
2026年初詣の混雑状況
12月31日~1月3日は終日混雑します。修正会や元朝祈願など特別な行事も行われます。
- 混雑ピーク:12月31日~1月3日終日(1月2日以降は夜間10時以降閉館予定)
- 修正会:2026年1月1日0時~0時30分(本堂にて)
- 元朝祈願:2026年1月1日0時30分頃~(護摩堂にて)
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市桑原字山崎45 |
| 電車 | JR青森駅からバスで約30分 |
| 車 | 青森自動車道青森中央ICから約15分 |
| 駐車場 | あり(無料・大型バス可) |
| 拝観料 | 境内無料(桜祭り・ねぷた祭り・菊と紅葉祭り時期は大人500円) |
5. 廣田神社(ひろたじんじゃ)|全国唯一の病厄除守護神

一切の厄・病気・災難を祓い除ける全国唯一の病厄除守護神として信仰を集める神社です。一条天皇の御代(996年)に藤原実方により外ヶ浜貝森村に創建されました。
ご利益と特徴
青森開拓の一大恩人である進藤庄兵衛正次の神霊を祀り、病厄除け・厄除け・災難除けのご利益があります。天明4年に疫病が流行した際、徳川将軍の命令により送付された疫災鎮定の神札を奉祀し祈願したところ病魔が退散したという由緒があります。
青森市の中心部、県庁や市役所からも近く、アクセスが非常に良好です。青森らしくリンゴが浮いた手水舎や、デザイン性の高いお守り、青森の形をした御朱印なども人気を集めています。
2026年初詣の混雑状況
厄除けや初詣で多くの参拝者が訪れます。正月限定の御朱印なども授与されます。
- 参拝時間:終日参拝可能
- 授与所:8時30分~16時30分
- 御祈祷:9時/11時/14時/16時
- 休務日:水曜日(正月三が日は除く)
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市長島2-13-5 |
| 電車 | JR青森駅から徒歩15分、JR新青森駅から車20分 |
| 駐車場 | あり(2台程度、近隣に有料駐車場あり) |
6. 猿賀神社(さるかじんじゃ)|津軽一代様巡りの起点

坂上田村麻呂が「神蛇宮」として建立したと伝わる猿賀神社は、平川市に鎮座し、約16,000坪の広さを誇る由緒ある神社です。津軽地方独特の風習「津軽一代様」の起点として知られています。
ご利益と特徴
主祭神は上毛野君田道命で、農漁業・交通守護・邪気祓・眼の守護など多彩なご利益があります。本殿は青森県重宝に指定され、辰・巳年生まれの守護神としても信仰が篤い神社です。
境内は自然に囲まれ、特に鏡ヶ池は絶好の散策スポット。津軽一代様すべてが安置されている神宮寺も隣接しており、干支が違っても家族やグループで一度に参拝できるのが特徴です。
2026年初詣の混雑状況
正月三が日には多くの参拝者が訪れ、北海道や東北一円から眼の守護を願う方々も集まります。
- 参拝期間:2026年1月1日~3日を中心に終日参拝可能
- 交通規制:12月31日午後11時~1月1日午前3時まで車両進入禁止
- 元旦祈祷:1月1日(要事前予約、御札郵送対応)
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県平川市猿賀石林175 |
| 電車 | 弘南鉄道弘南線津軽尾上駅から徒歩15分 |
| 車 | 東北自動車道黒石ICから約10分 |
| 駐車場 | あり(猿賀公園内駐車場利用、約30台・無料) |
| 参拝時間 | 9時~16時 |
7. 蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)|金運上昇のパワースポット

蕪島の「蕪(かぶ)」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「かぶ」が上がるご利益があると言われる八戸市の神社です。国指定天然記念物のウミネコ繁殖地に鎮座しています。
ご利益と特徴
主祭神は市杵嶋姫命(弁財天)で、商売繁盛・金運上昇・漁業安全・財運・厄除け・縁結びなどのご利益があります。「かぶあがりひょうたん御守」が人気で、投資家や経営者からも厚い信仰を集めています。
2015年の火災により社殿が全焼しましたが、2020年3月に約5年の歳月をかけて再建。ウミネコが羽ばたく様子を表現した屋根や、吹き抜け天井の龍の天井画など、随所に工夫が凝らされた美しい社殿となっています。
2026年初詣の混雑状況
正月には全国や海外からの参拝客が訪れます。12月31日23時30分からは「蕪嶋干支花火」も打ち上げられます。
- 参拝期間:2026年1月1日~3日
- 拝観時間:9時~16時
- おすすめ:太平洋の初日の出と初詣を兼ねた早朝参拝
アクセス情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 住所 | 青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2 |
| 電車 | JR八戸線鮫駅から徒歩15分 |
| 車 | 八戸駅から30分、八戸自動車道八戸ICから25分 |
| バス | 種差海岸遊覧バスうみねこ号「蕪島海浜公園」下車 |
| 駐車場 | あり(無料・広い駐車スペース、大型バス可) |
青森県の初詣基礎知識
初詣の期間はいつまで?
初詣に明確な期限はありませんが、一般的には正月三が日(1月1日~3日)、または松の内(1月7日まで、地域によっては1月15日まで)に参拝するのが慣習とされています。
青森の初詣で注意すべきこと
- 防寒対策:青森の冬は厳しく、雪も多いため、暖かい服装と滑りにくい靴を着用
- 交通規制:多くの神社で12月31日深夜~1月1日早朝は車両進入規制あり
- 混雑時間:元旦0時前後と日中11時~15時は特に混雑するため、早朝や夕方がおすすめ
- 駐車場:人気スポットは駐車場が満車になることも多いため、公共交通機関の利用も検討
津軽一代様とは
津軽地方独特の風習で、自分の生まれた年の干支の守り本尊「一代様」を祀る寺社を参拝します。
初詣だけでなく、受験、就職、出産などの人生の節目にも参拝する習慣があります。
神宮寺では12の干支すべての一代様が安置されているため、家族で一度に参拝できます。
まとめ|2026年青森県の初詣を楽しもう
青森県には、歴史ある神社から独自のご利益を持つ穴場スポットまで、多彩な初詣スポットが揃っています。
定番の岩木山神社や善知鳥神社、櫛引八幡宮では荘厳な雰囲気の中で新年の祈願ができます。日本最大の青銅大日如来像がある昭和大仏青龍寺や、全国唯一の病厄除守護神として知られる廣田神社も見逃せません。
津軽一代様巡りの起点となる猿賀神社、金運上昇のパワースポットとして人気の蕪嶋神社など、それぞれ特色あるご利益があります。
青森ならではの厳冬の景色、屋台グルメ、幻想的な雪景色も初詣の醍醐味です。2026年の初詣は、この記事を参考に、目的に合った神社を選んで充実した新年のスタートを切りましょう。
防寒対策をしっかりして、青森の初詣を存分にお楽しみください。