【2026】名古屋のおすすめ初詣5選｜定番から穴場まで

名古屋の初詣で2026年を迎えよう

2026年の新年は名古屋で初詣に出かけませんか？
三種の神器が祀られる格式高い神社から、商店街の賑わいを楽しめる寺院まで、名古屋には魅力的な初詣スポットが揃っています。

本記事では、定番の人気スポットから穴場まで、名古屋でおすすめの初詣スポット5選を厳選してご紹介します。
混雑情報やアクセス方法、ご利益についても詳しく解説しますので、2026年の初詣の参考にしてください。

1. 熱田神宮｜愛知県最大の初詣スポット

熱田神宮は、名古屋を代表する初詣スポットです。三種の神器の一つである草薙神剣（くさなぎのみつるぎ）をご神体として祀り、約1900年の歴史を持つ由緒ある神社として知られています。三が日の参拝者数は約230万人から300万人にのぼり、愛知県内で最も多くの参拝者を集める初詣スポットとなっています。

熱田神宮の基本情報

アクセス方法

熱田神宮へのアクセスは公共交通機関の利用が断然おすすめです。名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約3分、JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約8分と、複数の駅からアクセス可能です。地下鉄名城線「伝馬町駅」または「神宮西駅」からも徒歩約7分でアクセスできます。

車でのアクセスを検討されている方にご注意いただきたいのが、12月31日夜から1月5日までの期間は、熱田神宮の全駐車場が利用できなくなる点です。また、周辺道路では交通規制が実施されるため、この期間は公共交通機関のご利用を強くおすすめします。

混雑状況と混雑回避のポイント

熱田神宮で最も混雑するのは、大晦日の夜11時から元旦の午前3時頃までです。この時間帯には1～2時間の待ち時間が発生することもあります。また、三が日は午前10時から午後3時頃まで混雑が続きます。

混雑を避けたい方には、元旦の早朝（午前4時～7時）や三が日の夕方以降（午後5時以降）の参拝がおすすめです。また、1月4日以降は比較的落ち着いて参拝できます。松の内（1月7日まで）に参拝すれば、初詣としてのご利益も十分に得られます。

初詣行事

2026年1月1日午前5時から歳旦祭が執り行われます。また、1月5日の午前0時からは商売繁盛を願う「初えびす」が開催され、境内は多くの参拝者で賑わいます。1月15日には歩射神事も行われる予定です。

2. 大須観音｜商店街散策も楽しめる人気スポット

大須観音は、正式には「北野山真福寺寶生院（しんぷくじほうしょういん）」といい、日本三大観音の一つに数えられる格式高い寺院です。地元の方々から親しみを込めて「観音さん」と呼ばれ、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。三が日には約30～50万人が初詣に訪れる人気スポットです。

大須観音の基本情報

アクセス方法

大須観音へのアクセスは非常に便利です。名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音駅」2番出口を出ればすぐ目の前に本堂があります。名古屋駅からは地下鉄東山線で「伏見駅」または桜通線で「丸の内駅」まで行き、鶴舞線に乗り換えて「大須観音駅」で下車します。

周辺には大須商店街が広がっており、元旦からほとんどの店舗が営業しています。そのため、初詣と合わせて食べ歩きやショッピングも楽しめるのが大須観音の大きな魅力です。

混雑状況と混雑回避のポイント

大須観音の混雑のピークは、元旦の午前10時から午後5時頃までです。特に正午から午後3時頃までは、本堂前で数十分の待ち時間が発生することもあります。境内が比較的コンパクトなため、参拝の列が境内の外にまで伸びることもあります。

混雑を避けるなら、元旦の早朝（午前5～7時）や三が日の夕方以降（午後5時以降）がおすすめです。大須商店街の店舗が開く前の早朝は、比較的スムーズに参拝できます。

初詣行事と楽しみ方

2026年1月1日から3日まで、午前10時から午後5時まで新春開運初祈祷会が開催される予定です（変更の可能性があるため、事前にご確認ください）。

大須観音の初詣の最大の魅力は、参拝後の大須商店街散策です。約1,200店舗が軒を連ねる商店街では、名古屋名物の味噌煮込みうどんや台湾唐揚げ、タピオカドリンクなど、多様なグルメを楽しめます。初詣と食べ歩きをセットで楽しめるのが、大須観音ならではの魅力といえるでしょう。

3. 成田山名古屋別院大聖寺｜交通安全祈願で有名

成田山名古屋別院大聖寺は、千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の別院で、「犬山成田山」の通称で親しまれています。小高い山の上に建つ朱塗りの本堂が目印で、境内からは広大な濃尾平野を一望できる絶景スポットとしても知られています。

成田山名古屋別院大聖寺の基本情報

アクセス方法

名鉄犬山線「犬山遊園駅」から徒歩約7～15分でアクセスできます。本堂まで階段を登る必要がありますが、その分、眺望の良さは格別です。広い無料駐車場も完備されていますが、正月三が日は駐車場までの道が渋滞するため、時間に余裕を持った参拝をおすすめします。

交通安全祈願の聖地

成田山名古屋別院大聖寺は、特に交通安全のご利益で知られています。名古屋鉄道グループが中心となって創建に携わった経緯もあり、名鉄の車両や名鉄バスの運転席付近には、本寺の交通安全のお守りが据え付けられています。自動車のご祈祷は毎日午前7時から午後5時30分まで30分毎に受け付けており、多くのドライバーが訪れています。

初詣行事

2026年1月1日午前0時から新春元朝特別大護摩供が本堂で執り行われます。また、1月1日から5日までは本堂でのご祈祷時間が午前0時から午後6時までと拡大され、6日以降は通常通り午前7時から午後3時までとなる予定です。

4. 山田天満宮｜学業成就と金運招来のパワースポット

山田天満宮は、340年以上の歴史を持つ名古屋三大天満宮の一つです。学問の神様である菅原道真公を祀っており、毎年多くの受験生が学業成就のご利益を求めて訪れます。境内には金神社（こがねじんじゃ）と御嶽神社も鎮座しており、一度の参拝で三つの神社を巡ることができる特別なスポットです。

山田天満宮の基本情報

アクセス方法

JR中央線・地下鉄名城線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとライン「大曽根駅」から北へ徒歩約7分でアクセスできます。国道19号線沿いに位置しており、車でのアクセスも可能ですが、初詣期間は混雑が予想されるため公共交通機関の利用がおすすめです。

三つの神社を一度に参拝

山田天満宮の境内には、金運招来で知られる「金神社（こがねじんじゃ）」と縁結びのご利益がある「御嶽神社」も鎮座しています。金神社では東海地方では数少ない「銭洗い（黄金洗い）」ができ、洗ったお金を大切に使うことで金運が上昇するといわれています。一か所で学業成就、金運招来、縁結びの三つのご利益を授かれる、まさに一石三鳥のパワースポットです。

混雑状況と特別行事

大晦日や三が日は混雑しますが、熱田神宮や大須観音と比べると比較的落ち着いて参拝できます。混雑を避けたい場合は、1月4日以降もしくは早朝や夕方以降の参拝がおすすめです。

毎年1月25日には「うそ替え神事」という特別な神事が執り行われます。木彫りの鷽（うそ）を参拝者同士で交換し合うことで、一年の災いを幸せに替えて幸運を招くとされる伝統行事です。御神梅酒の振る舞いもあり、地元の方々に親しまれています。

5. 晴明神社｜陰陽師ゆかりの穴場スポット

名古屋市千種区にある晴明神社は、平安時代の陰陽師・安倍晴明公を祀る神社です。京都の晴明神社ほど知名度は高くありませんが、地元では厄除けや開運のご利益で知られる穴場の初詣スポットとして人気があります。

晴明神社の基本情報

アクセス方法

地下鉄東山線「覚王山駅」から徒歩約15分、または名城線「自由ヶ丘駅」から徒歩約12分でアクセスできます。住宅街の中にひっそりと佇む静かな神社で、大規模な初詣スポットのような混雑を避けてゆっくりと参拝したい方におすすめです。

穴場の魅力

晴明神社の最大の魅力は、混雑を避けて落ち着いた雰囲気の中で参拝できることです。有名な初詣スポットのような長時間の待ち時間もなく、ゆっくりと新年のご挨拶をすることができます。陰陽師・安倍晴明公にちなんだ五芒星（ごぼうせい）のお守りや御朱印も人気で、スピリチュアルなパワーを感じられるスポットとして注目されています。

近隣には覚王山商店街もあり、参拝後にカフェやレストランで一息つくこともできます。人混みを避けて静かに新年を迎えたい方や、パワースポット巡りが好きな方には特におすすめの初詣スポットです。

名古屋の初詣を快適に楽しむためのポイント

公共交通機関の活用がおすすめ

名古屋市内の主要な初詣スポットは、いずれも公共交通機関でアクセスしやすい立地にあります。特に熱田神宮では初詣期間中に駐車場が閉鎖され、周辺道路でも交通規制が実施されるため、地下鉄や名鉄、JRの利用が断然便利です。

名古屋市営地下鉄では大晦日に終夜運転が実施される予定です（30分間隔で運行）。元旦の早朝から参拝したい方も安心してアクセスできます。

防寒対策をしっかりと

名古屋の1月は寒さが厳しく、特に早朝や夜間の参拝時には十分な防寒対策が必要です。カイロや手袋、マフラーなどを用意して、暖かい服装でお出かけください。混雑する時間帯には長時間屋外で待つことになる可能性もあるため、防寒対策は必須です。

お賽銭用の小銭を準備

初詣では小銭が必要になります。特に5円玉（ご縁）や50円玉は人気があり、参拝前に用意しておくとスムーズです。境内の屋台や授与所でも現金が必要になることが多いため、事前に両替しておくことをおすすめします。

混雑を避けるタイミング

どの初詣スポットでも、大晦日の深夜から元旦の午前3時頃まで、そして三が日の午前10時から午後3時頃までが最も混雑します。混雑を避けたい方には、元旦の早朝（午前4時～7時）、三が日の夕方以降（午後5時以降）、または1月4日以降の参拝がおすすめです。

松の内（1月7日まで）に参拝すれば初詣としてのご利益は十分にありますので、無理に三が日に参拝する必要はありません。自分のペースでゆっくりと参拝することが、良い一年のスタートにつながるでしょう。

まとめ｜2026年は名古屋で素敵な初詣を

名古屋には、格式高い熱田神宮から商店街散策も楽しめる大須観音、交通安全で有名な成田山名古屋別院大聖寺、学業成就と金運招来の山田天満宮、そして穴場の晴明神社まで、多彩な初詣スポットが揃っています。それぞれに異なる魅力とご利益があるため、自分の願いや目的に合わせて選ぶことができます。

2026年の初詣は、本記事でご紹介した情報を参考に、混雑を避けながら快適に参拝してください。公共交通機関を活用し、防寒対策をしっかりと行い、お賽銭用の小銭も準備しておけば、きっと素晴らしい新年のスタートを切ることができるでしょう。

新しい年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。名古屋での初詣が、2026年の幸運の扉を開く特別な時間となりますように。